140文字のお話

みず

『太っ腹なランプの精』

「百年も前は私も人間だった」

元人間のランプの精は三つと言わず、いくつでも願いを叶えてくれた。

不老不死に札束の海、可愛い女の子にも囲まれて。

豪華なディナーにワインをごくり。

おまけに願いを叶える力まで譲り受けてしまった。


目が覚めた時にはランプの中で。

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