神々に選ばれた少女 ~チートスキルでがんばります~

夢見叶

第3話 初めてのモンスター討伐

  目の前が白くなったらっと思ったら次の瞬間には、目の前には木が辺り一面に生い茂っている森の中で横になって寝ていた。服装は神様たちが言っていた通り、私が毎日来ていた青と白が基調のセーラー服で、靴は白にピンクがかった運動靴で、スカートは少し短めのカッコだった。気がついた鈴花は体をお越し辺りを見渡しながら、
(日は、真上には登り切っていない所からまだ昼前なのかもしれない。)
と、鈴花は思っていると、何もない後ろから、
 「おはよう スズカ。」 


ーーーえ〜 なに?なにもない所から声がしたよ~ こわっ!!---


突然何もない所から声が聞こえてきたことにびっくりして辺りを見回してみると、鈴花の後ろに、身長10〜15cmほどで服装は水色のワンピースで髪は青いろ、ポニーテールで、後ろに6枚の羽を生やしている妖精
(?)のように見える生き物がいた。鈴花は、地面に座り直していると、


「ちょっと、そんなに驚かないで。ちょっと悲しいじゃない。」 
「ゴメンね。いきなり後ろから声がしたものだからつい驚いちゃって。」


と、鈴花にに驚かれて少し助ショックだったのか、少し元気がないように見えたので鈴花は、すぐさま妖精(?)さんに対して謝ったら、妖精(?)さんも、(そうだったのね)と、いった感じの顔で、話し始めた。


「別にいいのよ。急に後ろから話しかけたわたしが悪かったのだから。まあそれより私の自己紹介をさせてもらうわね。私の名前はフィナ。スズカの案内役として創生神フィート様に作られたピクシーよ。私のことは、スズカにしか見えないし触れない、声もスズカにしか聞こえないの。だから私と話すときは、心の中から話しかけてくれたら私に届くからそれでお願いね。」


と、簡単な自己紹介をフィナがしてくれた。それを聞いた鈴花は、


 「あのー、一つ質問いいですか。」


「ええ、いいわよ。なんでも聞きなさい。」


と、鈴花が質問したいと思い片手を上げながら聞いてみると快く了承してくれた。


「何故?案内役がつけられたのかが不思議で、だって私、あの神様達からありえないほど凄いスキル貰っているわけですし、これ以上何かをして頂くのはとても悪い気がしてしまったのですが~」


鈴花は、先ほどの白い部屋で神たち4人から貰ったユニークスキルや加護でも充分すぎるのにそれにプラスして案内役なんて予想もしていなかったため少しおどろいてしまっていた。


ーーーまあユニークスキルについてお願いしたのは私なんだけどね。(てへ)---


と、心の中で思っていた鈴花だった。


「その点については大丈夫だと思うわよ。最後のあの短い時間ではこの世界の事を貴方に全部伝えきるのは流石に神様達でも無理だからね。その為に、この私が作られてあなたの元へ送られたのよ。これは説明不足だった神達からの罪滅ぼしだと思って頂戴。」


と、言われた。
 (まあそれならいいか)
と、思いながらフィートの話を聞いていた。


「じゃぁ、この世界のことと、これからについて簡単に説明するわね。」


と、いい説明してくれた。フィナが説明してくれた内容をまとめると、


最初に説明されたのは、この世界に住んでいるモンスターのことだ。
 この世界に存在するモンスターは何かしらの属性(例えば、火属性とか、水属性)を持っていて、同じモンスターでも属性によって体の色が違ったりするらしー。そして強さによってあるていどはランクがついているとのこと。一番弱いのだとFランクからと強いのだとSランクまであるとのこと。




そして、次に話されたのは、この世界の通貨についてだ。この世界には銅貨・銀貨・金貨・白金はっきんかの4種類が存在する。そして、この世界の通貨の単位は全て共通で、「ユンス」と言うらしく、1ユンスで銅貨1枚で日本円に換算すると10円位の価値らしいが、あまり使われておらず、基本は銅貨何枚と銀貨何枚と言われるのが一般的らしい。
白金1枚当たり金貨10枚分  金貨1枚当たり銀貨100枚分  銀貨1枚当たり銅貨100枚
に、相当するとのこと。


そして、自分のストレージの中を確認してみると銅貨が50枚と銀貨が20枚と金貨が5枚入っていた。合計すると、52050ユンス、日本円にして、約520500円相当が入っていた。そのときに鈴花は、
---全然少しじゃねーじゃん---
と、少し心の中で突っ込んでしまった。




その次に説明されたのは、職業についてだ。
  この世界では、職業に就くとステータス欄に職業が追加されるらしい。例えば、冒険者ギルドに行って冒険者登録をすると冒険者になれる。そして、ステータス欄に「職業:冒険者」と、追加される。国のきしんだに入っていると、○○国騎士団員や騎士団長なら○○国騎士団長と追加される。もしこれが、何か悪行を犯した物だと、犯罪者や盗賊と追加されるらしい。そして、町や国に入るときにステータスチャックを最初に受けるらしいが、そのときにステータス欄の職業の所に犯罪者や盗賊と出た場合、そっく捕まるらしい。まあ当然と言えば当然だが。そして、冒険者や騎士団の物が上司の命令や犯罪者・盗賊のの依頼で人を殺してしまっても、職業欄に犯罪者・盗賊は追加されないらし。そこの辺りは神様が監視をしていて決めているらしいこと。




その次に説明されたのは、町でのことだ。
  先ほども少し触れたが、町に入る時には、ステータス確認水晶に手を触れないといけないらしい。そしてそこで犯罪者・盗賊でないかの確認を受けないといけないとのこと。そしてこの水晶がどのような経緯で作られたのかを知る人はいないらしい。この確認を終えて、問題がなければ町や国への入国許可が下りるとのこと。そして、冒険者登録をするときも同じことをするらしい。ただし、商人などで荷馬車を持っている人たちはその中も確認されるそうである。




その次に説明を受けたのは、スキルについてだ。
 元々、ユニークスキルについては、神たちから説明を受けていたため、それ以外のスキルについての説明だった。
  この世界にかなりの種類のスキルが存在しているとのこと。そしてその中でも基本とされるのが、属性魔法のスキルや戦闘系のスキルである。その中の戦闘系のスキルは学校などで、何か1つは護身用で覚えさせられるとのこと。属性魔法に関しては、殆どのに人が産まれたときから何かしらの属性魔法を持っているらしい。そして属性魔法の中で、火・水・風・雷の属性魔法が基本魔法と言われていて、初級・中級・上級がある。それ以外にも、土魔法や光魔法・闇魔法といった初級や中級と言ったランクが存在しない魔法もありそれ以外にも属性魔法は存在してはいるが、産まれたときから持っているのは、この7種類の中から1~3つほどだそうだ。そしてそれ以外の属性魔法を覚えたいときはたまに現れるダンジョンから発見される魔道書を買って覚えるらしい。そして、基本とされるスキル以外の研究はされているらしいが、なかなか進展しておらず、分かっていないらしいとのこと。




その次にステータスの説明を受けた。
   まず生命力だがこれは寝ると回復できるらしく、基本は5時間寝ると全回復するらしい。(1時間いつき20%ほどだ。)
 そして、筋力と防御力と俊敏性は基本的なゲームと変わらないらしい。
魔力については体力と同じで寝ているときか、何もしないで休んでいると回復するらしい。こちらは、寝ている時だと3時間ほどで全回復するが、起きていて休憩してるだけだと、1時間につき10%ほどしか回復しないらし。




そして最後にこの世界についての説明を受けた。
  この世界には、神達に聞いた通り9種類の種族が存在している。基本的には種族間の仲は悪くはないらしく、1つの町で一緒に暮らしていたりするそうだ。そして、国と国同士の衝突も少なくなく、年に数回は小さな争いがあるそうです。そして、時間の流れは地球と同じで、1年間は365日で1日は24時間だそうだ。そして、罪のない人を殺したり、荷馬車を襲ったり、人をさらったりした場合は、犯罪者や盗賊という職業がついてしまうが、何らかの指令で人を殺したり、犯罪者や盗賊を殺したりした場合はそれに適用されないそうで、冒険者ギルドでは、犯罪者や盗賊などの討伐依頼も出されるとのこtで、誰を討伐したかは、ステータス確認水晶で確認が取れるそうです。そして、レベルは最大で100だそうだがそれが本当だか分からないそうだ。ただ過去でもっともレベルをあげた人がレベル100だったらしい。


そして、少し長い説明が一旦終わり、学生時代の癖でしていた体操座りを崩し女の子座りをしながら、


「それで、私はこれからこの世界で何をしたらいいのでしょうか?」


と、フィナに質問をしてみると、


 「それはこれから話そうと思っていたのです。」


と、言われた。


 「スズカは、まずこの森を出て東に5km程進んだところにある村を目指しなさい。これは神にも言われたことだから覚えていいるわよね。」


 「はい、覚えていますが、それからはどうすればいいのですか?」


 「そこからは、スズカの自由よ。冒険者になってもいいし、少しの間ならのんびりした生活を送れるでしょうからそれでもいいですし。好きにしていいのよ。私はそれについて行くだけだから。」


と、言われてしまった。


 「そう言うことならまずは、その村を目指すしかないかな。その後のことは、その村についてから考えればいいよね。」


と、鈴花は思いながら、フィナに「行こっか!」と、いい村に向けて歩き始めた。






そして歩き始めて1時間位が経過しただろうか、森にはは道と呼べるとこれはなく木の枝や葉っぱを手でのけながら歩いていると、1匹のモンスターが目の前の木の陰から飛び出てきた。その姿は、どこかの某ゲームドラ〇エでよく見るスライムと言うモンスターではないかなと思っていると、隣を飛んでいるフィナが、


 「スズカ、スライムが現れたわよ。」


と、教えてくれた。そのスライムは鈴花がゲームでよく見ていたスライムとは、色が少し違い赤色をしていた。フィナにそのことについて聞いてみる見ると、


 「あれは、レッドスライムですね。火属性魔法と火耐性を熟練度1~2で持っているモンスターですね。」




と、教えてくれた。そして、神眼の分析のスキルでレッドスライムのステータスを確認してみると、


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ステータス
レッドスライム
LV: 1
生命力:10
筋力 :12
防御力:10
俊敏性:14
魔力 :20


スキル:火属性魔法(初級)1  火耐性1


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と、でてきた。


---おお、本当に火関係のスキルもってる!!---


と、驚いた。そして、横から驚いていた鈴花に対して、


「スズカ、驚いている暇はないわよ。私が、いろいろ教えてあげるから戦ってみなさい。」


と、フィナに言われた。


鈴花はこの世界で初めての戦闘に少し緊張はしていたが、相手がスライムだからだろうか、少しは落ち着いていた。そして、ストレージに入っている鉄の剣を構えスライムと向き合った。


 「スズカ、簡単にスライムとの戦い方にについて説明するわね。まずスライムに同じ色の属性の」魔法は効きにくいわ。それは、さっきスズカが確認したとおりその属性の耐性を持っているからよ。そしてスライム倒すときはそのスライムの中心部分に見えている核を潰すと倒せるわ。そしてスライムの攻撃は基本遠距離からの属性の初級魔法を使ってくるからそれをかわしながら核を潰しなし。後せっかくなんだから強奪のスキルを使ってスキルを奪ってみなさい。ステータスもいけるはずだけど相手がレベル1だから奪った後もステータスは変わらないから気をつけなさい。」


と、フィナからアドバイスを貰った鈴花は、スライムに向かって走り出した。距離のすると10メートルほどだった。強奪のスキルを使おう思うと最低でもスライムに後5メートルは近づかないといけないと言うことだ。そんなことを考えていると、前方のスライムが目の前に火の玉を作り始めた。それを見ていて、フィナが、


 「それが、火属性魔法の初級で熟練度1から使える火球ファイヤーボールよ。」


と、いった。それを聞いて鈴花は、心の中で、
  (あれが火球ファイヤーボールか~ なるほどなるほど)
と、思っていると、スライムが鈴花に向かって放ってきた。でも熟練度が1だからだろうかスピードがかなり遅かった。例えるなら、風船を投げられたみたいな感じである。それを簡単にかわしながら、少しづつ近づいていく。スライムもい1発づつ火球を打ってくるがそれを鈴花は5メートルまで近づいた。そして、
頭の中で、先ほど確認したスライムのステータスの中から奪いたいスキルを思い浮かべ(今回は初めて奪うので全てを選択しています。)


 「強奪!!」


と叫び。相手のスキルとステータスを奪いながらスライムに接近し、手に持っていた剣を振り上げてスライムの核に向かって振り下ろした。
 振り下ろされた剣は見事にスライムの核の部分に命中し、核を潰されたスライムはそのまま体の一部を残し消えていった。鈴花はそこに残っていたゼリー状の物体を見ながら、心眼の分析を使ってみると、


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スライムゼリー


   スライムの体の一部で、食べられる。スライムの色によって味が変わる。


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鈴花は、その説明を見ながらストレージにしまった。そして、頭の中で、「ステータス確認」と、いい今のステータスを確認してみた。


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ステータス
 スズカカミナギ/15歳
  職業:なし
 LV  :1
 生命力:25+1 (26)
 筋力 :19+1 (20)
 防御力:17+1 (18)
 俊敏性:18+1 (19)
 魔力 :30+2 (32)


   ユニークスキル:強奪 神眼の分析しんがんのぶんせき 永久の命 神の祝福


   スキル:ストレージ10(加護有) 火属性魔法(初級)1 火耐性1




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確認してみると、スキルが2つと、ステータスの横に筋が増えていた。
 「フィナさん、質問いいですか?」


と、少し疑問に思ったので、フィナに聞いてみた。


 「呼び方はフィナでいいわよ。で質問ってなに?」


呼び方にをフィナでいいと言われたので、これからはそう呼ぼうと思いながら、質問をした、


 「え~とですね。 今ステータスを確認してみたんですけどステータスの数値の横に+1とかって書いてあってその横に()内に数字が入っているのですが、これって何ですか。あとスキルも増えてました。」


と、疑問に思ったことを聞いてい見ると、


 「ごめんね。そこの説明が出来てなかったわね。その+の横の数字はね、スズカが強奪のスキルで相手から奪ったステータスの数字よ。これからも強奪のスキルで相手のステータスを奪うとその数字は増えていくわ。そして()の中の数字は、通常のステータスと強奪のステータスで奪った合計の数値が表示されているわ。また、装備なのでステータスに補正がかかるときは、別の表示の仕方をするから、そのときが来たら教えるわね。それと今回スズカが取得したスキルは火属性魔法と火耐性ね。まず火属性魔法だけど今は初級で熟練度が1だから、1番最初に覚える火球が使えるわね。魔法を使うときは頭の中で使いたい魔法を思い浮かべて、魔力が勝手に集まっていくから、魔力が集まったのを感じたら、それを放ちたい方に放つだけよ。そして、所持魔法は、魔法確認と頭の中で思うと確認出来るわ。でも、新しい魔法を覚えても誰かが教えてくれるわけではないから、ちょくちょく確認するのを忘れないでね。それと属性魔法を持っていると魔力に補正がかかるわ。まだ熟練度1だから1%ほどだけど、熟練度が上がればそのパーセンテージも上がるわ。それと複数の属性魔法スキルを持っていれば、その全てのパーセンテージが足されて数値に反映されるわ。
これは、基本4属性の火・水・風・雷だけだから覚えておいてね。そして、最後に耐性スキルだけど、これはその属性の魔法を熟練度1につき3%軽減してくれるスキルよ。」


と、説明を受けた。そして、鈴花は、自分の所持魔法を確認しようと、頭の中で、「魔法確認」と、唱えてみたすると、




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魔法一覧
  火球
    前方に火の球を放つ。消費魔力3
                                       以上


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 と、表示された。


まだ、1つだが確かに魔法を覚えていた。




それから、小一時間ほど先に進んでいたら合計で11匹のスライムに出くわした。
詳細は、レッドスライム3体と、ブルースライム1体、ホワイトスライム2体、イエロースライム3体、グリーンスライム3体である。
そして、ステータスを確認してみると、


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ステータス
 スズカカミナギ/15歳
  職業:なし
 LV  :2
 生命力:32+12 (44)
 筋力 :27+12 (39)
 防御力:23+12 (35)
 俊敏性:25+12 (37)
 魔力 :39+24 (63)


   ユニークスキル:強奪 神眼の分析 永久の命 神の祝福


   スキル:ストレージ10(加護有) 火属性魔法(初級)1 雷属性魔法(初級)1
       水属性魔法(初級)1 風属性魔法(初級)1 回復魔法1 火耐性1 雷耐性1
       水耐性1 風耐性1 物理耐性1


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かなりスキルが増えていた。ステータスレベル2に上がっていてそれぞれのパラメーターが7以上伸びていた。普通はもう少しモンスターを倒さないといけないみたいでこれは神の祝福の恩恵らしい。レベルアップ時のステータスの追加料も少し多いらしかった。ただ倒したモンスターが全てスライムでレベル1だったため、強奪で得た数値はそこまで大きくなかった。そして、ステータス表示を閉じ、次に魔法を確認してみた、


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魔法一覧
  火球ファイヤーボール
    前方に火の球を放つ  消費魔力3


  ライトニング
    前方に電撃を放つ魔法 消費魔力3


  水球ウォーターボール
    前方に水の球を放つ  消費魔力3


  風爆弾ウインドボム
    前方に風の爆弾を放つ 消費魔力3
      この魔法は任意のタイミングで爆破出来る。ただし保有時間30秒


 キュアヒール
   軽い傷や対象の生命力を30~40回復させる 消費魔力5


                                       以上


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と、スキルも増えたことにより、魔法も増えていた。ただ、戦闘では、魔法を最初に試しに1回放っただったので熟練度は上がらなかった。


そして、あたりを見渡してみる、少しずつ暗くなり始めていた。この森で覚醒めざめてからのフィナの説明が長かったからだろうか2時間ほど歩いたところで日が沈み始めている。そして鈴花は、


 「今日は野宿するしかないかな?フィナ。」


と、聞いてみた。


 「そうね、もう暗くなり始めているしね、この辺り野宿にしましょうか。へんに夜動くよりも、明日の朝早く起きて動く方がいいでしょうしね。じゃぁ、燃やせそうな木の枝でも集めましょう。」


と、フィナも同じ意見だったので、近くにに」落ちていつ木の枝を集め、野宿の準備を始めた。幸い食べ物は、さっき倒したスライム手に入れたスライムゼリーもあったのでなんとかなるかなと、鈴花は思っていた。


そして、辺りが完全に暗くなる前に木の枝を集め終わった鈴花はその枝に火球で火をつけて始めの野宿をするのだった。


 そして、持っていたスライムゼリーを食べ終えたところで、どこからこちらへ近づいてくるような足音が聞こえたような気がしたのだった。





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