科学と魔法が発展した異世界VSダンジョンマスター

傭兵

第二十四話 サガナ島決戦開始の前

 戦利品回収と遺体処理に1日が経ち戦利品の分別をしている最中のアポストル・ゴットとアポストル・ナイトと部下達。
「これだけの武器や弾薬があればダンジョン内の戦闘で一日は持つかな」
 アポストル・ゴットは多くの武器を見ながら確認して部下に手伝ってもらっていた。
「この使える防具は私の部下に配給していいでしょうか?」
 アポストル・ナイトは鎧騎士や鎧武者の鎧の上に侵入者達が着けていた防具や盾を装備させたいと言い。
「いいぞ、仲間の戦力強化は必須だからな」
 アポストル・ゴットは軽く承認する。
「この銃は知能と意思をもった仲間に配給することにして、港町を破壊してサガナ島を確保してみるか」
 銃を今の人型のゴーレムや鎧騎士や鎧武者に装備をさせてもゴーレムは指示で動くし、鎧騎士や鎧武者は鎧だけのアンデットで近接を中心に動くタイプであり、鎧武者は少しだけ銃を使用可能なので前衛の壁役として働いてもらう考えであるが、兵器には負ける可能性が高いから兵器が使えない場所に制限なる予定で、知能と意思を創造召喚して繁殖させて銃を使わせる予定である。
 港町を破壊してサガナ島を確保してみようと考えたのは海戦できる戦力の創造召喚と島から島に移動できる手段を作りたいからである。
「リッチに制圧と破壊を任せて、アポストル・ゴットは後方からいつでも支援と救援できるように待機、俺は新たな仲間の創造召喚をして戦力確保する」
 すぐに行動しようと考えたアポストル・ゴットは、アポストル・ナイトに指示を出して行動しようとした時に小豆柴犬が戻ってきて念話で確認するとサガナ島の動物は全滅、港町は壊滅的ダメージにより後詰の傭兵の船が到着した場所に住民や多くの傭兵が押し寄せてピストン移動をしていると分かった。
「主様、ただいま戻りました」
 リッチが小豆柴犬の情報の確認を終えた時に戻ってくる。
「リッチ、戦闘はいつでも可能か?」
「はい、多くの死体を使って大量のアンデットの作成ができましたので囮として使える数が用意できました、後は銃を100丁ぐらいと手榴弾20個を頂ければなんとかなると思っています」
「そうか、アポストル・ナイト!リッチに銃100丁と手榴弾20個を渡せ、作戦を開始する」
 アポストル・ゴットはリッチに作戦内容を教えて仲間を引き連れて動く、サガナ島を確保するために。

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