オタクと元ヤクザが結婚したら…

かのちゃん

06 お祝いが次々と…

由ちゃんが産まれたことを、みんなに報告すると、すぐ病院に駆けつけてくれた。
まず最初に来たのは……もちろん!元同僚の美咲と美紅と花!
東京から、わざわざ来たんだって!

「かっわい〜♡」

「遼ちゃんさんにそっくりね!」

「……。」

照れてるのかな?

「次!私に抱っこさせて〜!」

「はいはい。」

みんな、由ちゃんを抱っこしてる。
由ちゃん、可愛がってもらって、嬉しそう。

「由香に渡したい物があるの!」

渡したい物?
美咲がバックの中から、黄色の紙袋を取り出して、私の前に出した。

「じゃーん!出産祝い〜!私達が選んだ洋服!由ちゃんに着させてね!」

うわあ。ありがとう、美咲、美紅、花!大事にするよ!

「いいえ〜。」

「うちらは由香が仕事辞めても、ずっと親友だからね!」

みんな……。
なんか、目から涙が出ちゃった……。

「大丈夫!?」

「ほら、ハンカチ!」

ありがとう……。
私は、美紅から渡させたハンカチで、涙を拭いた。






続いてお祝いに来てくれたのは……テルくん、城山くん、田中くん、冴島くん、峰くん、黒田くんが来た!

「かっわいっすね〜♡」

「こら。さっき由香のおっぱいを飲んだばかりだから、あんまり大きな声出すな。」

「……ちえ。せっかく抱っこできると思ったのに。」

ごめんねえ〜。起きたら抱っこさせるからあ。

「あ、そうそう!これ……。」

テルくんが遼ちゃんの前に出したのは……水色の紙袋!

「俺達からのお祝いっス!」

「おう。ありがとな。」

「えへへ。」

ところでテルくん達、今はどうしてるの?

「ああ……黒田、城山、冴島、峰は、宮島先生が紹介してくれた、工場で働いています。俺は…実家の店を手伝ってます。」

テルくんの家って、お店をやってるんだあ。

「西津商店っていう小さなお店なんですけど……。ヤクザを辞めた後、何もすることなかった時に、親父が倒れたと聞いて、6年振りに実家に帰り、親父の代わりに、おふくろと一緒にお店をやることにしたんだ。グレて実家を出て行ったから……少しは、親孝行しないとなと思って。」

いい話……。

「でしょ〜?」

「自慢話もいーかげんにしろよ。」

元皇牙組のみんなが幸せに過ごしててよかった。

続く!

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