コネクト 創造する世界
祭りの終わり そして……
茶髪の男性が高そうなスーツを来て壇上に立つ。
「元ナノ社家庭用機器開発部門長、現、コネクト社代表の野部誠だ。まずは、祝おう。コネクトという未知のゲームの完成を」
続けて悲しげに男性は言う。
「同時に謝ろう。このような形でしか対策が生まれなかったことを」
壇上の背景が変わる。そこには何十にも及ぶVRゲームが写し出されていた。
「我々は悪意には勝てなかった」
背景が徐々に赤く染まっていく。
「きっかけは五年前、あるファンタジーゲームでの事件がきっかけだ」
背景が一つのゲームに変わる。昔やっていたゲームだ。
「事件内容は簡単。本来ユーザーを守るはずのGMがユーザーに加担して特定のユーザーへの攻撃を行った。これくらいなら穏便に済ますことも可能だった。しかしこの事件には二つの問題があった」
背景がVR機器の映像に変わる。
「一つめの問題は、VR機器の調整機能だ。我々は善意を持ってVR機器の制御プログラムの調整を可能にした。より良い開発をできるようにとね。結果は悪意の持ったユーザーによる、痛覚機能の強制や強姦などの悪意の塊の事件が多発。結果は全ユーザーにその危険性を承諾してもらい、ユーザーの自己責任とした。まぁ簡単に言えば悪意に負けたんだよ我々開発者は」
握りこぶしを作りながら。続ける。
「そして二つ目の問題。私がコネクトを決心した問題だ。簡単に言えばユーザーの民度の低さ。そう圧倒的な民度の低さだ」
背景が、機器から何十もの映像に切り替わる。今度は集団の中傷映像だ。
「この訴えをした人物は、このゲームのユーザーだった。またこのユーザーは三次元攻撃という、そのゲームでの可能性を感じさせるプレイヤーであった。恐らく彼がこのゲームを今までやっていたら、このゲームは更に発展したんだろう。しかし、しかしだ」 
握りこぶしで机を叩きながら、発言する。
「ここのユーザーのほとんどは彼を不正扱いしたよ。自分ができないことを理由にね。運営も対応したが。結果としては開発者の息子という扱いで弾圧され続けた。つまり運営側で説明しても、ユーザーは納得しない事を証明されたのさ」
[バン]と机を叩き、代表は発言する。
「この二つの問題は深刻な問題だった。解決するには全てのユーザーを監視しなきゃいけなく。また新たな試みはほぼユーザーができなければならない。特に二つ目の問題は致命的だ、なんせユーザーが開発した技術は全て周りのユーザーにも使えるようにしろというのだ。君達のやってるのはボードゲームじゃないのだぞ」
息をあらげながら演説は続く。
「はぁ、はぁ、故に我々は考えた。この問題の解決策を、それでできのたが」
背景は人形に線が繋がていく映像となる。
「コネクトだ。全てのユーザーを監視し。また開発者とユーザーを近づけユーザー独自のカスタマイズを行う。それがコネクト(繋がる世界)だ」
背景は最初の大量のVRゲームに移る。
「コネクトの最大の見所は表向きでは繋ぐことになる。」
「表向き?本質じゃないのか。」
「コネクトはコネクト上にある全てのゲームと何かしら繋げることができる。これにより、ファンタジー世界でロボットに乗ったり、現代世界で魔法を使うことも可能だ。」
背景が変わる。
「できる……のぅ。」
「ロック後で話を教えてくれ。僕は説明書を読む」
「見ないんですの最後まで」
「音量消して映像を目の端にはいれとく。それよりも確認しておきたいことがある」
β版にもついている説明書を読む。検索で不正行為を調べる。
「不正行為をした場合。最低で不正行為のしたゲームの利用停止、最高でコネクトの利用の停止になります。直不正行為は年齢によって異なります」
続けて年齢制限で検索する。そうするとライト、15禁.18禁制限が見つかる。
「ライトは全年齢対象のゲームです。15禁、18禁と制限がかかります。(コネクトした場合は除く)」
コネクト接続について調べる。
「コネクトすることにより、コネクトした世界のスキル、装備、能力が付与できます。注意、ライト以外のコネクト繋ぐ場合、コネクトされた全ての世界の一番規制が少ない世界が適用されます」
「……やばいなこれ」
つまりむやみやたらとコネクトした世界にいくと、規制がほとんどなくなる、痛みやら権限やらを奪取される可能性があるのか
「運営はどう対処するんだ」
運営について調べる
「運営はそのワールドのみに適用されます。コネクトされた世界での運営方法は直に開発者に聞いてください。運営はコネクト世界にたいし重大な事件以外の干渉は行いません」
「はっ……」
なんだよ、それ。コネクト世界について調べる。
「コネクト世界とはユーザーが繋げた世界の情報を他の世界へ繋げる機能です」
わけわかんねぇよ、再度コネクトで検索すると。
「坊主、他のVRの説明書を開きまくれ」
大声で、ロックが叫ぶ
「えっ」
「もたもたせんで、とっとと発禁ゲームの説明書を開け 」
言われたとおり、発見なってそうなホラーゲームやエロっぽいゲームの説明書をてきとうに開いていく。
「これ読むのかな」
テキストチャットでロックに確認をとる
「読まんでいい、しかし最終ページまでペラペラめくりはしろ」
との答えをもらったので、とりあえずロックに言われたとおり、規約書をペラペラとめくっていく。8冊目をめくり終えるまえに説明書が消えた。
「おっ、消えた」
「終了か……。坊主、何個読めた」
「とりあえず発禁そうなのを八冊だな」
「八冊か……なら大丈夫か」
「そうそう何が大丈夫なんだ。こっちは……」
質問しようとすると、メールから大量のメールが飛んでくるその数30通
「なんだ、メールが大量に」
「そいつが答えだ。運営のメールを見てみろ」
いくつかのメールのなか運営から来てる複数のメールを見る。
「規制設定パッチ?」
「おぅ。それが説明書の理由だ。運営は読んだ説明書から規制設定できるよう作りやがった」
「規制設定、大体意味はわかるがどこまで規制できるんだ」
「ヤバめのやつほぼ全てじゃ。強姦とか強奪とかもそこから設定できる。勿論PKエリア以外でじゃぞ。一番最悪なのは何も設定してないと、デフォルトではコネクト世界の一番緩い設定に勝手になるってことじゃ。まともに準備してないとコネクトなんてできない仕様じゃ」
「解決策は」
「各VRの説明書の規約を読むのとで設定が行えるようになるらしい。まぁこれも盛大な地雷があったがのう」
「設定ができるのは自分の持ってる規約のみか……」
「ついでにいうと、規制はどんどん緩くしたり強くしたりする、可変式見たいじゃ」
「じゃあ、βの規制なんかは」
「間違いなく改編される」
つまり、βにログインしなかったものはβ仕様の規制が手に入らないので。コネクト世界に繋ぐと発禁に引っ掛かる確率が高く。自粛気味になる……か。
「そういえば、ロックは説明書見なかったのか」
「その話がでたら、視点移動も音声調節もできなくなっていた。テキストがギリギリポップアップで読めるぐらいじゃった。まぁそれも設定してなければ無理じゃったと思うが」
なるほど、気づいたときには手遅れか。
「その分、お前さんの決断は英断じゃった。こうなることを予測してたのか」
「いや、ヒントがあったから乗っかっただけさ」
「ヒント……、可能性の話か」
「いや【コネクトの最大の見所は表向きでは繋ぐことになる】からだ。あれで、裏向きの話をする気はないもしくは隠すことは目に見えていた。次の可能性になって。話が続きそうだから」
「自分で裏について調べることにしたと」
「まぁこれくらいしないとな。……それにしてもβ勢優遇しすぎだな」
「特典はまだまだあるぞ、ちゃんとメールを見てみろ。開発者からのメールもきてるはずじゃ」
「確かに何名か来てるな、これも特典か」
「それも一つの、最後に」
「まだあるのか」
「それも、飛びきりの奴がな。はっきり言って今回のβ特典はやりすぎじゃ。ワシも少し引いとるワイ」
「いったい何が特典なんだ。」
「β最大の特典は、βからゲーム解放までの1ヶ月間。コネクトスペースの使用権現じゃ」
「あぁ」
それはでかすぎる特典だ、一月もあれば、欲しい機能くらい交渉で手にいれることができる。
「とりあえずまずは規制情報の共有からじゃな。開発者に関してはまた後でいいじゃろ。メールから、規制情報を収得してくれ。 」
メールから規制を貰う。
「ロック、βは∞だが、他のには括弧で数字がついてるぞ」
「それが渡せる人数の限界じゃ。わしに規制情報を渡してみぃ」
ロックに規制情報を渡そうとすると
「フレンド【ロック】に以下の情報を渡します。情報 規制情報  項目……」
中身の漏れがないことを確認してロックに渡す。渡すと()の中の数字が一つの減った
「確かに一つ消えたぞ。」
「うむ、こちらも規制情報を確認した。次に情報の結合じゃ、規制情報を一括で使用してみろ」
一括で使用すると。
「スカイアースに以下の規制情報を付与します。規制項目……」
先ほどと同様クリックする。
「スカイアースの規制項目ができました。コネクト世界に行く前に設定してください」
どうやらうまく言ったようだ。
「こっちはうまく言った」
「こっちもじゃ。それと規制情報もうまくいっておるな、規制情報に感度設定があったわい」
「まじか。ゲッ、ゴア描写やトイレの設定とかあるのかよ」
「それと、媚薬や痛覚の感度や欠損や流血の状態設定もあるわな。まぁこれだけ設定できれば十分じゃろ。紅白にも規制情報渡しときなされ」
「あぁ、了解」
放心状態の二人にも規制情報について渡しておく。
「これで、βを含まなければ、後6回か」
「それで…、どうする」
ロックが聞いてくる。まぁ考えていることは一緒だろう。
「まずは、開発者の共有だな」
「うむでは、次に会うのは」
「とりあえず、三日くれ。精査と準備を行っておく」
三日は欲しい。ゲーム内容やシステム周り、それと信用できるかどうかの見極めが必要だ。
「調べる用途は」
「僕はギミックの方で動く」
「じゃあワシは制御だな」
「後、解析担当も探し問いて」
今回、コネクトを遊ぶ上でシステム仕様がわかる解析できる人物が必須だ。少なくとも自分とロックはそう考えていると思う。
「うむ、それで娘っこはどうする」
「爺さんが残っている間に戻れば教えてあげといて。こっちでもテキストで情報は流しとく」
「了解。それでは」
「三日後にまた会おう」
こうして、祭りは終わった。様々な課題を残して。
「元ナノ社家庭用機器開発部門長、現、コネクト社代表の野部誠だ。まずは、祝おう。コネクトという未知のゲームの完成を」
続けて悲しげに男性は言う。
「同時に謝ろう。このような形でしか対策が生まれなかったことを」
壇上の背景が変わる。そこには何十にも及ぶVRゲームが写し出されていた。
「我々は悪意には勝てなかった」
背景が徐々に赤く染まっていく。
「きっかけは五年前、あるファンタジーゲームでの事件がきっかけだ」
背景が一つのゲームに変わる。昔やっていたゲームだ。
「事件内容は簡単。本来ユーザーを守るはずのGMがユーザーに加担して特定のユーザーへの攻撃を行った。これくらいなら穏便に済ますことも可能だった。しかしこの事件には二つの問題があった」
背景がVR機器の映像に変わる。
「一つめの問題は、VR機器の調整機能だ。我々は善意を持ってVR機器の制御プログラムの調整を可能にした。より良い開発をできるようにとね。結果は悪意の持ったユーザーによる、痛覚機能の強制や強姦などの悪意の塊の事件が多発。結果は全ユーザーにその危険性を承諾してもらい、ユーザーの自己責任とした。まぁ簡単に言えば悪意に負けたんだよ我々開発者は」
握りこぶしを作りながら。続ける。
「そして二つ目の問題。私がコネクトを決心した問題だ。簡単に言えばユーザーの民度の低さ。そう圧倒的な民度の低さだ」
背景が、機器から何十もの映像に切り替わる。今度は集団の中傷映像だ。
「この訴えをした人物は、このゲームのユーザーだった。またこのユーザーは三次元攻撃という、そのゲームでの可能性を感じさせるプレイヤーであった。恐らく彼がこのゲームを今までやっていたら、このゲームは更に発展したんだろう。しかし、しかしだ」 
握りこぶしで机を叩きながら、発言する。
「ここのユーザーのほとんどは彼を不正扱いしたよ。自分ができないことを理由にね。運営も対応したが。結果としては開発者の息子という扱いで弾圧され続けた。つまり運営側で説明しても、ユーザーは納得しない事を証明されたのさ」
[バン]と机を叩き、代表は発言する。
「この二つの問題は深刻な問題だった。解決するには全てのユーザーを監視しなきゃいけなく。また新たな試みはほぼユーザーができなければならない。特に二つ目の問題は致命的だ、なんせユーザーが開発した技術は全て周りのユーザーにも使えるようにしろというのだ。君達のやってるのはボードゲームじゃないのだぞ」
息をあらげながら演説は続く。
「はぁ、はぁ、故に我々は考えた。この問題の解決策を、それでできのたが」
背景は人形に線が繋がていく映像となる。
「コネクトだ。全てのユーザーを監視し。また開発者とユーザーを近づけユーザー独自のカスタマイズを行う。それがコネクト(繋がる世界)だ」
背景は最初の大量のVRゲームに移る。
「コネクトの最大の見所は表向きでは繋ぐことになる。」
「表向き?本質じゃないのか。」
「コネクトはコネクト上にある全てのゲームと何かしら繋げることができる。これにより、ファンタジー世界でロボットに乗ったり、現代世界で魔法を使うことも可能だ。」
背景が変わる。
「できる……のぅ。」
「ロック後で話を教えてくれ。僕は説明書を読む」
「見ないんですの最後まで」
「音量消して映像を目の端にはいれとく。それよりも確認しておきたいことがある」
β版にもついている説明書を読む。検索で不正行為を調べる。
「不正行為をした場合。最低で不正行為のしたゲームの利用停止、最高でコネクトの利用の停止になります。直不正行為は年齢によって異なります」
続けて年齢制限で検索する。そうするとライト、15禁.18禁制限が見つかる。
「ライトは全年齢対象のゲームです。15禁、18禁と制限がかかります。(コネクトした場合は除く)」
コネクト接続について調べる。
「コネクトすることにより、コネクトした世界のスキル、装備、能力が付与できます。注意、ライト以外のコネクト繋ぐ場合、コネクトされた全ての世界の一番規制が少ない世界が適用されます」
「……やばいなこれ」
つまりむやみやたらとコネクトした世界にいくと、規制がほとんどなくなる、痛みやら権限やらを奪取される可能性があるのか
「運営はどう対処するんだ」
運営について調べる
「運営はそのワールドのみに適用されます。コネクトされた世界での運営方法は直に開発者に聞いてください。運営はコネクト世界にたいし重大な事件以外の干渉は行いません」
「はっ……」
なんだよ、それ。コネクト世界について調べる。
「コネクト世界とはユーザーが繋げた世界の情報を他の世界へ繋げる機能です」
わけわかんねぇよ、再度コネクトで検索すると。
「坊主、他のVRの説明書を開きまくれ」
大声で、ロックが叫ぶ
「えっ」
「もたもたせんで、とっとと発禁ゲームの説明書を開け 」
言われたとおり、発見なってそうなホラーゲームやエロっぽいゲームの説明書をてきとうに開いていく。
「これ読むのかな」
テキストチャットでロックに確認をとる
「読まんでいい、しかし最終ページまでペラペラめくりはしろ」
との答えをもらったので、とりあえずロックに言われたとおり、規約書をペラペラとめくっていく。8冊目をめくり終えるまえに説明書が消えた。
「おっ、消えた」
「終了か……。坊主、何個読めた」
「とりあえず発禁そうなのを八冊だな」
「八冊か……なら大丈夫か」
「そうそう何が大丈夫なんだ。こっちは……」
質問しようとすると、メールから大量のメールが飛んでくるその数30通
「なんだ、メールが大量に」
「そいつが答えだ。運営のメールを見てみろ」
いくつかのメールのなか運営から来てる複数のメールを見る。
「規制設定パッチ?」
「おぅ。それが説明書の理由だ。運営は読んだ説明書から規制設定できるよう作りやがった」
「規制設定、大体意味はわかるがどこまで規制できるんだ」
「ヤバめのやつほぼ全てじゃ。強姦とか強奪とかもそこから設定できる。勿論PKエリア以外でじゃぞ。一番最悪なのは何も設定してないと、デフォルトではコネクト世界の一番緩い設定に勝手になるってことじゃ。まともに準備してないとコネクトなんてできない仕様じゃ」
「解決策は」
「各VRの説明書の規約を読むのとで設定が行えるようになるらしい。まぁこれも盛大な地雷があったがのう」
「設定ができるのは自分の持ってる規約のみか……」
「ついでにいうと、規制はどんどん緩くしたり強くしたりする、可変式見たいじゃ」
「じゃあ、βの規制なんかは」
「間違いなく改編される」
つまり、βにログインしなかったものはβ仕様の規制が手に入らないので。コネクト世界に繋ぐと発禁に引っ掛かる確率が高く。自粛気味になる……か。
「そういえば、ロックは説明書見なかったのか」
「その話がでたら、視点移動も音声調節もできなくなっていた。テキストがギリギリポップアップで読めるぐらいじゃった。まぁそれも設定してなければ無理じゃったと思うが」
なるほど、気づいたときには手遅れか。
「その分、お前さんの決断は英断じゃった。こうなることを予測してたのか」
「いや、ヒントがあったから乗っかっただけさ」
「ヒント……、可能性の話か」
「いや【コネクトの最大の見所は表向きでは繋ぐことになる】からだ。あれで、裏向きの話をする気はないもしくは隠すことは目に見えていた。次の可能性になって。話が続きそうだから」
「自分で裏について調べることにしたと」
「まぁこれくらいしないとな。……それにしてもβ勢優遇しすぎだな」
「特典はまだまだあるぞ、ちゃんとメールを見てみろ。開発者からのメールもきてるはずじゃ」
「確かに何名か来てるな、これも特典か」
「それも一つの、最後に」
「まだあるのか」
「それも、飛びきりの奴がな。はっきり言って今回のβ特典はやりすぎじゃ。ワシも少し引いとるワイ」
「いったい何が特典なんだ。」
「β最大の特典は、βからゲーム解放までの1ヶ月間。コネクトスペースの使用権現じゃ」
「あぁ」
それはでかすぎる特典だ、一月もあれば、欲しい機能くらい交渉で手にいれることができる。
「とりあえずまずは規制情報の共有からじゃな。開発者に関してはまた後でいいじゃろ。メールから、規制情報を収得してくれ。 」
メールから規制を貰う。
「ロック、βは∞だが、他のには括弧で数字がついてるぞ」
「それが渡せる人数の限界じゃ。わしに規制情報を渡してみぃ」
ロックに規制情報を渡そうとすると
「フレンド【ロック】に以下の情報を渡します。情報 規制情報  項目……」
中身の漏れがないことを確認してロックに渡す。渡すと()の中の数字が一つの減った
「確かに一つ消えたぞ。」
「うむ、こちらも規制情報を確認した。次に情報の結合じゃ、規制情報を一括で使用してみろ」
一括で使用すると。
「スカイアースに以下の規制情報を付与します。規制項目……」
先ほどと同様クリックする。
「スカイアースの規制項目ができました。コネクト世界に行く前に設定してください」
どうやらうまく言ったようだ。
「こっちはうまく言った」
「こっちもじゃ。それと規制情報もうまくいっておるな、規制情報に感度設定があったわい」
「まじか。ゲッ、ゴア描写やトイレの設定とかあるのかよ」
「それと、媚薬や痛覚の感度や欠損や流血の状態設定もあるわな。まぁこれだけ設定できれば十分じゃろ。紅白にも規制情報渡しときなされ」
「あぁ、了解」
放心状態の二人にも規制情報について渡しておく。
「これで、βを含まなければ、後6回か」
「それで…、どうする」
ロックが聞いてくる。まぁ考えていることは一緒だろう。
「まずは、開発者の共有だな」
「うむでは、次に会うのは」
「とりあえず、三日くれ。精査と準備を行っておく」
三日は欲しい。ゲーム内容やシステム周り、それと信用できるかどうかの見極めが必要だ。
「調べる用途は」
「僕はギミックの方で動く」
「じゃあワシは制御だな」
「後、解析担当も探し問いて」
今回、コネクトを遊ぶ上でシステム仕様がわかる解析できる人物が必須だ。少なくとも自分とロックはそう考えていると思う。
「うむ、それで娘っこはどうする」
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