〜転生した少年は、この世界を生きる〜 〔勇者もめんどくさくなったので、ただの冒険者始よっかな〜〕

Mr.たい焼き娘

#1 プロローグ



はじめまして。
俺の名前は、白鷺 真斗(しらさぎ まなと)
今は高校3年生だ。
高校生活が始まって2年と半年。
特に何も考えずにここまできてしまった。

そろそろ焦りが出てきたと思う。
え?何を焦るかって?それは…


進学か就職かだよ!

まあまあな成績を取ってきたのだが…

進学先も就職先も選べるかわからない…

はぁ、ちゃんとしときゃ良かった…
まぁそんなこと言っても遅いのだが…

『おはよう〜、真斗くん、今日も元気かな?』

今話しかけてきたのは、幼稚園からの幼馴染の 稲里 由莉。俺と同じクラスだ。

「おう、おはよう。元気だぞ!」
俺が笑いながら返すと、
『うん!良かったよ〜』


あれ?今日ってこんな静かだったっけ?

ガラ〜    バン!
『みんな!おはよう〜!』


ドアを勢いよく開けて入ってきたのは、中学からの友達の 高井 天成だ。

『おはよう!真斗〜、今日は昼飯奢ってくれるよな!』
「何言ってんだよ。奢るわけねーだろ」

『えー、いいじゃねーかよ〜』
「はいはい、誰かに奢ってもらおうね〜」

『真斗…鬼だな…』

俺たちがガヤガヤしていると、
引き戸が開き、
『はいはい、みんな座ってくださいよ〜』
と声がかかった。
彼女は俺たちの担任の小野 加奈子先生だ。
若くして高校3年の担任になるほどの敏腕先生なのだ。




時間は経って…

キーンコーンカーンコーーン


「はぁ〜おわった〜」
俺は、机に突っ伏した。
ここにいても暇だし、帰ろっかな〜
俺がカバンを持って立ち上がると、
『真斗、俺この後デートだから、今日は1人で帰ってくれ!じゃぁな〜』

あんにゃろう〜!俺に彼女いないからって!

はぁ…帰るか…


俺はトボトボ昇降口へ歩いていると、

『……あ!真斗くん!いま1人?』
由莉が下駄箱の前で立っていた。
「由莉か、あぁ、いつも通り1人だぞ〜」

『…そ、そうだね〜、あのさ!一緒に帰ら…ない?』
「おう、いいぞ〜」

『ありがとう!真斗くん!』



俺たちの家は結構近いので、今までも一緒に帰ることが多いのだ。

『ねえねえ〜、真斗くんは進路決まった?』
「うぐっ!……いや…まだなんだよな…」

『ほ、ほんとに!?……実は…私もなの…』
「マジで!!?」
成績もいい由莉が決まってない!?
これはおかしいんじゃないか?
何か、気に食わないとか?

「………」
『………』

く、空気が重い…
何か、話変えないとな…

「な、なぁ…気分転換にうち来るか?」
『…え!?真斗くんの…い、家?』

さ、さすがに高校になってから家になんて呼んでないし…
男子の家だからな…
…あ。そういえば…

「わるい、今日母さんの友達が来てるんだった、」

『大丈夫だよ!……行きたかったな〜(ボソ…)』

「何か言った?」

『う、ううん!なんでもないよ!…そ、そうだ!真斗くん、うちに来る?』
「い、いいのか?じゃあ、お邪魔しよっかな〜」

女子高生の部屋か…
いくら幼馴染だとしても緊張するもんだな…

『お母さんいるけど、いいかな?』
「お、おう。大丈夫だぞ〜」




こうして、女子の部屋に入ることになった真斗くんであった。












『あとどのくらいで、できるかな?』
『はい、おそらくあと少しだと思います!お父様』

『わかった。引き続き頑張ってくれ』














はじめまして!
たい焼き娘です!

新しく描いてみることになりました。
また、同時進行で『転生させていただきます!』という小説も書いています。

そちらもよろしくお願いします!
これからもご贔屓にお願いします!



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