幸せに暮らしたいだけなのに

ヒロ

召喚

俺、如月竜(きさらぎりゅう)は目つきが悪い。
両親からは「男らしくていい」と言われ、弟からは「カッコイイ」と言われていたが、周りからは「人殺しの目をしてる」、「暴力団幹部だ」と言われていた。学校のクラスに行ったら誰も目を合わせてくれず、街を歩けば不良に絡まれた。友人の1人からは、「目さえ良ければイケメンだったのに」なども言われた。
自衛の為、剣道や空手をしたがそのせいで体格が良くなってしまい不良には絡まれなくなったものの、学校では誰も目を合わせないから誰も寄り付かないになった。その空気が好きではないため、いつも登校するのはHRが始まる少し前にしてる。教室のドアを開けるとそれまで少し騒がしかったのに誰も喋らなくなる。
「竜、おはよー」
「あぁ、おはよう」
その空気の中で俺の数少ない友人の下村陽太(しもむらようた)が俺に挨拶をすると教室内がまたさっきの空気に戻る。そのまま陽太は俺の方に来ると
「相変わらず目付きわりぃなー」
「うっせー」
こんな感じで軽口を叩き合えるのは家族以外ではこいつみたいなもんだ。陽太は大体身長175センチで制服をいつも気崩してる明るい茶髪のチャラ男みたいな見た目のやつだ。こいつがきちんと制服を着てるとこは見たことがないな。後、女子の体を見ると、何カップかを見抜くという謎の特技がある。
そのまま俺の席に行き少し陽太と雑談してるとドアが開いて明るい雰囲気を纏った4人の男女が話しながら入ってきた。
先頭にいる黒髪の180センチ位の男は神谷聖(かみやひじり)と言って、物語の主人公みたいな奴だ。成績優秀、スポーツ万能、何かの大会に出たら絶対に3位以内に入るという万能ぶり、
しかも顔もイケメンで1ヶ月に2、3人に告白されるらしいが、全部
「好きな人がいる」
と言って断ってるらしい。好きな人とは一体誰だろう・・。
2人目の160センチ位の明るめの茶髪のショートヘアーの女性は、宮下雪(みやしたゆき)といい、有名な話はないものの、とにかく優しいで有名だ。後、かなり運動神経も高く、女子の中だと1番らしい。陽太が言うにはBカップ
3人目に入ってきた190センチ位で暗めの茶髪をした大柄な男は、大島蒼太(おおしまそうた)と言って、喧嘩が強いで有名だ。だが、誰も彼が怒ってる所を見たことがないのでただの噂だとみんな思ってる。
最後に入ってきた女性は、沢村六花(さわむらりっか)といい身長165センチ位の黒いロングの髪のクールな雰囲気を持つ美人な人だ。とにかく頭がよく、クラスでは毎回1位の成績を持つ。
ちなみに2位は聖だ。陽太が言うにはDカップ
その4人が席に着いたところで、先生が入ってきた。
「それじゃあ、HRを始めるぞー」
先生がそう言った途端、床が光り出した。
よく見ると魔法陣みたいな模様が見える。
こ・・これは、あの有名な異世界召喚と言うやつか!?
心の中でガッツポーズをとってると、光がどんどん強くなって、何も見えなくなった。

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