ゾンビになって生き返ったので 復讐してやる
47話「いちばんのクズは、永遠の苦痛の刑に処す」
こいつには、スペシャルな拷問を味わわせてあげよう。元の世界・この世界ともにこの大西雄介にはいちばん害された。痛めつけられた。俺に激しい憎悪を抱かせた。たくさん不快な思いをさせられてきた。
この男だけは、絶対にすぐに殺してはいけない。俺にちょっかいをかけたことだけじゃない、生まれたことすら後悔させなければ、な!
大西に近づくにつれて、自然に口角が吊り上がり、笑い声も勝手に出てきていた。これから起こす殺人ショーのことを思うと、楽しみでしかたない。
水魔法で大西の頭部大の巨大なシャボン玉を出現させ、頭をその中に入れさせる。中にはもちろん水があり、大西は溺れる。
「ごがぼぼっ!?あがぼがぁ!!」
溺れたことで意識を取り戻したが、突然溺れてしまっているこの状況にパニックに陥る。
目を覚ましてくれたので、シャボン玉を解除する。全身水浸しになり、雰囲気イケメンですら無くなったただのクソモブ面になったゴミクズ大西は、俺を睨みつける。
キモい顔だったので、雷電魔法を出す。火力は最小限に。水を伝って感電させる。
「ぐああああああああっ!!!」
冷めた目で感電に苦しむ大西を見下す。そういや、こいつは学校では髪型を授業中でさえ気にしていたな。なら、まずはその大事な髪を無くそうか。
炎を帯びた手で大西の髪を掴む。あえて半分だけ掴んで、左側の髪を燃やす。すると、何の奇跡か、大西の頭の左部分がバーコードはげみたいになっていて、俺は大爆笑した。
「ああああああ!!俺の髪がぁ!!?」
「ぶっははははは!!この状況で髪の心配するとか、どんだけ大事だったのさww学校にいた時からホントに好きな!?自分の髪がさぁwww」
重力魔法で大西を浮かび上がらせる。この魔法を極めたら、気圧も自在に操れるらしい。それを利用して大西の顔以外の体を締め付ける。骨が軋むくらいの強度で締め付けられ、大西はまたもみっともない声をあげるが、今度はどうにか耐えて、俺に憎悪の目を向けながら言葉を絞り出すように発声する。
「お、前が、いなけれ、ば!俺はっ!快適な学校生活を!過ごせたんだ!!目障りだったんだよ!!存在が鬱陶しくて、いなくなればいいのにとっ!!
あの時、モンストールごと消えてくれてどれだけ愉快だったか!?なのに、何でこうなってる!?ハズレ者の分際で、俺をこんな目に遭わせてんじゃねーよぉ!!死んだなら、地獄へ行けよさっさとぉ!!!」
学校での鬱憤、俺がこうしていることに対する怒り全てを吐き出した。対する俺は、鼻でフッと嘲笑し、静かに言い返す。
「気が合うなぁ。俺も、お前みたいなクソゴミクズさえいなければ、もう少しマシな学校生活ができたんだろうし、この世界で惨めな思いはしなかったんだろうし。
ああ、全部テメーが悪い。存在そのものが俺にとって害だ。有害な菌だ。駆除しなきゃいけない害虫だ。
だから、ここで俺が全て終わらせてやるよ。十二分に苦しませてからなぁ!!」
俺は手を大西の前にかざし、魔法を唱える。
「暗黒魔法『絶え間のない拷問』!」
初めて暗黒魔法を使う。暗黒魔法は、闇属性の魔法だ。この属性は直接攻撃というより、幻術や拷問を主とする精神攻撃系の魔法だ。心を壊すことに特化した魔法は珍しいものらしい。
そして、今まさにうってつけの魔法だ。俺の復讐にぴったりな魔法だ。
「今俺が唱えた魔法は、幻術の類のもので、俺が思い描く通りのシチュエーションをお前に体験させられることができる。拷問や死の瞬間などだ。安心しろ。この魔法で死ぬことはない。死ぬような思いはするがな。」
そう言った直後、大西が突然激痛に苦しむ様子を見せた。
「あ...!?ぎ、あああああああああ!!!痛い痛い痛いいいいいぃ...!!」
今こいつが体験しているのは、体が巨大な歯車に巻き込まれて胴体が千切れるような状況だ。神経が焼き切れるような激痛が大西を襲っている。ただし、死ぬことはない。意識を失くすことすらない。ただ苦痛を味わうだけの鬼畜魔法だ。まさに闇魔法と呼ぶに相応しいぜ。
「次は...。細胞1つ1つがプチプチって潰される拷問にするか。」
手を叩くと、大西が見ていた景色が変わり、磔の状態になった。しばらくして、大西の耳からは、何かプチッ...プチッ...と潰れる音が聞こえてくる。それが自分の体から起こっていると気付いたのと尋常ではない激痛が走ったのはほぼ同時だった。
「うぎゃああああああ!!いやだいやだいやだぁあああああ!!壊れていく...!俺の体が少しずつ壊れていくぅぅ!」
涙を流して身を捩らせている無様な大西を見て俺はゲラゲラ嗤う。おかしくてたまらない。愉快でたまらない。最高に良い気分だ!
それから、揚げ物料理みたいに油がたっぷり入った巨大な揚げ物鍋の中でジュージューと揚げる拷問、巨大なミキサーで体をバラバラにされる拷問、怪物2匹に四肢を引っ張られて、千切れる寸前の状態が延々と続く拷問、硫酸たっぷりの水槽に閉じ込めて、体がジュウジュウ溶けていき、溶けきる前に全回復してまた同じように繰り返す拷問、などなど。
即興で思いついた、あらゆる拷問シチュエーションを体験させた。
「あ...あああ、あ...。」
大西はもう廃人になる直前だ。心が壊れてしまっては、復讐にならない。まぁ、今ここでこのゴミクズには死んでもらうが、死んで「はいおしまい」にはならない。この魔法の真に恐ろしいところは、また別にある。
いったん拷問を解除して大西の首を掴み上げる。
「あ、が...!」
「よぉ、正気に戻って何よりだ。どうだった?堪能してくれたか?俺が用意した最高の拷問を。理解してくれたか?俺がどれだけテメーを苦しませたくおもっていたかを。ブチ殺してやりたいかを...!」
徐々に締め上げる力を強める。ミシミシと音を立てていく。あと少し力を入れれば、骨がへし折れる。
だがここで、大西が何か言おうとしているので、一応聴覚を集中させる。
「...お前は、人間じゃねぇよ...。人間の皮を被った何かだ...。俺たちでもここまではしねぇよ。こんなことを笑いながら平然とやっているお前は...ただの化け物だぁ!!」
力を振り絞って出した言葉が、お前は人間じゃねぇ発言かよ。どうせ最期だ。返事くらいしてやるか。
「お前らが...そうさせたんだぞ?お前らが俺の倫理観や良心といったものを消して、箍を外させたんだ。ま、もともとこういう人間だったことは認めるよ。
で?今のが最期の言葉で良いのか?だったら、俺からとっておきのプレゼントをくれてやるよ。」
ニタァと歪んだ笑みを浮かべる俺を見て青ざめた顔を見せる大西を見据えて続きを言う。
「今お前にかけている魔法な。一度かけられた奴は、死んでからもあの拷問を体験し続けることになっているんだ。死んで終わりだなんて、そうはさせると思ったか?
お前は、死んでなおも俺の拷問で永遠に苦しみ続けるんだよぉ!」
死ねば全てが終わると誰かが言った。が、おれはそうは思わない。暗黒魔法を極めると、生きている人間だけではなく、死者の魂にも攻撃ができるようになる。この魔法は、対象を殺した後も苦しめ続けることができる。
某忍者漫画にも、死神の腹の中に魂を封印してその中で永遠に苦しませるといった技があったが、それに近いものだ。
それを聞いた瞬間、大西の顔がこれまでにないくらい歪む。それは恐怖からきているものだ。涙を流し、真っ青になった顔をぶんぶん振る。
そして、かすれるように呟く。
「タ、ス、ケ―「だーめっ!☆」―っ........」
最後の言葉が出る直前、力を入れて首をへし折った。だらんと力なく項垂れるただの肉塊へとなり果て、ただの燃える粗大ゴミとなった大西を適当に放り捨てる。
「じゃあな。最悪で絶望的な夢を永遠に見続けてくれ、元クラスメイトよ。」
そう言い残し、俺はこの殺戮現場をあとにする。
ついにクラスメイトに復讐できた。それも絶対に殺したい奴らをはじめに殺すことができた。
「鈴木、安藤、片上、山本、そして大西。まずは必ず殺したいあのゴミどもに復讐ができたぞ...。幸先いい復讐の幕開けだ。ふ、ふふふ…」
笑いが止まらない。体がとても軽くなった気分だ。俺にとって死ぬべきゴミ人間をこの手で殺すということがどれだけスカッとすることか。
死んで復活してこんな最高の日がくるとは!
だが、まだ始まったばかりだ。残りのクラスメイトとこの国の王族、特にあの王子と国王だけは絶対に苦しめてぶち殺す!
「待っていろ。すぐに全員地獄に落としに行くからなぁ!!」
ここにはいない復讐相手どもに向けて、狂気の笑みを浮かべながら叫んだ。
この男だけは、絶対にすぐに殺してはいけない。俺にちょっかいをかけたことだけじゃない、生まれたことすら後悔させなければ、な!
大西に近づくにつれて、自然に口角が吊り上がり、笑い声も勝手に出てきていた。これから起こす殺人ショーのことを思うと、楽しみでしかたない。
水魔法で大西の頭部大の巨大なシャボン玉を出現させ、頭をその中に入れさせる。中にはもちろん水があり、大西は溺れる。
「ごがぼぼっ!?あがぼがぁ!!」
溺れたことで意識を取り戻したが、突然溺れてしまっているこの状況にパニックに陥る。
目を覚ましてくれたので、シャボン玉を解除する。全身水浸しになり、雰囲気イケメンですら無くなったただのクソモブ面になったゴミクズ大西は、俺を睨みつける。
キモい顔だったので、雷電魔法を出す。火力は最小限に。水を伝って感電させる。
「ぐああああああああっ!!!」
冷めた目で感電に苦しむ大西を見下す。そういや、こいつは学校では髪型を授業中でさえ気にしていたな。なら、まずはその大事な髪を無くそうか。
炎を帯びた手で大西の髪を掴む。あえて半分だけ掴んで、左側の髪を燃やす。すると、何の奇跡か、大西の頭の左部分がバーコードはげみたいになっていて、俺は大爆笑した。
「ああああああ!!俺の髪がぁ!!?」
「ぶっははははは!!この状況で髪の心配するとか、どんだけ大事だったのさww学校にいた時からホントに好きな!?自分の髪がさぁwww」
重力魔法で大西を浮かび上がらせる。この魔法を極めたら、気圧も自在に操れるらしい。それを利用して大西の顔以外の体を締め付ける。骨が軋むくらいの強度で締め付けられ、大西はまたもみっともない声をあげるが、今度はどうにか耐えて、俺に憎悪の目を向けながら言葉を絞り出すように発声する。
「お、前が、いなけれ、ば!俺はっ!快適な学校生活を!過ごせたんだ!!目障りだったんだよ!!存在が鬱陶しくて、いなくなればいいのにとっ!!
あの時、モンストールごと消えてくれてどれだけ愉快だったか!?なのに、何でこうなってる!?ハズレ者の分際で、俺をこんな目に遭わせてんじゃねーよぉ!!死んだなら、地獄へ行けよさっさとぉ!!!」
学校での鬱憤、俺がこうしていることに対する怒り全てを吐き出した。対する俺は、鼻でフッと嘲笑し、静かに言い返す。
「気が合うなぁ。俺も、お前みたいなクソゴミクズさえいなければ、もう少しマシな学校生活ができたんだろうし、この世界で惨めな思いはしなかったんだろうし。
ああ、全部テメーが悪い。存在そのものが俺にとって害だ。有害な菌だ。駆除しなきゃいけない害虫だ。
だから、ここで俺が全て終わらせてやるよ。十二分に苦しませてからなぁ!!」
俺は手を大西の前にかざし、魔法を唱える。
「暗黒魔法『絶え間のない拷問』!」
初めて暗黒魔法を使う。暗黒魔法は、闇属性の魔法だ。この属性は直接攻撃というより、幻術や拷問を主とする精神攻撃系の魔法だ。心を壊すことに特化した魔法は珍しいものらしい。
そして、今まさにうってつけの魔法だ。俺の復讐にぴったりな魔法だ。
「今俺が唱えた魔法は、幻術の類のもので、俺が思い描く通りのシチュエーションをお前に体験させられることができる。拷問や死の瞬間などだ。安心しろ。この魔法で死ぬことはない。死ぬような思いはするがな。」
そう言った直後、大西が突然激痛に苦しむ様子を見せた。
「あ...!?ぎ、あああああああああ!!!痛い痛い痛いいいいいぃ...!!」
今こいつが体験しているのは、体が巨大な歯車に巻き込まれて胴体が千切れるような状況だ。神経が焼き切れるような激痛が大西を襲っている。ただし、死ぬことはない。意識を失くすことすらない。ただ苦痛を味わうだけの鬼畜魔法だ。まさに闇魔法と呼ぶに相応しいぜ。
「次は...。細胞1つ1つがプチプチって潰される拷問にするか。」
手を叩くと、大西が見ていた景色が変わり、磔の状態になった。しばらくして、大西の耳からは、何かプチッ...プチッ...と潰れる音が聞こえてくる。それが自分の体から起こっていると気付いたのと尋常ではない激痛が走ったのはほぼ同時だった。
「うぎゃああああああ!!いやだいやだいやだぁあああああ!!壊れていく...!俺の体が少しずつ壊れていくぅぅ!」
涙を流して身を捩らせている無様な大西を見て俺はゲラゲラ嗤う。おかしくてたまらない。愉快でたまらない。最高に良い気分だ!
それから、揚げ物料理みたいに油がたっぷり入った巨大な揚げ物鍋の中でジュージューと揚げる拷問、巨大なミキサーで体をバラバラにされる拷問、怪物2匹に四肢を引っ張られて、千切れる寸前の状態が延々と続く拷問、硫酸たっぷりの水槽に閉じ込めて、体がジュウジュウ溶けていき、溶けきる前に全回復してまた同じように繰り返す拷問、などなど。
即興で思いついた、あらゆる拷問シチュエーションを体験させた。
「あ...あああ、あ...。」
大西はもう廃人になる直前だ。心が壊れてしまっては、復讐にならない。まぁ、今ここでこのゴミクズには死んでもらうが、死んで「はいおしまい」にはならない。この魔法の真に恐ろしいところは、また別にある。
いったん拷問を解除して大西の首を掴み上げる。
「あ、が...!」
「よぉ、正気に戻って何よりだ。どうだった?堪能してくれたか?俺が用意した最高の拷問を。理解してくれたか?俺がどれだけテメーを苦しませたくおもっていたかを。ブチ殺してやりたいかを...!」
徐々に締め上げる力を強める。ミシミシと音を立てていく。あと少し力を入れれば、骨がへし折れる。
だがここで、大西が何か言おうとしているので、一応聴覚を集中させる。
「...お前は、人間じゃねぇよ...。人間の皮を被った何かだ...。俺たちでもここまではしねぇよ。こんなことを笑いながら平然とやっているお前は...ただの化け物だぁ!!」
力を振り絞って出した言葉が、お前は人間じゃねぇ発言かよ。どうせ最期だ。返事くらいしてやるか。
「お前らが...そうさせたんだぞ?お前らが俺の倫理観や良心といったものを消して、箍を外させたんだ。ま、もともとこういう人間だったことは認めるよ。
で?今のが最期の言葉で良いのか?だったら、俺からとっておきのプレゼントをくれてやるよ。」
ニタァと歪んだ笑みを浮かべる俺を見て青ざめた顔を見せる大西を見据えて続きを言う。
「今お前にかけている魔法な。一度かけられた奴は、死んでからもあの拷問を体験し続けることになっているんだ。死んで終わりだなんて、そうはさせると思ったか?
お前は、死んでなおも俺の拷問で永遠に苦しみ続けるんだよぉ!」
死ねば全てが終わると誰かが言った。が、おれはそうは思わない。暗黒魔法を極めると、生きている人間だけではなく、死者の魂にも攻撃ができるようになる。この魔法は、対象を殺した後も苦しめ続けることができる。
某忍者漫画にも、死神の腹の中に魂を封印してその中で永遠に苦しませるといった技があったが、それに近いものだ。
それを聞いた瞬間、大西の顔がこれまでにないくらい歪む。それは恐怖からきているものだ。涙を流し、真っ青になった顔をぶんぶん振る。
そして、かすれるように呟く。
「タ、ス、ケ―「だーめっ!☆」―っ........」
最後の言葉が出る直前、力を入れて首をへし折った。だらんと力なく項垂れるただの肉塊へとなり果て、ただの燃える粗大ゴミとなった大西を適当に放り捨てる。
「じゃあな。最悪で絶望的な夢を永遠に見続けてくれ、元クラスメイトよ。」
そう言い残し、俺はこの殺戮現場をあとにする。
ついにクラスメイトに復讐できた。それも絶対に殺したい奴らをはじめに殺すことができた。
「鈴木、安藤、片上、山本、そして大西。まずは必ず殺したいあのゴミどもに復讐ができたぞ...。幸先いい復讐の幕開けだ。ふ、ふふふ…」
笑いが止まらない。体がとても軽くなった気分だ。俺にとって死ぬべきゴミ人間をこの手で殺すということがどれだけスカッとすることか。
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ふースッキリした。