はぐれ者たちの生活

ゔぁれっじ

朝が来る

はぐれ者メンバーの邪神父の話。




朝目が覚めてまず確認するのは、死天使様がいらっしゃるかどうかだ。

私たちは一度死んだ身ではあるものの、私たちの全てである死天使様が居なくなってしまう、あの感覚はもう味わいたくはなかった。

今日も同じ部屋で穏やかに息をしていらっしゃる。
それだけでどうしようもなく嬉しさを覚えてしまう。
無事に今日が来たことを心から感謝をする。

同じ部屋で寝ていた兄弟は私の身じろぎする音で目が覚めたようで、眉を顰めて不機嫌さを表していた。
そんな兄弟に、私は苦笑いを浮かべた。

兄弟は音に敏感だ。
もともと耳はいい方だったが、
さらにそれを求められる環境に私が置いてしまったのが原因ではある。

そろり、と音を立てずに起きた兄弟は猫のように死天使様が寝ていらっしゃるベッドの側により、その中に潜り込んだ。

一緒に二度寝をするつもりだろう。
仕方ない、と軽くため息をついた。
死天使様はきっと許してくださるだろう。

朝日が部屋を明るく照らす。
時計は7時を刺そうとしていた。

みんな各々に起きてくるだろう。
そしてまた、平和な1日が始まる。

さて、今日は何をしようか。

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