コネクト  創造する世界

AAA

過去編 学園島 始まり

時間はコネクトの製作発表がでた一年前に遡る。


VRのゲームも辞めて真面目に勉強を取り組もうとした時、あるVRがあった。それは【文部科学省】公認のVRのクリア報酬が話題を呼んでいた。


難易度【難しい】システム【ハードコア】をクリアしたかたは、守護大学を合格とする。(専攻は指定可能とする)また、試験期間までハードコアで生き残っていた場合。【特例で特殊な試験が受験可能になっており】その場合の合格率は第一志望【100%】となっていた


守護大学は軍人幹部候補の要請大学である。この大学は在学中にも給料が貰え(軍人にならない場合は返却)また学費、寮費無しという異例の大学である。また専攻の自由から、航空科や医学科にも入る事ができる。またシステムは普通に教育なので、一年間勉強することも可能である。こうした特例により、【年間100万】という高額な費用がかかるなか。年間登録する人物が千人以上おり、自分もその一人だった。


きっかけは単純だった。公式かどうかわからないが、鉄塊に送られてきたメール。


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件名 大学に受かりたいのならば


本文、VR【学園島】で難しい、ハードコアモードをクリアしろ


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そして、添付されたのは【受講免除券】胡散臭いとは思いつつも。学園島の内容に惹かれ、そして受講した。


思えば、この時初めてVRが現実だと感じたのかも知れない。いくたびの死闘、五感共有システム、プレイヤーのNPC化。精神崩壊者。そして……、【自分が選んだパートナーが無残に殺される】テストシステム。


これは、一人の浪人生が仮想現実【学園島】で激動を描いた物語である

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