恋に運ばれて

アオハチ

集合!!

もう、急ぐ必要もなくなり2人は普通に歩いている。
 さっき時間を見た時に来ていたメールは伊織からで、流石にもう待てないらしく担任の先生が送ってくれるらしいとのこと。説教お疲れさまですという余計なことも添えてある。はぁ、だりぃ......

「ほんとっ誰かさんのおかげで怒られるじゃねぇかよ。ったく、せめて横断歩道までにしときゃ間に合ったのによ」何を言っても自分が正しいような態度で言い訳をしくる。「困ってる人がいたんだから助けたくなるじゃん。それが普通でしょ当たり前でしょ!」
「お前、嘘つくならもっとマシなこと言えよな」少し冗談を混ぜたつもりだったが当の本人はすごく怒りだした。「私は助けられるよりも誰かを助けたいの」なんかすごい熱いやつなのかこいつ。「知らねぇよそんなの。それはお前の目標だろ、人を巻き込むな。それに臨機応変に対応しろっつってんの」みるみる田中の顔は膨れていき「うるさい!バーカ」そうゆうと田中は早足で歩いていった。

それから会話(ケンカ)はなく学校に着いたら先生が当たり前のように怒っていて呆れていた。とりあえず乗れと言われ先生の車に乗り、目的地に着くまでにしっかりと説教された。

 目的地に着き、まずは教頭に怒られジャージに着替えてやっとみんなのところに行けた。
 「やっと揃ったな!って言いたいけど、なにリーダーと副リーダーが揃って遅刻してんだよバカ!」 「すいませんでした」一応みんなにも謝り、やっと6人が集合した。

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