コネクト 創造する世界
因果と収束 クエスト3
コネクトには、幾つものゲームがある。
RPG.FPS.ACT……様々な種類に、独自システム。ユーザーがゲームを選ぶ指標である。ユーザーが選ぶ指標も、アクティブ人数が多いから、世界観から、システムから……多用である。
では今回自分がログインしているゲーム、レイストップにおいてユーザーが決めた理由はなんなのか?
ストーリー?ダークな世界観なのにライトのクエストをだしてるゲームで?曖昧すぎるので違う。
アクティブ人数?マイナーゲームよりかはいるか、そこそこいるとは言えない程度。RPGなら過疎と読んでも良いだろう。
システム?そもそもカルマ値や、職業の呪術師をまともに使えてない時点で駄目であろう。
では何がユーザーを引き留めているのか。それは運営の【イベント】である。そうイベントだ、レイストップの開発元である会社は、【イベントを作るのがうまいわけじゃない】勿論ゲームのイベントもそこそこである。では何が面白いかと言うと、開発元が【いくつかのゲームを破棄すること前提でイベントを出すからだ】今回のレイストップもその精神をちょくちょく感じている。数撃てば当たる精神だ。だからこの会社のイベントは面白い。【ユーザーのことなど歯牙もかけない姿勢に】ユーザーは惹かれ。【運営のイベントが目的で残ってるユーザーもいる】
さて、今回の依頼だが。まず何かは起きるだろ。よくてユニークボス、悪いとイベント用レイドボスが、わく可能性もある。現にいくつかのゲームはそれでボスがわき、倒せないまま世界が崩壊していき【サービス終了】となった。サービス終了だ、アカウントは消え残るのは、会社をゲームを行ううえでの共通アカウントしかのこらない。文字通りゲームオーバーになる。だから、まずは、アイテムを使い、ゲームに居るアクティブユーザー全員に声をかける。
『こちらは今から、特殊クエストを特殊クリアする。特殊条件はカルマ値の極化と判断して、極ニュートラルでクエストを受けるつもりだ。クエストは今から30分後、手伝ってくれる奴、後処理してくれる奴ははクエスト発信地マニ村に来てくれ』
これで、バッシングはなくなった。ここのアクティブユーザーは少ない。その分邪魔するやつらも少ない。公言しとけば野次馬とかが集まるだけでこっちに害はない。集まる奴らは【わかってるやつら】だ。
『ふむ、全体発言とは大きく出たな』
ノイズ混じりで聞こえてくるのは、こっちを監視してるロックや精神科医含むモニタリングで観賞してるロック達だ。不正監視でも有、なにがあったときの証人の役割でもある。
『いつもやってることだろ』
マイクに向かって話しかける。今自分はヘッドマウスをつけた装備となってる。外部と常時接続してる状態であり【接続が切れたら、結界等の障壁が張られたと判断できる】最もこちらとの連絡ができないだけで【こちらの情報は随時送られている】
『まぁ、そういえばそうか。ところで今回の勝算はいくつだ』
『最悪だと1あればいいな』
『一割かずいぶん低いな』
『最悪の最悪だからな』
もしかしたら、【あいつらも関わってるかもしれない】
「話は終わったか」
発足が話しかけてくる。戦った時と武装も変わっており、少し防御が増えたように見える。
「焼け石に水じゃないですか、少しの防御上げでは」
「では、君ならどう上げるんだ」
「基本は回避、体力、防御の順ですかね。とくに掠りというシステムがあるなら体力振りの方がいいと思いますけどね」
まぁ、ダメージ0と1は雲泥の差だから防御に振るのもありっちゃありなのだが……。これは趣味の話になってしまうな。
「ふむ、次回の参考にしよう」
「それで、用事とは」
「うむ、発言を聞いて、極Rと極Dも参加したいといってきた」
あぁ、参戦キャラクターの追加か、それはありがたいな。【ハズレの選択肢が選べる】
「なるほど、では会いにいきましょうか」
時間は残り20分まだ余裕はある。今のうちに【今回の流れを話していたほうがいいかもな】
・・・
「まさか本当に居るとはな」
極Rのディーチが話す。無理もない、今居る場所は【クエスト開始場所ではない】
「兄弟が遊んでいる場所か……、確かに盲点だったな。【NPCに紛れて逃げてるとは】」
そう、極Dのジョカが言うとおり。クエストを受けた人物の殆どが【公式の設定した場所】に居る兄弟から発生したクエストに対し、今は【隠れながら逃げている兄弟】を指定場所まで移動させてる最中だ。近すぎてもやり直し、遠すぎてもやり直し。また【兄弟両方】ともパーティの視界に入ってないとやり直しになる。クエストは【始まってすらいない】
「確かに、これは正解そうだな。【隠しクエストに合う条件だ】」
隠しクエストとは通常では発生しないクエストだ。このゲームだと特殊アイテムや指定クエストを指定条件でクリアが多い。普段は全く反応しないので、なにがトリガーなのかが掴めづらいクエストである。
「話は後だ、着いたぞ」
指定場所まで着いた。情報と違う点は【兄弟が揃ってる】点だ。つまり【捜索イベントは起きない】
兄弟に近づく。
「くるな」
兄弟が接近を許さないが、クエスト条件だ構わず近づく。
「待ってください」
ディーチから待ったがかかる。
「何だ」
振り返らずに声をかける。
「ここから話してもいいじゃないですか【なんで近づくんですか】」
「ん、意味がわからんな、【なぜ近づかないんだ】」
ディーチの質問にジョカが疑問をいだく。
「クエストの条件は話しかけることです。【近づかなくてもいいじゃないですか】」
「なにをいってるんだ、話しかける為には【近づかなきゃ話せんだろ】」
「発足はどう思う?」
「どう思うも何も【まだクエストも始まっていない】よって判断に値しないな。まずはクエストを起こすべきだ」
そう、発足の言うとおりだ。自分達はやっと出たクエスト開始の情報を元に【その場所に歩いてるだけだ】そもそも、話すかどうかすらわからん。
構わず近づく。
「だから待ってください」
「判断に値しないな。パーティの条件を忘れたのか。【選択肢の権限は全てリーダー】が持つ。お前が何を言おうと変わらん」
近づいていく。
「待てって言ってるでしょ」
ガキンと音がする。
「ディーチ、なぜ攻撃する。お前も納得してたはずだろ」
たまらず発足が攻撃を防御する。
「少し、頭を冷やしたほうが良さそうだな」
「ジョカ動くな」
「あっ、なんでだよ」
「極化行動の可能性がある。ならば放置してどうなるか見ておいた方がいい」
もっとマイルドなものだと思っていたが。現状だと極化の行動は【洗脳状態に近い】てっきり選択肢が選べなく程度だと思っていたら。思考誘導して強制行動をさせている。
「これはきな臭くなってきたな」
つまり極Rが嫌がる何かを、極Dが欲しがる何かがそこにあるということだ。
「発足、後ろは任せたぞ」
「御意」
目的地に近づいていく。ガキンガキンと金属音が鳴り響く。
「どけ」
「どけん」
後ろでそんなやりとりを聞きながら、目的地に辿りつく。
「さて、どうなるかな」
ポンと音がなり。メッセージが発生する。
クエスト【半神の双子】が開始されました。
その後、兄弟の後ろに巨大な影が現れた。
RPG.FPS.ACT……様々な種類に、独自システム。ユーザーがゲームを選ぶ指標である。ユーザーが選ぶ指標も、アクティブ人数が多いから、世界観から、システムから……多用である。
では今回自分がログインしているゲーム、レイストップにおいてユーザーが決めた理由はなんなのか?
ストーリー?ダークな世界観なのにライトのクエストをだしてるゲームで?曖昧すぎるので違う。
アクティブ人数?マイナーゲームよりかはいるか、そこそこいるとは言えない程度。RPGなら過疎と読んでも良いだろう。
システム?そもそもカルマ値や、職業の呪術師をまともに使えてない時点で駄目であろう。
では何がユーザーを引き留めているのか。それは運営の【イベント】である。そうイベントだ、レイストップの開発元である会社は、【イベントを作るのがうまいわけじゃない】勿論ゲームのイベントもそこそこである。では何が面白いかと言うと、開発元が【いくつかのゲームを破棄すること前提でイベントを出すからだ】今回のレイストップもその精神をちょくちょく感じている。数撃てば当たる精神だ。だからこの会社のイベントは面白い。【ユーザーのことなど歯牙もかけない姿勢に】ユーザーは惹かれ。【運営のイベントが目的で残ってるユーザーもいる】
さて、今回の依頼だが。まず何かは起きるだろ。よくてユニークボス、悪いとイベント用レイドボスが、わく可能性もある。現にいくつかのゲームはそれでボスがわき、倒せないまま世界が崩壊していき【サービス終了】となった。サービス終了だ、アカウントは消え残るのは、会社をゲームを行ううえでの共通アカウントしかのこらない。文字通りゲームオーバーになる。だから、まずは、アイテムを使い、ゲームに居るアクティブユーザー全員に声をかける。
『こちらは今から、特殊クエストを特殊クリアする。特殊条件はカルマ値の極化と判断して、極ニュートラルでクエストを受けるつもりだ。クエストは今から30分後、手伝ってくれる奴、後処理してくれる奴ははクエスト発信地マニ村に来てくれ』
これで、バッシングはなくなった。ここのアクティブユーザーは少ない。その分邪魔するやつらも少ない。公言しとけば野次馬とかが集まるだけでこっちに害はない。集まる奴らは【わかってるやつら】だ。
『ふむ、全体発言とは大きく出たな』
ノイズ混じりで聞こえてくるのは、こっちを監視してるロックや精神科医含むモニタリングで観賞してるロック達だ。不正監視でも有、なにがあったときの証人の役割でもある。
『いつもやってることだろ』
マイクに向かって話しかける。今自分はヘッドマウスをつけた装備となってる。外部と常時接続してる状態であり【接続が切れたら、結界等の障壁が張られたと判断できる】最もこちらとの連絡ができないだけで【こちらの情報は随時送られている】
『まぁ、そういえばそうか。ところで今回の勝算はいくつだ』
『最悪だと1あればいいな』
『一割かずいぶん低いな』
『最悪の最悪だからな』
もしかしたら、【あいつらも関わってるかもしれない】
「話は終わったか」
発足が話しかけてくる。戦った時と武装も変わっており、少し防御が増えたように見える。
「焼け石に水じゃないですか、少しの防御上げでは」
「では、君ならどう上げるんだ」
「基本は回避、体力、防御の順ですかね。とくに掠りというシステムがあるなら体力振りの方がいいと思いますけどね」
まぁ、ダメージ0と1は雲泥の差だから防御に振るのもありっちゃありなのだが……。これは趣味の話になってしまうな。
「ふむ、次回の参考にしよう」
「それで、用事とは」
「うむ、発言を聞いて、極Rと極Dも参加したいといってきた」
あぁ、参戦キャラクターの追加か、それはありがたいな。【ハズレの選択肢が選べる】
「なるほど、では会いにいきましょうか」
時間は残り20分まだ余裕はある。今のうちに【今回の流れを話していたほうがいいかもな】
・・・
「まさか本当に居るとはな」
極Rのディーチが話す。無理もない、今居る場所は【クエスト開始場所ではない】
「兄弟が遊んでいる場所か……、確かに盲点だったな。【NPCに紛れて逃げてるとは】」
そう、極Dのジョカが言うとおり。クエストを受けた人物の殆どが【公式の設定した場所】に居る兄弟から発生したクエストに対し、今は【隠れながら逃げている兄弟】を指定場所まで移動させてる最中だ。近すぎてもやり直し、遠すぎてもやり直し。また【兄弟両方】ともパーティの視界に入ってないとやり直しになる。クエストは【始まってすらいない】
「確かに、これは正解そうだな。【隠しクエストに合う条件だ】」
隠しクエストとは通常では発生しないクエストだ。このゲームだと特殊アイテムや指定クエストを指定条件でクリアが多い。普段は全く反応しないので、なにがトリガーなのかが掴めづらいクエストである。
「話は後だ、着いたぞ」
指定場所まで着いた。情報と違う点は【兄弟が揃ってる】点だ。つまり【捜索イベントは起きない】
兄弟に近づく。
「くるな」
兄弟が接近を許さないが、クエスト条件だ構わず近づく。
「待ってください」
ディーチから待ったがかかる。
「何だ」
振り返らずに声をかける。
「ここから話してもいいじゃないですか【なんで近づくんですか】」
「ん、意味がわからんな、【なぜ近づかないんだ】」
ディーチの質問にジョカが疑問をいだく。
「クエストの条件は話しかけることです。【近づかなくてもいいじゃないですか】」
「なにをいってるんだ、話しかける為には【近づかなきゃ話せんだろ】」
「発足はどう思う?」
「どう思うも何も【まだクエストも始まっていない】よって判断に値しないな。まずはクエストを起こすべきだ」
そう、発足の言うとおりだ。自分達はやっと出たクエスト開始の情報を元に【その場所に歩いてるだけだ】そもそも、話すかどうかすらわからん。
構わず近づく。
「だから待ってください」
「判断に値しないな。パーティの条件を忘れたのか。【選択肢の権限は全てリーダー】が持つ。お前が何を言おうと変わらん」
近づいていく。
「待てって言ってるでしょ」
ガキンと音がする。
「ディーチ、なぜ攻撃する。お前も納得してたはずだろ」
たまらず発足が攻撃を防御する。
「少し、頭を冷やしたほうが良さそうだな」
「ジョカ動くな」
「あっ、なんでだよ」
「極化行動の可能性がある。ならば放置してどうなるか見ておいた方がいい」
もっとマイルドなものだと思っていたが。現状だと極化の行動は【洗脳状態に近い】てっきり選択肢が選べなく程度だと思っていたら。思考誘導して強制行動をさせている。
「これはきな臭くなってきたな」
つまり極Rが嫌がる何かを、極Dが欲しがる何かがそこにあるということだ。
「発足、後ろは任せたぞ」
「御意」
目的地に近づいていく。ガキンガキンと金属音が鳴り響く。
「どけ」
「どけん」
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