恋に運ばれて

アオハチ

秘密

 「2人はなんで一緒にいるの?」そう言われた2人はポカンとしている。
 「ごめん、言い方が悪かったかな。えっと......2人はどうして仲良くなったの?なんか気が合わなそうだなって思ってたの」葵は下を向いて言い直した。
 「あ、そういう事か」2人は理解したようだった。「葵、誰にも言わないって約束できる?」今度は葵がポカンとしたが少し間を空けてからうん。と頷いた。

 「私ね実は、今の田中美結は作り物なの。今の私の性格は本当の私のじゃないんだ。......私ね中学の時、ある友達を虐めてたの。自分を守るためにみんなに混じって友達を傷つけたの。そしたらバチが当たったんだと思う。今度は私が虐められるようになったんだ。それで、居場所がなかった私を助けてくれたのが未來だったの。あの時の未來はかっこよくて神様に感じた」「そんなことは言わなくていい」と本人からツッコミが入る。「ごめんごめん。んで、新しい自分になろうと思って高校から性格を変えてみてるの。だから、未來とは今では仲のいい友達なのですよ。それから、これからは葵も仲のいい友達になるんだよ!」葵は笑顔で「うん!」と返事をした。
 「そろそろ寝るか?明日起きれなくなるぞ」時計はもうすぐ0時になろうとしていた。「そうだね。明日も元気よく遊ぶために寝よう!」「うん」

 そして3人は布団に入り目を閉じた。
 「「「おやすみ」」」

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く