ゲーマーでモブキャラ扱いの俺が何故かヒーローになった話。
第23話:俺の周りにいる奴らなんて大体いい奴なんていない。
「なぁ、今日って何時間あったっけ?」
「あー…今日は三時間しかないんじゃねー?適当だけど…」
机にぐでーとしながら質問等をして時間を潰す二人。
そんな風にだらけていると結衣が呆れた様子で歩み寄った。
「全く…なんでこんな覇気のない事になってるの?」
「あー、結衣…どうした?変な事は持ってこないでくれよー。今、俺達は疲れているんだ」
「もぅ!何言ってんの!ほらさっさと立つ!」
俺達二人の耳を引っ張って何処かへ連れて行く結衣の顔は笑顔に染まっていた。
うわっ…絶対に面倒くさい奴じゃん…。
「ほら!入った入った!」
この前入った事があるあの工房だった。
俺達が入るとそこにはエルが申し訳なさそうな顔をしていた。
「な、なぁ、どうしたんだ?そんな顔して…俺達何か悪い事したか?」
「そ、そんな訳無いよ!むしろあの事には感謝しかないし…」
もじもじとしながら俺達二人を見ているエルに首を傾げながら結衣に説明を問う。
「結衣、説明を頼む…」
「えっと…エルちゃんが言うには…そのー…」
「あ、あの…お願いします!煉君と勇人君のカップリンg…が人気があるからっ!その…失礼しました…。
その煉君のオリジナルデバイスを調べさせてもらってもいいかな?」
おい待て、今なんて言った?
こいつ今、カップリングって言いかけたぞ?
こいつとのカップリングなんて嫌でもごめんだ。
「んで、なんだ?このデバイスがオリジナル?それってどうゆう事?」
「しょうがない…それは私が説明しよう、このクソ雑魚に変わってこの私がな…」
扉を乱暴に開けて高笑いをあげる馬鹿なのか頭がいいのか分からないけど美鈴が扉の前で仁王立ちしていた。
「オリジナルってのは…お前自身しか扱えない物って言えばいいか?まぁ、お前専用の武器って思った方が簡単だな。
そして、もう一つのが普通の型から作られる物だけど…オリジナルと違って誰だって使える。まぁ、オリジナルからしたら全く持って月とすっぽんの差だけどな。」
ふーん。そんなに種類があったのか…。
勝手に淹れたコーヒーを啜りながら聞き流す。
てか、なんでこいつはここにいるんだ?
そんな事が頭に過ったのを察したのかふふん♪と鼻を鳴らしてドヤ顔を決めていたが…。
「それとだな…」
「ふぇ?」
「お前だよ!おまえ!!なんでお前みたいな奴がこんな所にいるの?なに?このデバイスの情報を奪いにきたスパイ?」
「そういう訳では無いんですぅ!私はただ興味本位にぃ!!」
「レン!これで練習試合しようぜ!お前だけ無武装な!」
はぁ…俺の周りにはうるさい奴ばかりで嫌になるけど…これくらいが一番いいんだよな。
「あー…今日は三時間しかないんじゃねー?適当だけど…」
机にぐでーとしながら質問等をして時間を潰す二人。
そんな風にだらけていると結衣が呆れた様子で歩み寄った。
「全く…なんでこんな覇気のない事になってるの?」
「あー、結衣…どうした?変な事は持ってこないでくれよー。今、俺達は疲れているんだ」
「もぅ!何言ってんの!ほらさっさと立つ!」
俺達二人の耳を引っ張って何処かへ連れて行く結衣の顔は笑顔に染まっていた。
うわっ…絶対に面倒くさい奴じゃん…。
「ほら!入った入った!」
この前入った事があるあの工房だった。
俺達が入るとそこにはエルが申し訳なさそうな顔をしていた。
「な、なぁ、どうしたんだ?そんな顔して…俺達何か悪い事したか?」
「そ、そんな訳無いよ!むしろあの事には感謝しかないし…」
もじもじとしながら俺達二人を見ているエルに首を傾げながら結衣に説明を問う。
「結衣、説明を頼む…」
「えっと…エルちゃんが言うには…そのー…」
「あ、あの…お願いします!煉君と勇人君のカップリンg…が人気があるからっ!その…失礼しました…。
その煉君のオリジナルデバイスを調べさせてもらってもいいかな?」
おい待て、今なんて言った?
こいつ今、カップリングって言いかけたぞ?
こいつとのカップリングなんて嫌でもごめんだ。
「んで、なんだ?このデバイスがオリジナル?それってどうゆう事?」
「しょうがない…それは私が説明しよう、このクソ雑魚に変わってこの私がな…」
扉を乱暴に開けて高笑いをあげる馬鹿なのか頭がいいのか分からないけど美鈴が扉の前で仁王立ちしていた。
「オリジナルってのは…お前自身しか扱えない物って言えばいいか?まぁ、お前専用の武器って思った方が簡単だな。
そして、もう一つのが普通の型から作られる物だけど…オリジナルと違って誰だって使える。まぁ、オリジナルからしたら全く持って月とすっぽんの差だけどな。」
ふーん。そんなに種類があったのか…。
勝手に淹れたコーヒーを啜りながら聞き流す。
てか、なんでこいつはここにいるんだ?
そんな事が頭に過ったのを察したのかふふん♪と鼻を鳴らしてドヤ顔を決めていたが…。
「それとだな…」
「ふぇ?」
「お前だよ!おまえ!!なんでお前みたいな奴がこんな所にいるの?なに?このデバイスの情報を奪いにきたスパイ?」
「そういう訳では無いんですぅ!私はただ興味本位にぃ!!」
「レン!これで練習試合しようぜ!お前だけ無武装な!」
はぁ…俺の周りにはうるさい奴ばかりで嫌になるけど…これくらいが一番いいんだよな。
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