〜転生した少年は、この世界を生きる〜 〔勇者もめんどくさくなったので、ただの冒険者始よっかな〜〕

Mr.たい焼き娘

#10 貴方って一体!?



俺が後ろを向くと、アリーシアさんが口をポカンと開けて突っ立っていた。

「アリーシアさんどうしたんですか?」

と声をかけると、ビクッと震えた。

「だ、大丈夫ですか!?」

『ま、真斗さんこそ、大丈夫なんですか?』

「俺?」

『だってその精霊…最上位精霊なんだよ!?』

「『最上位精霊?』」



話を聞くと、最上位精霊は精霊の中でトップに立つ存在らしい。しかも、その存在は一人しかないらしい。


「そうだったのかリーナ?」

『はい!私は最上位精霊ですね。』

すると由莉とアリーシアさんが、
『リーナさんって言うんだ。これからよろしくね』
『私も、これからお願いします!』

『こちらこそよろしくお願いします。私のことはリーナと呼んでください!』





俺たちは召喚を終え、お昼ご飯を食べることにした。




『ファァァア!美味しそう!』
『美味しそうだね!』
「うまそうだな〜」


『どうぞどうぞ、食べちゃってください!』


俺たちは、王城の食堂に戻ってバイキング形式で食べていた。

パクパク


「リーナ…食べ過ぎじゃないか?」
『そんなことないですよマスター』


パクパク






ウップ…



まぁ、お昼も食べ終わって…

それぞれの部屋でダラダラしていると…

カンカンカンカン


と鐘のなる音が城下にも響いた。

俺は急いで城の門へと向かうと、騎士団の方々が武装をして集まっていた。

「どしたんですか!?」
『あぁ、東の森から魔物が攻めてきたんだ』


俺は敵感知を作動させた。

あ、確かに結構きてるな、
ブラックウルフ?が30匹と、オークが20匹か…

結構多いな、

「俺も出陣しますよ?」

『お、勇者様が助太刀ですか!ありがとうございます!』


俺は身体強化で速度をかさ上げして走ったのだが…

騎士団の人たちを置き去りに、魔物の前まで来てしまった。


ヤベェ〜

魔物全部に殺意向けられてるから結構怖いんですけど…

そんなこと言ってられないな、

俺は、上級魔法のインフェルノを発動させ
魔物の群れに投げつけると…

ピキーン


ドッガーン!!ドッゴーン!!
ゴーーーーー


と言う音とともに、爆発が起き馬鹿でかい火柱が上がって…

その下には、魔物の姿も草も残っていなかった。
しかも、力加減したのにクレーターできてるし…

俺は、ただ呆然とその風景を見ていると…


『勇者様〜!!先ほどの火柱は一体?ところで魔物…は…』

その騎士団の団長らしき人物は、クレーターを見たのか、口をあんぐり開けて俺と景色を交互に見ながら、呆然としていた。


そして口から出た言葉は…


『貴方って一体…』

少し顔を青ざめて聞いてきた。




そこまでなのかな?俺?











俺は、城に戻るとすぐにシャワー浴びて部屋に戻ると…

「え?なんでアリーシアさんが、?」

するとアリーシアさんが俺に向かって走ってきた。そして、

ムギュ…

アリーシアさんに抱きしめられた。
するとアリーシアさんは、ハッとしたように俺から離れると、

『ま、真斗さん!!し、心配したんですよ!?』

少し涙目になりながら、そう訴えてきた。

「す、すみません…」

すると、ドアがバンッ!!と開き…

『真斗くん〜!!!!!!』

由莉も泣きながら抱きついてきた。

「由、由莉!?どしたんだよ?」

『ど、どしたんじゃないよ!!!私…私!!心配したんだよ?…グス…うぅぅ』

すると、アリーシアさんも俺に抱きついてきた。

しかも、アリーシアさんも顔を真っ赤にして泣いていた。

『私も、心配したんですよ!!私、真斗さんがいないと…嫌です…』

すると俺は何故か由莉とアリーシアさんを抱きしめていた。







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