話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

剣帝と魔法帝の最強ライフ

ノベルバユーザー341003

契約内容

「で、その契約はどうするんだよ…」

「安心して!今から契約を始めるわ!あなたはそこに立ってるだけでいいから私が詠唱している間は必要最低限、喋らないでね!あっ、そうだ!詠唱中私があなたに話しかけたら私に名前をちょうだい!汝の名はなんたら~って言うだけだから!適当な名前にしないでね!」 

「はっ?名前?それはどいうことで…」

上位精霊は質問を聞く前に手のひらを僕の前に広げた。するとどこからともなく現れた光の粒が上位精霊に吸収されるように消えていった。上位精霊から放たれるオーラは何処と無く神々しくて思わず見惚れた。

「全てを司る我らが王、精霊王よ我が契約許し、アレク=ディア=スコールを認めよ!契約呪文!精霊の約束!」

契約呪文を唱える上位精霊の前には緑色のエフェクトで複雑な文字が書いてある円の魔方陣があった。魔方陣は僕の方に向いていて少し不安になる。第一呪文を唱え終わると今度は僕が緑色のエフェクトに包まれた。だけど少しも怖くなくて暖かい…さっきまで感じていた不安は安心に変わった。

「我に名を名付け、力を求めよ!!!!!我の名は?!」

「へっ?あっ!な、汝の名前はー…えっと、アリス!」

ビビった…急にこっちに話ふるなよお陰で変な名前つけるところだったわ!というか名付けはこんなんで良かったのだろうか思わず雰囲気的な名前にしてしまったけれど契約失敗とかにならない?アリスは名前を与えられた直後ニヤッと笑い、僕に微笑んだ。

「我の名前はアリス!契約者アリス=ディア=スコールの守護精霊なり!」

アリスは自分の名前を高らかに叫び、契約を終わらせた。さっきまでの神々しいオーラはなくなり僕についていた緑色の魔方陣もなくなった。

「これで契約は…終了よ、はぁ…体が壊れなくてよかっ…たわ。」

名付けで力をかなり消耗したのか声がか細くなっていた。顔も先程までと違い少し青白く見える。

「あぁ、僕は大丈夫だけど…アリスは?」

「私は…契約で力をあなたに譲渡したから消えるわ…」

この時のアリスは足が消えかかっており、覚悟を決めた顔をしていた。






「剣帝と魔法帝の最強ライフ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く