異世界の錬金術

cicada

第四話 提出物出さなくてもテストでいい点とればいい

いい気分だぜぇ!!!!ふうううううう!!!!

今俺は真夜中の森を駆け抜けている。今の俺の年齢は4才だ。ステータスはこんな感じ。

名前 アーク
種族 人間
性別 男
Lv 10
経験値 15/74
HP 1289/1302
MP 15024/30284
力  828
防御 98
魔力 1058
敏捷 302
器用 12075

スキル
錬金 風魔法 火魔法 水魔法 土魔法 空間魔法 雷魔法 気候魔法 制御魔法
 制御補助魔法

この一年でアークは、トレーニングとレベルアップの関係を利用したステ上げによって化け物じみた存在になっていた。もはや、A級冒険者パーティとタイマンをはれるほどに…。

俺が今、こんな森の中で何をしているかというと、トレーニングだ。さすがに、4才のトレーニングメニューではないため、深夜に隠れて行っているのだ。トレーニングといってもほんの30分程度で終わるので、寝床から抜け出してもバレはしない。

さて、トレーニングに移ろうか、まずは垂直飛び10000m、着地とともに本来ならクレーターができるはずだが、土魔法で鋼鉄程度の強度になっているので膝までつかる程度である。これを60回。

次にランニング、一周100kmのルートを見つけてあるので一周一分の10周

最後に、魔法のトレーニングだが、これは空間魔法で海洋上まで行かないと危険である。各属性の極大魔法をぶっ放して終わりだ。一時的に海から海水が無くなるがすぐにまた流れ込むから大丈夫だろう。

さて、トレーニングも終わったことだし、帰ってぐっすりと行きますかぁ。

俺は空間魔法でワームホールを開き、家に帰る。両親に気づかれないようにゆっくり扉を開ける。

ん?なんだか家の気配がおかしい。誰か、家族以外に誰かいる。この家には両親と二人の妹しかいないはずだ。そうそう、俺にも妹ができました。0才の双子ちゃんで天使みたいにかわいいのですよぉ~。

そんな可愛い妹がいるこの家に泥棒でも入っていたら一大事である。すぐさまに排除しなければ。

雷魔法の応用で人間の生体電位を感知し、レーダーのように使うことができる俺のオリジナル魔法「索敵」を発動する。

リビングに家族以外の生体反応が2つ。やはり物盗りのようだ。少し懲らしめてやろう。


『アースバインド』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「え!?、きゃあああ!!」

なに?女?強気で行くつもりだったが、ここはプラン変更だ。クール系で行こう。

「ず、ずいぶんかわいい泥棒さんだなぁ。」

どもってしまった。あぁ~恥ずかしいぃ~。恰好なんてつけるんじゃなかった。

「くぅん…。」

「おい、放せよ、このガキ!」

ん?待て!この耳!このしっぽ!

「ケモミミキターーーーーーーーーーー!!!!」

間違いない二人は犬のケモミミさんだぁ!おとうさんぼくこれほしい!

「おい、どうしたんだぁ!!アーク!!」

どたどたと父親ベイクと母親メイが二階の寝室から降りてくる。しまった、この展開を考えれなかったのは、まがいなりにも初戦闘で興奮していたからだ。こんなミスをするなんて、このままでは俺の能力がバレてしまう。腹をくくるしかないのだろうか。

「こ、これは一体どういうことなんだ…アーク。」

ええとぉ、どう説明すればいいのかぁ…ええい、こうなったら!

「どろぼー、つかまえた。」

何も知らない天才児作戦!!!今ならまだ土魔法の天才というだけで済むはずだ!

「アークちゃん、これアークちゃんがやったの!!」

「うん。」

「もう!いけません!アークちゃんは男の子なんだから女の子に乱暴しちゃいけないの!!」

「え?いや、泥棒…」

「わかった?!」

「あ、はい。」

母親は親バカってやつなのか?









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