王寺様の嫁さがし
学園長室
朝の騒動でざわめきがまだ収まらない劉翔学園。
その騒ぎの原因の二人はやっと学園長室の前まできた。
さっきから薫を遠めから見ている女子の人数がやばすぎる。
遠くからでもかっこいいとかイケメンとか誰なんだろうと聞こえてくる。
それだけならいいが、横の豚はだれ?なんで一緒にいるの?キモいなど心に言葉の暴力が突き刺さる。
「薫。お前と転入したの間違えたかもね。悪い意味で目立ってるわ。」
ジトメで薫を見る。
「そんなこと言っても仕方ないでしょ若。あれは不可抗力っす。あと会社にいたときは自分が今の若のポジションだったので気持ちはわからなくもないっす。」
そう耳元で囁く薫だったがそれも逆効果だったらしくまわりの女子から、あの豚私達の王子様になにするの?とかあとでボコるとか言ってる。ヤバイ。
「なんかサポートで薫と一緒に来たの失敗だったかな~」
ポロっとそんなこと言ってしまったものだから薫が涙目になりシュンとしてしまう。
慌てて弁解しても許してというか立ち直ってくれない。
そんな薫から一言
「じゃあ今度の休みどこかいこうよ。じゃないと泣く。」
「わかった!わかったよ!」
その薫からの天然発言でまたまわりの女子から殺傷対象に認定されたのだった。
そして、やっと学園長室に入った。
そこには見た目は30代いや20代と言ってもおかしくないタイトスーツを着た女性が座っていた。
久しぶりだと言おうとしたら薫に先を越された。
薫
「え!?お母さん!!!?勤務地ここだったの?」
薫の驚いた顔を満足気に見つめそのあとこっちへ近づき深々と頭を下げた。
「ご無沙汰しております社長。」
顔を上げ椿潤子は微笑んだ。
譲
「久しぶりだね。あと今は社長じゃないのでよろしく。」
薫
「だからどうしてここにいるのってきいてるっす!無視しないでほしいっす!」
説明を求める薫をまたもやスルーし話を潤子は続けた。
潤子
「わかりました。でわ実さん。事情は会長から仰せつかっています。私もma-skの開発者として携われていただこうと思います。」
なるほどね。要は実験結果というかデータをみたいのね。
譲
「さすがプロフェッサー椿と言われるだけはあるね。どうせじいちゃんに頼み込んだんでしょ?じいちゃんも潤子さんには弱いからな~」
いつもニコニコしてるけど妙に気迫というか威圧感があるんだよな~。
潤子
「さすが譲ちゃんはわかってるわね。薫は疎すぎ天然すぎ。」
薫
「天然って関係ないと思うっす…」
本人は睨んでるようだが、頬を膨らませたり逆に可愛らしと潤子は見ているようだ。
潤子
「さ、それじゃあ話はこれくらいにして行きましょうか!」
譲
「教室にかい?学園長はそのままでもいいんじゃないの?」
潤子
「?何を言ってるんですか譲ちゃん?私も今日が初日なの!だから全校集会やるからそれで転入生も自己紹介ね♥️」
譲
「え?」
そういえば今思い出した。薫の天然は母親譲りだということを。
その騒ぎの原因の二人はやっと学園長室の前まできた。
さっきから薫を遠めから見ている女子の人数がやばすぎる。
遠くからでもかっこいいとかイケメンとか誰なんだろうと聞こえてくる。
それだけならいいが、横の豚はだれ?なんで一緒にいるの?キモいなど心に言葉の暴力が突き刺さる。
「薫。お前と転入したの間違えたかもね。悪い意味で目立ってるわ。」
ジトメで薫を見る。
「そんなこと言っても仕方ないでしょ若。あれは不可抗力っす。あと会社にいたときは自分が今の若のポジションだったので気持ちはわからなくもないっす。」
そう耳元で囁く薫だったがそれも逆効果だったらしくまわりの女子から、あの豚私達の王子様になにするの?とかあとでボコるとか言ってる。ヤバイ。
「なんかサポートで薫と一緒に来たの失敗だったかな~」
ポロっとそんなこと言ってしまったものだから薫が涙目になりシュンとしてしまう。
慌てて弁解しても許してというか立ち直ってくれない。
そんな薫から一言
「じゃあ今度の休みどこかいこうよ。じゃないと泣く。」
「わかった!わかったよ!」
その薫からの天然発言でまたまわりの女子から殺傷対象に認定されたのだった。
そして、やっと学園長室に入った。
そこには見た目は30代いや20代と言ってもおかしくないタイトスーツを着た女性が座っていた。
久しぶりだと言おうとしたら薫に先を越された。
薫
「え!?お母さん!!!?勤務地ここだったの?」
薫の驚いた顔を満足気に見つめそのあとこっちへ近づき深々と頭を下げた。
「ご無沙汰しております社長。」
顔を上げ椿潤子は微笑んだ。
譲
「久しぶりだね。あと今は社長じゃないのでよろしく。」
薫
「だからどうしてここにいるのってきいてるっす!無視しないでほしいっす!」
説明を求める薫をまたもやスルーし話を潤子は続けた。
潤子
「わかりました。でわ実さん。事情は会長から仰せつかっています。私もma-skの開発者として携われていただこうと思います。」
なるほどね。要は実験結果というかデータをみたいのね。
譲
「さすがプロフェッサー椿と言われるだけはあるね。どうせじいちゃんに頼み込んだんでしょ?じいちゃんも潤子さんには弱いからな~」
いつもニコニコしてるけど妙に気迫というか威圧感があるんだよな~。
潤子
「さすが譲ちゃんはわかってるわね。薫は疎すぎ天然すぎ。」
薫
「天然って関係ないと思うっす…」
本人は睨んでるようだが、頬を膨らませたり逆に可愛らしと潤子は見ているようだ。
潤子
「さ、それじゃあ話はこれくらいにして行きましょうか!」
譲
「教室にかい?学園長はそのままでもいいんじゃないの?」
潤子
「?何を言ってるんですか譲ちゃん?私も今日が初日なの!だから全校集会やるからそれで転入生も自己紹介ね♥️」
譲
「え?」
そういえば今思い出した。薫の天然は母親譲りだということを。
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