〜転生した少年は、この世界を生きる〜 〔勇者もめんどくさくなったので、ただの冒険者始よっかな〜〕

Mr.たい焼き娘

#16 桁違いの力《USSSランク》




俺たちはなぜかいきなり、ギルマスの部屋へと連行された。え、やっぱり水晶の機械壊しちゃったから?あれいくらするんだろ…というか、宿代払うだけでも大変なのに、

俺が頭の中でそんなの思考を回転させていると、

『マナト様、ユリ様、ギルドマスターがお越しになりました。』


俺は固唾を飲んでそのギルマスとやらを待っていると、ケモ耳のすらっとした女性が入ってきた。

『こんにちは、君たちが例の2人か…』

「ギルマスさん、先程は水晶の機械を壊してしまいまして…すみません…」

『ん?あぁ、そんなことか、全然弁償とか言わないから大丈夫だよ。それよりも問題なのは君たちのステータスだ。ユリさんはAランクだったね。』

『は、はいそうです!』

『それで…君はSSSランク以上ってことだね』

SSSランク?限界って、SSSまでじゃなかったっけ?というか、こんなステータスだったら勇者むき出しだよな、

『SSSランクで限界なのに、それ以上ってなんですか?』

「人数が君を含めて過去、2人しかいなかったからね、あまり世には名前が浸透しなかったんだよ。その名もUSSSランクウルトラスーパースーパースーパーだ!」



頭にウルトラって付けただけじゃない、


『まぁ,そういうことだ。君には、このプラチナのギルドカードを贈呈しよう。ギルドないでは上下関係が大切だから、君がユリちゃんを守ってあげるんだよ?』

「は、はい。わかりました」

『ところでひとつ聞きたい…君たち2人は勇者なのだろう?』

「は、はい。そうです」

『じゃあ、あの噂は本当かな?』

俺と由莉は、手前のテーブルを叩き、
『「違います!!」』

『そうか、なら君たちを信頼しよう、嘘をついていない臭いがするよ』

「は、はぁ…?」


『よし、じゃあ今日はこれでいいよ。これからもギルドをよろしく。私の名前はカリーヤ・ナタリーランスだ。以後よろしくな』





俺たちは、その日


『ねぇ、真斗くん…今日はクエストやめない?』

「うん、俺も考えてた。」



ということで本日はデート

『…なるべく早く…計画スタートしなくちゃ…だね』由莉

「そうだな、でもアリーシアを助けてからどうするか、しっかり考えないといけないし、金もないからな。俺らで頑張って稼ぐぞ!」

『うん!頑張って行こー!』由莉

やっぱり俺にはこの笑顔が必要だったのかもしれないな、
この笑顔を守るためにもしっかりしないと

『じゃあ、どこいこっか?』由莉

「んー、どうする?もちろん映画なんてないし…あ、武器屋行きたいんだけど…いいかな?」

『武器屋?いいよ、真斗くんの行きたいとこならどこでも』由莉

あー、もう死んでもいいわ、


俺たちは恥ずかしながら、手を繋いで大通りを歩いて行った。

5分後…


「ここか、」
『ここですね…』

俺たちの目の前には、いかにも武器屋って言う感じのお店がある。
看板には、グロンの武器屋と書いてある。


俺は恐る恐るその扉を開けると、

『お、いらっしゃい!グロンの武器屋へようこそ!』

そこには武器屋に似合わない長耳エルフ少女が出迎えてくれた。
綺麗な白い肌に凛とした可愛い少女だ。

『「………」』


『お、お客様?だ、大丈夫ですか!?』

『貴女一人でやってるんですか?』由莉

『はい。そうです。自信作もあるのでどうぞみていってください!』



どれどれ、俺は片手剣のコーナを見てみると、銅貨3枚から銀貨5枚くらいまでと言った。見た限りリーズナブルな値段だった。

「ちょっと、これ安くないですか?」

『はい、だいぶ安く提供しています…』

あ、やっぱりそういうことか…
すなわち…

「あんまり…お客さんこないの?」

『…はい…、おっしゃる通りです。』

『ちょ、真斗くん…失礼じゃない?』

『いいんですよ?確かに売れないのは事実ですし…私はハーフエルフですし、この町…この国では忌み嫌われているんです…』


ハーフエルフだったのか…
確かにアリーシアに聞いたことがあったな…

『私はただ、剣を打ちたい、武器を作りたい。そしてそれを使って欲しい。そしてありがとうって言って欲しいだけなんです…』

「だから、お店を開いて…待ってるのか…」

俺がそう彼女に聞くと、小さく首を縦に振った。
そっか…こんな話聞いたらほっとけないよな、


俺は、鑑定スキルで1番使いやすく強い武器をひとつ手に取って彼女に言うことにした。

「これを貰うよ、」

『いいんですか!?えっと、銀貨一枚です。』

俺は財布から銀貨を取り出し、彼女に渡した。

『ま、毎度ありがとうございます!』

「あともうひとつ、欲しいものがあるんだけど…」

『は、はい!なんでしょうか!』




「…君を貰えますか?」



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