桜project 第5話『刺客者』

—朱雀神社—

ハルナ「おはよー。」

結希『おはようだぜ！』

真希『今日はぶっ放してこなかったのね。』

ハルナ「？？？」

？『真希さーん結希さん！』

結希『その声はナツメだぜ？』

ナツメ『はい。おはようございます。早朝で悪いんですが”末路の社”に来て貰いませんか？！』

結希『その様子だと異変が起きたんだぜ？』

ナツメ『図星ですね……今夏菜が大変何です！』

真希『分かった。今すぐ行くわハルナも着いて来て！』

ハルナ「？分かった。」

—末路の社—
夏菜『はあ…はあ。虹符「ムゲンノロード」！….……き、きりがない。』

ハルナ「創符『ミスト=雷地獄』！」

真希『夢符「夢幻ノ阿弥陀極楽」！』

夏菜『！真希！来てくれたのね！？』

結希『私もいるぜ。恋符「マスター・ブレイジング」！』

ナツメ『水符「アクア=メモリアル」！』

夏菜『狂符「デス・フォース」！』

ハルナ「すごい数……そうだ！アレを使う時だ！……剣符『伝説ノヌラクモ』…」

真希『霊符「ムゲンノカナタ」！……って、何よアレ！？』

夏菜『あ、アレは一体…。』

ハルナ「幻符『ヌラクモノ刃』！…………これで終わったね。皆んな大丈夫？』

結希『またスゲーもん出しやがって、お前ホントに何者なんだぜ…。』

真希『本当に何者よアンタ…。』

夏菜『それより皆んなありがとう。特にハルナ…。』

ハルナ「まだ名乗ってませんよ？」

ナツメ『夏菜様は未来が見える程度の能力です。そして私は水を操る程度の能力です。本当にありがとうございます。』

ハルナ「襲って来たアレって…。」

夏菜『さあ？私にも分からないわ。自己紹介がまだだったわね。私は”水野夏菜”。そっちが私の弟子”夂木ナツメ”よ。』

ハルナ「よろしく。私は戸山ハルナ昨日幻想入りして来たばかり。」

夏菜『中に入って頂戴。お礼がしたいわ。』

ハルナ「は、はい。」