神に進化したので世界で最強になりました

アスラル

第35話3人のティータイム


今日は晴れのち炎と言う意味が分からない天気になっていた。
え?どういうことかって?

それは、今から少しだけ時間を遡ることになる。
あれはそう、ギルドにファイアードラゴンの
知らせが入ってリューズが知らせを持ってきた奴と話し込んでその後、ギルドにいた全ての冒険者に、依頼を出した。そして、リューズが俺達の方に来て直接ファイアードラゴンの依頼を個人的にしてきたところから話そうか。



「頼む!このとーり!報酬はあいつら(他の冒険者)の2倍!いや、3倍だ!だから!頼む!」

と、俺達に腰を折ってまで頼まれた。
俺は正直困った。
だから、右隣にいる神矢を見た。

そしたら、
「いんじゃね?俺らだけで勝てそうじゃん?
えっとなんだったっけ?あの空飛ぶトカゲ」

返事は俺が求めてた答えだったけど、最後の
一言はいらないと思うぞ。

「それもそうか。それじゃあリューズ。その依頼を受ける。その代わり他の冒険者は来なくて良い」

この言葉を聞いた冒険者そして、リューズは「コイツは何を言っているんだ?」とでも、思ったことだろう。まぁ、どうでも良いけど。

「で?依頼を受けても良いのか?」

と俺が聞き返すと、「あ、あぁ。分かった。今すぐファイアードラゴンを倒してきてくれ!後空飛ぶトカゲ?ではないからな!」
と言うリューズからの了解を貰ったから俺達はファイアードラゴンのいる西の防壁へと瞬間移動をした。

「ここが、戦場か。なぁシエルどこにトカゲがいるんだ?」

「ん?ねぇ  連くんシエルって誰?」

と言う姫ノ井の言葉を無視した。
そしたら、何やら後ろで怒っている。

《………》

あ   あれ?
返事が来ないんだけど?
まぁシエルがいなくてもやろうと思えば出来るんだけどやっぱここは頼れるシエルを頼った方が良いよな!

《……そこまで言いますか?は、恥ずかしいではないですか!バカ!まぁそれよりもですねマスター。ファイアードラゴンは目の前にいますよ》

はい?
えっと、目の前にいんの?
何処に?

と思い俺は意識を自分から周囲主に、目の前に向けた。
すると、いたよ。
紅い大きなドラゴンが。

「それで?連誰があの紅いトカゲ倒すんだ?」
と優真が俺に話し掛けた。

そうだな、俺は動くのめんどいな。
だから、「俺はやりたくないから殺りたい奴いる?」と聞くと姫ノ井が手を挙げた!

「私!1人で殺る!なんかねすごーくストレス溜まってるからあのトカゲにぶつけてくるね!」

と言ったままこの場から走ってファイアードラゴンに向かって行った。

姫ノ井の右手には杖が握られていた。

俺は思った。

『アイツ何に怒ってんだ?まぁ、俺は関係ないけど』

「ねぇ3人ともお茶してない?私達暇だしさ。どうかな?」
と、珍しく久保が意見してきた。

「そうだな。暇だし」
と優真が賛成した。

「まずはテーブルとイスが必要だな」
と俺は言う。

そして、俺は創造魔法でテーブルとイスを創造する。

出てきたのが2つとも色は白だ。

シンプルだな。

その後ティーポットとコップを創造した。
これまた、シンプルに白だ。
だけど、品質は『ゴッド』だった。
なにもティーポットとコップだけの話ではない。品質が『ゴッド』なのはテーブルにイスも同じだった。なぜなら、創った者が神だからだ。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

この世界の物には品質のランクがある。

下から

・ベータ=素人

・ノーマル=普通

・ロイヤル=レア 一流の職人が作る

・スーパー=人が作るなかで最高級
      ただしあまり作れない。

・ゴッド=神またはその眷属しか創れない

この5つにランク分けされている。

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俺は準備が出来たのだがどんな紅茶が良いのか分からないからみんなに聞いた。

「なぁお前らはどういう紅茶が良いんだ?」

そう俺が聞くと久保が

「私は地球のミルクティーが良いな。でも連くんそんなこと可能なの?」

「まぁ可能だな。俺には創造魔法があるからな」

そう、この創造魔法は所有者が知っている物、見たことがある物なら全て本物を創造出来るのだ。もしも神ではない者が創造魔法を所持してたらの話だ。
神である連は頭の中で想像した物すらも実現化可能なのだ。だから、時空すらも無視できるのだ。

だから、俺は右手をテーブルの上に置いてある1つのコップの上にかざす。
すると、そこから温かいミルクティーが出てきた。

それを見ていた久保が「わぁ!凄いね!」と興奮してた。

その後神矢と、優真に何が飲みたいのか聞いた。そしたら、神矢はストレイトティー。優真は、レモンティー。俺は久保と同じミルクティーにした。

俺達がリラックスしながら寛いでいると、走って帰ってくる姫ノ井の姿があった。
その顔はなにかスッキリとした顔だった。

「アイツ何があったんだ?」
と俺は3人に聞こえるだけの声量で言った。








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