オタクと元ヤクザが結婚したら…

かのちゃん

03 産まれる!

赤ちゃんが産まれるまであと2日。
いつものように、めいを迎えに行って、その帰りの途中。

「ゆかちゃん、げんきだった?」

うん。元気だったぞ。

「あかちゃんは?」

赤ちゃんも。元気だったぞ。

「はやくうまれないかな〜?」

そう焦るなって。赤ちゃんも、そろそろ産まれてくる準備をしてるだ……。
トウウウウウル。
ん?電話か?
ポケットの中からスマホを取り出すと……。
ん?由香からだ。

「ゆかちゃんから!?」

噂をすれば……。

「めいもおでんわした〜い!」

ちょっと待ってな。

「もしもし?」

「『遼ちゃん……。』」

お?なんだか、声が苦しそうだが……。

「『……そうなの。』」

ん?

「『……赤ちゃんが……産まれそうなの。』」

ああ〜。赤ちゃんが……って。

「え〜!?」

すぐお義父さんのところに行くから!待ってろ!
俺は急いで電話を切って、めいをおんぶして走った!

「おじしゃん!おでんわは〜?」

「今は電話する場合じゃねえって!」






「お義父さん、お義母さん!」

「あら。遼太郎さん。」

「どうしたとね?そんなに慌てて。」

「……さっき、由香から連絡がきて、もうすぐ産まれそうって!」

「え〜!?」

「予定日よりはよー産まれるとね!」

早く急がねえと!
待ってろ〜、由香〜!赤ちゃん!

続く!

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