剣帝と魔法帝の最強ライフ

ノベルバユーザー341003

精霊とは?

「契約?」


「そう!契約よ!あなた相当運がいいわ!私を見えるだけじゃなく、契約できる素質をもっているのだから!」


「?!」


僕に素質?契約?一体どういうこと?頭のなかは?で一杯だった、今までに聞いたことのない単語ばかりだ。まぁ、勉強してないからかも知れないけど…自称上位精霊はいまだにペラペラと喋り続けている。とりあえず今分かるのはこの子は上位精霊?ということだけ


「ちょっと待ってくれ、一から説明してくれないとわからないんだが…」


「あぁ!確かに!でもー、そうね長くなりそうだから、とりあえずその本全部読んじゃいなさい!それ大分重要だから!だから読み終わったら全部話すわ!」


自称上位精霊は僕の持ってる本を指差した。この本は大分重要な本らしい…ほんとかどうか分からないけど、だがそうも言っていられないので適当に返事をして続きをめくった。ページはボロボロで、読めるところがスキル名しかなかった


【身体構築】を会得しました使用しますか?


「?なんだこれ?身体構築?」


「あぁ!それはねー…うーんと、、説明めんどくさいから、使って見た方が速いかも!それも契約の条件だからとりあえずOKしちゃって!」
 

自称上位精霊は唇に指を当て少し困ったように言った。とりあえず他にすることもないので指示に従う


「わかった、身体構築を使用する!」


僕が使用宣言をすると同時に体が黄金に輝き始め、体が浮くような感覚に襲われた。不安になり精霊の方を向くが精霊は驚きもせずに僕の様子をうかがっている。さも当たり前かのように、僕は明らかに他のスキルとは桁が違うような気がして少し怖くなった。そして、しばらくして光がパタリと光らなくなった


「??終わったのか…?」


僕の体は特にこれといって変化はなく、強いて言うならちょっと体が軽いくらいだった。不思議に思っている僕を見つめ満足そうに精霊がうなずいた


「うんうん!いい感じだね!これなら体壊れないですむかも!それじゃあ最終確認!ステータスを見てみよう!」


「ステータス?」


「あっ!そうか人間は神聖の儀を行わないとステータスの存在を教えてくれないんだっけ?まぁ!悪いものじゃないからステータスオープンって唱えてみなよ!ステータスはね、今の自分を見ることが出来るの!」


精霊は嬉しそうにステータスの事を話してくれた。というかちょっと待ってくれさりげなくスルーしたけど体が壊れるってなに?契約ってそんなに怖いものなの?!あぁ、考えてもわからないや、こうなったらどうにでもなれ!!僕はやけくそになって叫んだ


「ステータスオープン!!!!!」















「剣帝と魔法帝の最強ライフ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く