最強剣士異世界で無双する
第110話 海底遺跡 2
海に入ってすぐ、
「ケンイチどれくらい潜れば良いの?」
シェリーが話しかけてくる。何故海の中で会話が出来るの、それは俺が掛けた結界魔法のおかげなのである。
結界の中は酸素で満たされていて呼吸が出来る。そのため話しも出来ているのであった。
「すぐだよ。ほら見えてきたぞ」
俺はうっすらと見えてきた海底神殿を指さす。三人は俺の指した先を見て、
「でかいわね」
「あんなのが海の中にあるなんて」
驚いている。俺だって初めて見た昨日は凄く驚いた。だからクラーケンの一撃を受けてしまったわけなのだ。
海の底へと降り立ち、海底神殿入り口へと近づいていく。
入り口は扉などはないく薄い膜で覆われていた。俺達はその膜を通り抜けて中に入っていく。
その中には水はないため、
「解除!」
全員の結界を解く。その後フライの魔法を解く。
辺りを見渡してみると、日本に居たときに本で見たことがある古代遺跡にそっくりであった。目の前には石造りの通路が一本真っ直ぐに伸びている。
「ライト!」
暗い遺跡の中を照らすためにライトの魔法で周りを照らす。
気配察知にモンスターの反応はない。
「細い通路ね」
隣にいるシェリーがそんな事を呟いた。
確かに細い。こんな所でモンスターとの戦闘になってしまったら戦いにくい。
「近距離戦でも複数人での戦闘は大変そうだな」
「そうね」
「ならお兄ちゃんが前衛で私達は後ろで援護してるね」
ミカがそんな事を呟いた。
それに合わせて二人も頷いている。三対一でミカの意見が採用となってしまった。
まあそれしかないかと思いながら遺跡の中を進んでいく。
中に入ってから暫くの間は真っ直ぐな通路が続くだけでモンスターとの遭遇もなく進んでいた。
「遺跡って言っても何もないのね」
などと言って欲しくないセリフを言うシェリー。
そんなとき、
ポチ!
ボタンを押した音が聞こえた。
俺はまさかと思いながらいると後ろから大きな岩が転がってくる。
「皆! 走れ~!」
俺が大声で言う前に三人が先に前にでて走り始めていた。
俺の事は無視かよ! などと思いながら全速力でダッシュしていく。
進んでいく先に右への通路へと入れるところがある。
「そこ右に入れ!」
前を全力で走っている三人に言うとすぐにそこへと入っていく。俺もそれに続き右通路へと入った。
横を通り過ぎていく大きな岩。
「ふ~」
とりあえず一安心かなと思いながら安堵のため息をつく。
三人とも息が上がっている。
「ここで少し休もう」
「そうね」
下に座り休む俺達。
俺はその間に探知の魔法を使い遺跡内部を探してみる。もしかすると何かがこの遺跡にあるのかも知れないと思っていた。
だが今の所は何の反応もない。
昨日感じたのは気のせいだったのかと思ったが、まだ探索し始めたばかり、もう少し先へと進んでいけば何かあるかも知れない。
とりあえず先へと進むしかないと考えていた。いざとなればテレポートの魔法で入り口近くに戻ればいいだけの事。
全員の体力もある程度回復もしたので、
「先へ進もうか」
「うん」
すぐに返事を返してきたのはヒョウカだった。それに続きシェリー、ミカと返事が返ってくる。
三人が立ち上がり先へと進み始める。先程進んでいた通路ではなく、岩を避けるために入った通路を進んでいく事にした。
「お兄ちゃん、あれ!」
指を指すミカ。その方を見てみると扉がある。もしかしたら上へか下への階段があるのかも知れないと思い、少し早足になる。
扉のドアの具に手を掛けて引くと簡単に扉が開く。
中にあったのは通路がのような狭い所とは正反対の広い部屋があった。
正直、嫌な予感しかしないが入る以外に選択肢もなかった為中へと入っていく。
俺達四人が全員中へと入ると同時に後ろの扉が閉まった。
開けようとしても開かない。
一体どうなっているんだと思っていると部屋の中にモンスターの気配が複数現れ始めた。
「ケンイチあれって」
シェリーが声を震わしながら名前を呼んでくる。
シェリー達の方を振り返ってみるとそこには複数のモンスターが現れていた。
「ケンイチどれくらい潜れば良いの?」
シェリーが話しかけてくる。何故海の中で会話が出来るの、それは俺が掛けた結界魔法のおかげなのである。
結界の中は酸素で満たされていて呼吸が出来る。そのため話しも出来ているのであった。
「すぐだよ。ほら見えてきたぞ」
俺はうっすらと見えてきた海底神殿を指さす。三人は俺の指した先を見て、
「でかいわね」
「あんなのが海の中にあるなんて」
驚いている。俺だって初めて見た昨日は凄く驚いた。だからクラーケンの一撃を受けてしまったわけなのだ。
海の底へと降り立ち、海底神殿入り口へと近づいていく。
入り口は扉などはないく薄い膜で覆われていた。俺達はその膜を通り抜けて中に入っていく。
その中には水はないため、
「解除!」
全員の結界を解く。その後フライの魔法を解く。
辺りを見渡してみると、日本に居たときに本で見たことがある古代遺跡にそっくりであった。目の前には石造りの通路が一本真っ直ぐに伸びている。
「ライト!」
暗い遺跡の中を照らすためにライトの魔法で周りを照らす。
気配察知にモンスターの反応はない。
「細い通路ね」
隣にいるシェリーがそんな事を呟いた。
確かに細い。こんな所でモンスターとの戦闘になってしまったら戦いにくい。
「近距離戦でも複数人での戦闘は大変そうだな」
「そうね」
「ならお兄ちゃんが前衛で私達は後ろで援護してるね」
ミカがそんな事を呟いた。
それに合わせて二人も頷いている。三対一でミカの意見が採用となってしまった。
まあそれしかないかと思いながら遺跡の中を進んでいく。
中に入ってから暫くの間は真っ直ぐな通路が続くだけでモンスターとの遭遇もなく進んでいた。
「遺跡って言っても何もないのね」
などと言って欲しくないセリフを言うシェリー。
そんなとき、
ポチ!
ボタンを押した音が聞こえた。
俺はまさかと思いながらいると後ろから大きな岩が転がってくる。
「皆! 走れ~!」
俺が大声で言う前に三人が先に前にでて走り始めていた。
俺の事は無視かよ! などと思いながら全速力でダッシュしていく。
進んでいく先に右への通路へと入れるところがある。
「そこ右に入れ!」
前を全力で走っている三人に言うとすぐにそこへと入っていく。俺もそれに続き右通路へと入った。
横を通り過ぎていく大きな岩。
「ふ~」
とりあえず一安心かなと思いながら安堵のため息をつく。
三人とも息が上がっている。
「ここで少し休もう」
「そうね」
下に座り休む俺達。
俺はその間に探知の魔法を使い遺跡内部を探してみる。もしかすると何かがこの遺跡にあるのかも知れないと思っていた。
だが今の所は何の反応もない。
昨日感じたのは気のせいだったのかと思ったが、まだ探索し始めたばかり、もう少し先へと進んでいけば何かあるかも知れない。
とりあえず先へと進むしかないと考えていた。いざとなればテレポートの魔法で入り口近くに戻ればいいだけの事。
全員の体力もある程度回復もしたので、
「先へ進もうか」
「うん」
すぐに返事を返してきたのはヒョウカだった。それに続きシェリー、ミカと返事が返ってくる。
三人が立ち上がり先へと進み始める。先程進んでいた通路ではなく、岩を避けるために入った通路を進んでいく事にした。
「お兄ちゃん、あれ!」
指を指すミカ。その方を見てみると扉がある。もしかしたら上へか下への階段があるのかも知れないと思い、少し早足になる。
扉のドアの具に手を掛けて引くと簡単に扉が開く。
中にあったのは通路がのような狭い所とは正反対の広い部屋があった。
正直、嫌な予感しかしないが入る以外に選択肢もなかった為中へと入っていく。
俺達四人が全員中へと入ると同時に後ろの扉が閉まった。
開けようとしても開かない。
一体どうなっているんだと思っていると部屋の中にモンスターの気配が複数現れ始めた。
「ケンイチあれって」
シェリーが声を震わしながら名前を呼んでくる。
シェリー達の方を振り返ってみるとそこには複数のモンスターが現れていた。
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コメント
ノベルバユーザー421255
結界に酸素だけ付与したことになってますけど、それ人間死にますよ?