最強剣士異世界で無双する
第47話 護衛依頼 1
俺達が集合場所の南門に着くと、既に依頼主さんと他の2パーティーが到着していた。
まず初めに依頼主さんの所へとあいさつに言った。
「遅れて申し訳ございません。パーティーソールメイトのリーダーケンイチでございます。」
頭をさせげて挨拶をした。
「まだ大丈夫ですよ。私は商人をやっておりますレイ・ド・メルクと申します。お気軽にレイとお呼びください。」
レイさんは身長が高くてほっそりしている男性だった。
レイさんは、セミアリアの特産品をいろいろな街へで販売したり、いった街でそこの特産品を買取セミアリアの店で販売している
それから他に2名の紹介があった。
1人は女性でエリン・ド・メルクさん。レイさんの奥さんで旦那さんよりは身長が低かったが平均的な女性の身長よりは少し高いように思えた。すごく優しそうな日人だった。
もう1人は男性のリオンさん。レイさんに雇われている方で少し顔の怖い人だった。
それから俺達パーティーメンバーの紹介をした。ただしシェリーとヒョウカに関しては偽名で紹介した。
シェリーは、ジェリー、ヒョウカは、ヒヨカという名前にしておいた。
お互いに自己紹介が終わると、他のパーティーのリーダ2人と依頼主さんのレイさんと俺を交えての話し合いが行われた。
その前に、パーティーのリーダーでの自己紹介を簡単に行った。
1つ目のパーティーはBランクパーティーリュウセイのリーダーマコトさんだった。リュウセイは3人がBランクで2人がCランクの5人構成のパーティーで、冒険者歴は20年程にもなるベテランパーティーである。前衛の剣士3人と後衛2人のバランスの取れた構成となっていた。女性の3人の男性2人のパーティーだが、遠くから見ていたらすごく仲がよさそうだった。
もう1つのパーティーはCランクパーティーのソードマスターのリーダーケイトさん。ソードマスターは名前の通り剣士のみの4人パーティーで全員男性である。まだ冒険者を始めて1年程らしいがそれでも俺達よりも先輩の為敬わなければと思った。
そして俺達ソールメイトを加えての3パーティーとなった。
リーダー同士の自己紹介が終わるとこれからのことについての話し合いが行われた。
「出発は朝の鐘が鳴ってからになります。目安としましては1週間ほどでミリセレス村に着ければと思っております。」
「ここからミリセレス村までな妥当な日数でござるな。」
「冒険者の方々には我らの馬車に1パーティーごとに乗っていただいての移動となります。乗る順番ですが、リュウセイの皆様には、一番前の馬車に、ソールメイトの皆様は真ん中に、ソードマスターの皆様は一番後ろの馬車にお願いいたします。」
「了解でござる。」
「分かりました。」
「いいぜ。」
話を聞きながらリュウセイのリーダーの話し方がすごく気になっていたができる限り気にしないようにしていた。
「それと、リュウセイのリーダーマコト様には全体の指揮をお願いいたします。」
「心得た。」
「それでは皆さん出発まで自由にお過ごしください。」
一旦解散となった。
シェリー達の元へと戻ると、
「ケンイチお帰り。話し合いは終わったの。」
「終わったよ。」
「他のパーティーは、どうだった?」
「Bランクパーティーのリュウセイは冒険者歴も長いからいろいろと教えてもらえて頼りになりそうだよ。もう1つのパーティーはCランクのソードマスターだけど冒険者歴は1年みたいで全員が前衛のパーティーだったよ。」
「全員が前衛って、ある意味すごいね。」
「まあな、でも連携とかで足を引っ張られそうかもね。」
「そうね。それに少し柄悪そうだから気をつけないとね。」
「そうだね。でもお兄ちゃんがいたら大丈夫だよ。」
「それもそうね。きっとケンイチなら私達がピンチになったら助けてくれるでしょう。」
シェリーの言葉と同時に3人の目線が俺の方に向けられた。
「助けるに決まってるだろ。3人とも大切な仲間なんだから。」
俺にこう答える以外の選択肢がなかった。
「それでも相手は先輩冒険者なんだから敬わないとね。」
3人はこくりと頷いた。すると、
「ゴ~~ン、ゴ~~ン。」
鐘が鳴るのが聞こえた。
「それでは皆さん、馬車へお乗りください。全員が乗り次第出発いたします。」
レオさんの声を聞いてそれぞれの馬車へと乗り始めた。
俺達4人は話し合いで言われた通りに真ん中の馬車に乗った。
全員乗ったことを確認すると馬車はミリセレス村へと向けて出発した。
出発してから半日が経った。俺は自身に酔い止めを付与した結界を張って何とか耐えていた。すると、
「皆さんはいつから冒険者をされているんですか?」
俺達の馬車の御者しているエリンさんが話しかけてきた。
「1か月前からです。」
「え~~そうなんですか。でもそんなに早くBランク冒険者になれるものなんですか?」
「普通は無理ですよ。でも僕達は、王都の総合魔法学院をトップの成績で卒業したんですけど、在学中にある程度実績を積んでいたらまれに卒業と同時にBランク冒険者の資格をもらえるんですよ。」
「そうなんですね。皆さんあの学院をトップに成績ってすごいですね。」
エリンさんは俺の話にかなり驚いていた。
「そんなことないですよ。授業をきっちりと受けていれば余裕ですよ。」
俺の言葉に他の3人目線がすごく冷たかった。
確かに真面目に授業を受けていたのは1年生の1学期の頃だけでそれ以降は殆ど授業を受けてないのだから。
俺達は日が暮れ始めるまでエリンさんといろいろな話をしていた。
「皆さん今日はここで野営にしますので準備をお願いします。」
馬車を止めて野営の準備に取り掛かった。
準備と言っても馬を近くの木に繋ぐのと、夕食であるパンと水を配る位であった。
リュウセイのパーティーの皆さんは近くの枝を集めて焚火を作ってくれた。
それを囲むようにしてみんなで座り夕食となった。
パンはとても固くて嚙みちぎるのの一苦労でありお世辞にも美味しいとは言えなかった。
なんとかそれを食べ終えてゆっくりとしていると、ソードマスターが俺達に近づいてくるのだった。
まず初めに依頼主さんの所へとあいさつに言った。
「遅れて申し訳ございません。パーティーソールメイトのリーダーケンイチでございます。」
頭をさせげて挨拶をした。
「まだ大丈夫ですよ。私は商人をやっておりますレイ・ド・メルクと申します。お気軽にレイとお呼びください。」
レイさんは身長が高くてほっそりしている男性だった。
レイさんは、セミアリアの特産品をいろいろな街へで販売したり、いった街でそこの特産品を買取セミアリアの店で販売している
それから他に2名の紹介があった。
1人は女性でエリン・ド・メルクさん。レイさんの奥さんで旦那さんよりは身長が低かったが平均的な女性の身長よりは少し高いように思えた。すごく優しそうな日人だった。
もう1人は男性のリオンさん。レイさんに雇われている方で少し顔の怖い人だった。
それから俺達パーティーメンバーの紹介をした。ただしシェリーとヒョウカに関しては偽名で紹介した。
シェリーは、ジェリー、ヒョウカは、ヒヨカという名前にしておいた。
お互いに自己紹介が終わると、他のパーティーのリーダ2人と依頼主さんのレイさんと俺を交えての話し合いが行われた。
その前に、パーティーのリーダーでの自己紹介を簡単に行った。
1つ目のパーティーはBランクパーティーリュウセイのリーダーマコトさんだった。リュウセイは3人がBランクで2人がCランクの5人構成のパーティーで、冒険者歴は20年程にもなるベテランパーティーである。前衛の剣士3人と後衛2人のバランスの取れた構成となっていた。女性の3人の男性2人のパーティーだが、遠くから見ていたらすごく仲がよさそうだった。
もう1つのパーティーはCランクパーティーのソードマスターのリーダーケイトさん。ソードマスターは名前の通り剣士のみの4人パーティーで全員男性である。まだ冒険者を始めて1年程らしいがそれでも俺達よりも先輩の為敬わなければと思った。
そして俺達ソールメイトを加えての3パーティーとなった。
リーダー同士の自己紹介が終わるとこれからのことについての話し合いが行われた。
「出発は朝の鐘が鳴ってからになります。目安としましては1週間ほどでミリセレス村に着ければと思っております。」
「ここからミリセレス村までな妥当な日数でござるな。」
「冒険者の方々には我らの馬車に1パーティーごとに乗っていただいての移動となります。乗る順番ですが、リュウセイの皆様には、一番前の馬車に、ソールメイトの皆様は真ん中に、ソードマスターの皆様は一番後ろの馬車にお願いいたします。」
「了解でござる。」
「分かりました。」
「いいぜ。」
話を聞きながらリュウセイのリーダーの話し方がすごく気になっていたができる限り気にしないようにしていた。
「それと、リュウセイのリーダーマコト様には全体の指揮をお願いいたします。」
「心得た。」
「それでは皆さん出発まで自由にお過ごしください。」
一旦解散となった。
シェリー達の元へと戻ると、
「ケンイチお帰り。話し合いは終わったの。」
「終わったよ。」
「他のパーティーは、どうだった?」
「Bランクパーティーのリュウセイは冒険者歴も長いからいろいろと教えてもらえて頼りになりそうだよ。もう1つのパーティーはCランクのソードマスターだけど冒険者歴は1年みたいで全員が前衛のパーティーだったよ。」
「全員が前衛って、ある意味すごいね。」
「まあな、でも連携とかで足を引っ張られそうかもね。」
「そうね。それに少し柄悪そうだから気をつけないとね。」
「そうだね。でもお兄ちゃんがいたら大丈夫だよ。」
「それもそうね。きっとケンイチなら私達がピンチになったら助けてくれるでしょう。」
シェリーの言葉と同時に3人の目線が俺の方に向けられた。
「助けるに決まってるだろ。3人とも大切な仲間なんだから。」
俺にこう答える以外の選択肢がなかった。
「それでも相手は先輩冒険者なんだから敬わないとね。」
3人はこくりと頷いた。すると、
「ゴ~~ン、ゴ~~ン。」
鐘が鳴るのが聞こえた。
「それでは皆さん、馬車へお乗りください。全員が乗り次第出発いたします。」
レオさんの声を聞いてそれぞれの馬車へと乗り始めた。
俺達4人は話し合いで言われた通りに真ん中の馬車に乗った。
全員乗ったことを確認すると馬車はミリセレス村へと向けて出発した。
出発してから半日が経った。俺は自身に酔い止めを付与した結界を張って何とか耐えていた。すると、
「皆さんはいつから冒険者をされているんですか?」
俺達の馬車の御者しているエリンさんが話しかけてきた。
「1か月前からです。」
「え~~そうなんですか。でもそんなに早くBランク冒険者になれるものなんですか?」
「普通は無理ですよ。でも僕達は、王都の総合魔法学院をトップの成績で卒業したんですけど、在学中にある程度実績を積んでいたらまれに卒業と同時にBランク冒険者の資格をもらえるんですよ。」
「そうなんですね。皆さんあの学院をトップに成績ってすごいですね。」
エリンさんは俺の話にかなり驚いていた。
「そんなことないですよ。授業をきっちりと受けていれば余裕ですよ。」
俺の言葉に他の3人目線がすごく冷たかった。
確かに真面目に授業を受けていたのは1年生の1学期の頃だけでそれ以降は殆ど授業を受けてないのだから。
俺達は日が暮れ始めるまでエリンさんといろいろな話をしていた。
「皆さん今日はここで野営にしますので準備をお願いします。」
馬車を止めて野営の準備に取り掛かった。
準備と言っても馬を近くの木に繋ぐのと、夕食であるパンと水を配る位であった。
リュウセイのパーティーの皆さんは近くの枝を集めて焚火を作ってくれた。
それを囲むようにしてみんなで座り夕食となった。
パンはとても固くて嚙みちぎるのの一苦労でありお世辞にも美味しいとは言えなかった。
なんとかそれを食べ終えてゆっくりとしていると、ソードマスターが俺達に近づいてくるのだった。
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