神に進化したので世界で最強になりました

アスラル

第26話眷属達の試練



「はぁ~あ」

と、俺は息を吐いた。

それを隣で見てた神矢が話してきた。

「連   どうしたんだ?そんなに
 優真との話が疲れたのか?」

と神矢が歩きながら話してきた。

「当たり前だろ?なんであんな話を俺がしなきゃなんだよ」

「まぁまぁこれも、主人の役目だと思えば良いだろう?」

「くそ思いたくねー」

何故俺がこんなにもやる気を無くしたのかと言うと、俺は優真と話したんだよ。
そう、話すのは別にどうってことは無いのだが、問題が有ったのは話の内容の方だ。
まず、最初に話題になったのは、眷属にさせたことだ。もっと、具体的に言うと本人の許可も無く勝手に、人の身体を変えるな、と言う話題だ。

正直言って、『もう終わったことだから良いじゃないか』って思ってしまう。
それを、俺は優真に言ったら、怒られた。
なんで、俺が怒られなくてはならないのか。
まったく、謎だな。
まぁ最終的に俺が「あの時俺が眷属にしなかったらお前達は死んでたんだ。それを後から文句を言われても知らない!死にたいなら勝手に1人で死んでこい!他人を巻き込むなよ!」
って俺は大声でつい、言ってしまった。
そのせいで、久保や姫ノ井にまで、聞こえでしまった。
神矢はどういうわけか、最初から話を聞いていたみたいだ。
あのやろ、後で覚えとけよ!

また、話がずれた。
俺が言ったことで、優真は黙った。
多分だがコイツだって、死にたいわけではないはずだ。これを結論付けるのに十分な理由は、コイツの口から聞いている。
それは
優真がステータスとにらめっこしながら
独り言を言っていた時だ。
コイツはこう言ったんだ。
『これで死なずにすむ』みたいな事を言っていたからだ。
だから俺は皆にこう言ったんだ。

「俺との主従関係は公共の場とかの時以外は今まで通りの接し方で良いからな。
そうしてくれると楽で良い。
後、命令とかはなるべく言わないからさ」


俺は皆に言った。
そしたら、姫ノ井が「そう言ってくれてありがとう。連くんとの接し方に私困ってたんだ。連君から言ってくれて助かったよ」
と言ってきた。
それに、神矢、久保が頷いた。
ホントにコイツらは優しいな。
俺は改めて感じた。
そして優真はと言うと、ビミョーな顔をしていた。
だが、少し待ってから優真が「それなら……」と言ってくれた。


とまぁこんな感じにこの話題は終わった。
さて、次だ。
次の話題は、
『姫ノ井と俺の関係』についてだ。
この話題については俺は友人だ!
でなんとか押しきりこの話題を終わらせた。


俺はこれで話は終わりだと思いその場から去ろうとしたら、優真が最後の質問だ。と言われ足を止めた。
「なんだ?」
優真はさっきまでの少しふざけた様な顔ではなく真剣な顔をしていた。
だから、俺もそれだけの重大な何かを、今から言うのだろうと、悟った。
「俺たちはお前の眷属になったわけだが、俺達は死ぬことはあり得ないんだろ?」
「あぁ、そうだが」
「なら、俺達の主人であるお前が死んでしまったら俺達はどうなるんだ?」

なるほど。
そういう可能性が有ったな。
でも俺ってまず、死ぬこと有るのか?
どうなんだ?

《はぁ  マスター前も言いましたが、マスターは不老不死でも精神生命体でも有りません。なので死ぬと言う現象は起こりません。
と、マスターに前話しましたよね?》

ん?
そうだったか?
あー 大丈夫だ。
しっかりと覚えている。
嘘じゃないからな!

ゴホン

「安心しろ。俺は不老不死でも精神生命体で
 も無いただの存在になったからな」

と、俺が皆に聞こえるくらいの声で言った。
そしたら久保が疑問に思ったのか俺に声を掛けてきた。

「ねぇ  連君?」

「ん?なんだ?」

「れ 連君って不老不死でも精神生命体でも 
 無い存在ってどういうことなの?」

「あぁその事か。俺さ神になったじゃん?
 そのせいで、この世界で肉体を持つ誰かが
 俺を、忘れない限り俺と言う存在は、この
 世界から消えることは無くなったんだよ。
 だから、俺は近い未来俺の宗教を作って、
 この世界から俺が消えない様にするんだ。
 だから、俺と言う存在が消えない限り皆は
 この世界で、生きれる」

と俺は、頑張って1つの文章に纏めた。
俺は、もう精神的に疲れた。
こんなに、長ったらしい話をしなきゃならないんだよ!
だが、顔には出ない。
結構、真剣な顔をしているからな。
この、長ったらしい話に答えたのは、久保だ。

「えっと   その。なんて答えたら良いのか分からないけど……。やっぱり、神様は凄いんだね!」

なにこれ!?
なんか、久保の笑顔が可愛い。

「そうだな  流石は神だな。俺達眷属とは、
 存在自体が違うわけだな。
 理解したよ。これで俺はお前を主人として
 認められるよ」

と、優真が言ってきた。

「は?認められる?どういうことなんだ?」

と俺は、さっきまで真剣そのものの顔から、
一変して魔向けな顔になってしまった。
俺がこんな顔をしたもんで場の空気が軽くなった。

「あっははは!」

と神矢が笑ってきた。

とっさに俺は神矢の方を向いて
「なんだよ!」
と反論してしまった。

「あぁ   わるいわるい。今の連の顔が面白くてついな。ほんとわるい」

「俺の顔のどこが面白いんだよ!
 このバカ神矢!」

「バカは酷くない?!」

「お前はバカで丁度良いんだよ!」

「バカじゃなくて俺は、天才なんだよ!」

「は?どこが、だ!」

といつもの様に俺達は言い争って居た。
それを、呆れながら見ていた、優真が
話に割って入ってきた。

「連 さっきの事なんだけど、あれは俺達の主として相応しいかどうかを試していたんだよ。試す理由は、主人がバカ過ぎる奴には、
普通使えたくないだろう?だから、俺は連に試したんだよ。俺達の命を預けても良いかどうかをな」

「そうか  俺は何も考えていなかった。
 悪いな」

「いや  お前がそういう奴だから俺達は共に付いて行きたくなるんだよ」

「はい?それは、どういうことなんだ?
 まさかだとは思うが、俺はタラシ能力が有るのか?」

有ったら困る。
非っ常に。

「あると思うけどな俺は有ると思ってるよ」

有るのかい!

「まぁいいや。取り敢えずこの話はおしまいにしようか。さてと、この部屋の奥の部屋にでも行くか」

「うんそうだね」

と姫ノ井

「こ  怖いけど皆が一緒なら……」

と久保

「ようやく話が終わったのか。速く外の空気吸いてー」

と神矢

「クラスの皆は大丈夫なのかな」

と優真

最後に

「行くぞ!  

  なんかこれ恥ずかしいな」


「せっかくいい感じだったのに連のせいでぶち壊しになったじゃんかよ。どうしてくれるんd「うるせぇー バカ神矢!」だから、俺はバカじゃなくて天才なんだって!」



それから歩いて少したつ

冒頭に戻る。

道は大人2人が通れる位の幅だ。
順番は

先頭

  連  神矢

2列目

  姫ノ井 久保

3列目

   優真



と言う感じだ。
何故か俺が先頭だ。
多分だが、俺が皆の主人だからだと思う。

と、俺達がおしゃべりをしていると前方に
部屋らしきものが見えた。

「皆~もう少しで着くよー」

え?
どこにって?
もちろん
転移魔方陣が有る部屋だって。
え?
そんなの聞いてないだって?
だって、
今言ったからな。


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