異世界の錬金術

cicada

第七話 明日一限ないからもうちょっと起きる

「そこのお嬢ちゃん!!手助けするからおデートしない!!!」

ぽか~ん。誰もがあり得ないものを見るような目で、俺を見ている。なんかめざめそう。

「なんでもいい、やつらを蹴散らしてくれるならのう!!」

「おっけー!!いくぜ、ついにこいつが抜く時が来たなぁ!!!」

空間魔法で、異次元から俺の作品を取り出す。

「起動!!マナバスター!!!」

キュイイイイイン!!!

「自動照準!敵対勢力!!」

『Targetting complete ready to fire』

「かませぇ!!!!」

どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどど!!!!

銃口からマナ弾が射出され、あらぬ方向へ飛んでいく。

「へへへ、どこをねらっている!」

「お前らの脳天だよ。」

しかし、マナ弾は軌道を変え、でっかいおっさんたちの脳天に吸い込まれていく。

バチィ!バチバチィ!!!

「スタンモードだぜ!!!気絶しているだけだから早く縛っちまいな!!!」

しーん。全員あっけにとられている。しかし、状況は3秒で理解できたようだ。

「「「お、…おおおおおおお!!!勝ったぞおおおお!!!!」」」

俺が使った武器は、マナバスター。今までほぼ空気だった錬金スキルを使って作った魔法銃である。錬金スキルは、相応の魔力を支払い想像通りのアイテムを作成できるのだ。最強スキルである。

最初は、ガチの黒色火薬を使って実弾銃を作ってやろうと思ったが、テンプレだと戦争に発展するのがオチだからやめてやったぜ。

「ふう、いい仕事しますわぁ。俺ぇ。さて、帰るか。」

ちっさいおっさん達がでっかいおっさん達を縛り始めている。俺はもう必要ないだろう。

「まてぃ、そこの者ぅ待たんかぁ。」

さっきの幼女である。

「我らのピンチを救ってくれた救世主をそのまま帰すわけにはいかん!さっき言っておった、でぇと?とやらでも何でもしようではないかぁ!」

ん?今なんでもするって言った?

「あー、いやさっきのは適当に言ったっていうか。そんなに深く考えずに言っただけだから別に何もいらんよ。」

「む、そういうわけにはいかん。姫を救った英雄は褒美を与えられるのが世の常じゃ。」

「あ、あぁそう?じゃあ、別のことにしとこうかなぁ~なんて…。」

「そうか、では、貴殿と家族を我が王国の宮殿へと招待しよう。国王から直接、褒美をもらうとよいぞ。」

「え、待って。我が王国って。まさか?!」

「自己紹介がまだじゃったのう。我が名は、ナナ・ロック・ドウブリオン。ドワーフ王国の第二王女じゃ。」

「ええええええええええ!!!!」

ちょっと思ったけど、ヒロインが一年に一回くらいのペースで現れてますね。ハーレムルートきたぁぁぁぁぁぁぁ。












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