〜転生した少年は、この世界を生きる〜 〔勇者もめんどくさくなったので、ただの冒険者始よっかな〜〕

自治会長

#4 召喚成功とステータス



う…


ここは?



俺が目を覚ますと、知らない空間にまた来ていた。

でも今度は…人がいた。


『おぉ!?成功したぞ!』
『やったぁー!これで安泰だ!』
『神さま…感謝します〜』

一心不乱に喜び倒す人や、神様を拝んでいる人もいた。

成功したってことは、俺たちは異世界に来たのか。実感がないな、

『う…うぅぅ、ん?…真斗くん…何ここ?』

「分からない…」

すると、

『よく召喚に応じてくれた!感謝するよ。
これからは、よろしく頼むよ』
結構、価値のありそうな宝石やらなんやらを身につけた男の人が言ってきた。

この人はながれ的に王様かなんかだろうな

そして後ろにいるのは…

『あの後ろの子…可愛いし、綺麗だね…』

と由莉が言ってきた。
「う、うん。そうだな…」

『………』


なんか由莉の視線が怖いんだけど…
「ゆ、由莉どうかしたのか?」

『何もないですよー』

なんか怒ってるよね!!?




俺たちはそのあと、教会みたいなところを後にして城の部屋へと通された。


『というわけで、今回は勇者様たちに召喚に応じてもらい感謝しかありません!』

とさっき王様の後ろにいた可愛らしい女の子が挨拶に来た。

「いえいえ、俺たちもよくわかってなかったですし。」

『それでも感謝しかありません!』

「これから俺たちは何するんですかね?」

 『それは今から話しますね!』


まず彼女は、
アリーシア・フランドルス

フランドルス王国のお姫様だ。


そして俺たちの立場は…勇者らしい。
召喚された理由は、魔王の討伐というわけだ。いかにもラノベ小説って感じだな、


俺と姫様が話しているときは、由莉がちょっと怖い気がしたんだが…俺の勘違いだろうか?


『大まかな、内容は説明したとうりです。次にステータスについて説明しますね!』

あ、神様が言ってたやつか、

『おそらく勇者様は、神様から何か特別な力をもらっていると思います。確認してもらえますか?』

『……』
「……」


『あ、あの〜、どうやってみるんですか?お姫様?』

『あ!すいません。ステータス   といっていただくと開きますよ。あと、私のことはアリーシアと呼んでください。』

『あ、ありがとうございます!アリーシア様』

『えっと、様は入りませんよ?』

『じ、じゃあ、アリーシアさんで…』

なんか由莉緊張してるな、なんか可愛い…

あ、何を考えてるんだ俺は…

『じゃあ、ステータスを開いてみてください!』


さぁ、どんなステータスかな〜


「【ステータス】!」




○  白鷺 真斗

   〔年齢〕17歳

      LV  1

      人間族

   〔HP〕   78000

   〔MP〕   89000

   〔攻撃力〕  120000

   〔防御力〕  93000

   〔知力〕   49000


   〔スキル〕
      ・アイテムボックス LV10
      ・身体強化 LV10
      ・物理攻撃軽減〔極〕LV10
      ・魔法攻撃無効 LV10
      ・HP/MP 自動回復 LV10
      ・物理操作 LV10
      ・魔力操作 LV10
      ・経験値増幅 LV10
      ・無詠唱
      ・解析鑑定

   〔固有スキル〕
      ・神威創造 LV 10

   〔称号〕
      ・勇者 ・神々の祝福を受けし者
      ・常人を凌駕りょうがするもの
      ・最高神の使徒
      



……え、何?これが標準なのか?

それにしても、ヤバすぎるような…


「由莉、ステータス見せてくれる?」
『うん、良いよ〜』

そういって笑顔で見せてくれたのだが、



○ 稲里 由莉

  〔年齢〕17歳

    LV 1

    人間族

  〔HP〕 1200

  〔MP〕 580

  〔攻撃力〕490

  〔防御力〕670

  〔知力〕  2800


  〔スキル〕
      ・アイテムボックス LV10
      ・身体強化 LV 5
      ・HP/MP自動回復 LV 6
      ・魔法/物理攻撃軽減〔高〕LV 5
      ・魔力操作 LV5
      ・詠唱短縮 LV 6

  〔固有スキル〕
      ・料理スキル LV 10

  〔称号〕
      ・勇者  ・神に祝福されし者



うん、やっぱりおかしいみたいだ。
あの神様何考えてるんだ?

あ、そういえば…


『由莉ちゃんを頼んだぞ』

って神様言ってたな。
なんだそういうことか〜ハハ!


「由莉、」
『え?な、何?』

「俺が守ってやるからな!」

『っ!?、は、はぅぅ〜…』


え?お、俺なんか変なこと言ったかな…?








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