〜転生した少年は、この世界を生きる〜 〔勇者もめんどくさくなったので、ただの冒険者始よっかな〜〕

自治会長

#12 付き合い始めてわかる事



前回の話で、俺たちは付き合うことになったのだが…

正直、2人も彼女がいるっていうのが違和感なんだよな〜


しかも今…


「ちょっと、離れてくれないかな…」

『イヤだよ!』
『イヤです!』

2人ともにサンドウィッチにされながら寝ている。
嬉しいけど、嬉しいけども!!
流石にこれはやばい、

何がかって?

それはもちろん俺の理性だ。

いくら付き合ってるからといって、襲うのはねぇ、

人としてどうかと思うわ



なんとか2人共を説得して、なんとか着替えて食堂へと向かった。














朝ごはんを食べ終わり、一人で東の森に行こうとすると、

『マスター、私もついていっていいですか?』

リーナが声をかけてきた。

「ん?あぁ、いいぞ〜」

『ありがとうございます!マスター。でも最近私をほったらかしじゃないですか!?』

「ごめんごめん、2人のこともあったし、大変だったんだよ」

『あー、確かにそうですね〜アハハ』




俺は、リーナと手を繋ぎワープを発動させた。



「よし、ついたな〜じゃあ魔物を探して〜!!!?」

『マスター!魔物ですね、』


たしかに結構な威圧を感じるな、
俺は敵感知を使うと、東の方向にオーガが50体いることがわかった。

「オーガが50体くらいいるぞ」
『ご、50体ですか!?マスター逃げましょうよ!』

「ん〜、多分大丈夫だと思うぞ」

『え!?何言ってるんですか!いくら神の使徒様でも流石に…ってちょっと!!!!』

俺は、リーナの言葉を最後まで聞かずに、オーガの群れへと突っ込んだ。


「ウォ!?なにこれイカツイ!?」

そこには、身体中真っ黒で頭にはツノの生えた大男みたいな鬼がいた。

「こ、これがオーガか、」

[鑑定]

○ ジェネラルオーガ

lv  50

《スキル》

咆哮・威嚇・剛腕 lv  5





レベル50が50体って…災害級だろこれ…


俺が鑑定をしてる間に、いつのまにかオーガに囲まれていた。

すると、金色の光の玉が俺の方元に飛んできて、
『バカなんですか!?』

と言ってきた。
「あ、リーナか、それよりまずこいつらをどうにかするよ」

『無視ですか!まぁやっつけちゃってくださいよ!』


俺は、チャチャっと片付けるために、前回も使った中級火属性魔法のインフェルノを放った。
















帰り道…



『マスター、あれは幾ら何でもやりすぎでは?』

「前回もだったんだけど…俺ってやっぱり変なのかな?」

『マスターは、おかしいですよ?普通の人間なら私達、精霊よりもはるかに弱いですから。マスターは、最高精霊の私ですら手にも及ばないですよ…』

「受け入れたくない現実だな…あははは…

はぁ…」


俺たちは、日が沈みかけた街をトボトボと歩いていた。













『で?どこに言ってたんですか?真斗さん?』

「い、いや〜、ちょっと魔物狩りに…」

『誰と言ったんですか?』

「あ、はい…  リーナと行きました…」

『リーナちゃんですか、私達と違ってリーナちゃんですか、』

「あの〜、怒ってますよね」

『いえ、怒ってないですよ?今日一日中、構ってもらえなくて、シクシクなんてしてませんよ〜、』


あ、これは泣いてたパターンだな、
というか、アリーシアって結構嫉妬深いんだな…初めて知った。

というか…

由莉はアリーシアさんの威圧に負けて隅っこで震えてるし…



やっぱり女子ってわからん、












とても遅くなりました!
申し訳ないです…

夏休みも終わり、新しい学期になりました〜
本当に嫌ですよね笑笑
(作者は学校から出される悪魔の書に苦戦していた)


さて!次回は、来週に二話くらい出せればいいなーと思っています!


これからもよろしくお願いします〜!




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