科学と魔法が発展した異世界VSダンジョンマスター

傭兵

第七話 ???

 真っ白な世界にテーブルと椅子が二つがあり、二人の人物がアポストル・ゴットを空から見下ろすように見ていた。
「最初は運良く進んでいますね」
 そう言葉にしたのはベルナドであった。
「お前の今の世界環境はどんなに送っても厳しいから少しサービスしてもよかったのではないのか?」
 もう一人の人物が話すと。
「そんなことしたら上に怒られますよ、流石に私は消滅したくないですからね」
「そんなことを言って、どうせ最終的に殺そうと考えているのだろ」
 ベルナドは自身からは何もしないよと言う風に言うが、もう一人の人物は呆れたように言う、しかしベルナドは聞かなったようなフリをして見ている。
「俺を巻き込むなよ」
 もう一人の人物が巻き込まれるのはごめんだと力強く言い。
「分かっていますよ、あなたを巻き込むつもりはありません、それよりいい加減に名前を持った方がいいと思いますよ」
 ベルナドは巻き込むつもりはないですとゆう感じに言いながらもう一人の人物に早く名前を持てと言う。
「俺の所の上位神から下位神までとんでもない数がいることは分かっているだろう、そのせいで俺の名前が消滅して名もなくなったのだから仕方がないさ」
 もう一人の人物は上山 将多改めアポストル・ゴットが住んでいた世界の管理者である、しかし彼の名は遠い昔に様々な神が生まれて名を失ったのだ、そのために地位は上位神より上だが上位神と中位神の管理や報告確認・世界維持など様々な作業をしているが世界維持以外は上位神に任せている状態であった。
「あなたの所の下位神が問題を起こさなければここまで問題にならなかったのですよ」
 ベルナドは困ったように言うが。
「世界の出入りの管理は上位神以上の管理担当だろ、そう考えるとお互い様だ」
 名も無き人物はそう言いながらアポストル・ゴットの今の状況は安全だなと感じて帰ろうとすると。
「待って、私の所は神不足なのは知っているだろ、そう考えたら管理するのは厳しいに決まっている」
 ベルナドは自分の責任は低いと言うが、名も無き人物が振り向き怒る。
「管理が厳しいとかじゃない、やるかやらないかだ、俺はもう上に報告して罰が来るのを待ってるのだからな、俺がお前に手伝っているのは俺の責任を果たすためだ。この行動で更に罰は重くなって消滅させられるかもしれないが世界崩壊しないギリギリで動いてる俺と、自身の利益にしか目が行かず管理をおろそかにしていたお前に厳しいと言う資格は無い!」
 名も無き人物はそう言い終えると自身の管理する世界空間に戻っていった。
 ベルナドは苦虫を嚙み潰したような顔をしているが、自身からでた錆だと思い反省して、管理作業に戻るために移動する。


 こうして何もいなくなった空間は静かに…
「まだ静かになりませんよ」
 急に現れたのは黒い姿の謎の人物であった。
「誰が黒い姿の謎の人物だ、っと、皆さんこんにちはかな?おはようかな?まぁどちらでもいいですか」
 この空間に現れた人物はこの世界の外からくるメールの言葉を聞く事ができるやつで、滅茶苦茶怪しい人物です。
「誰が滅茶苦茶怪しいだ!私は創造者の眷属のゼロと言います、いま皆さんに姿や動きなど教える役をしている者が嫌そうにしてますが私の装備は」
 黒の甲冑を全身に装備した奴が怪しいに決まってる、後出てくんな。
「悪口が多いな!まぁ言い争いは後にして皆様、この世界の物語を楽しんでいただいてるかな?私は禁忌を行い、世界安定をしない者の対応準備しないといけないので忙しいですが今回は皆様に私の事を覚えて頂きたく行動しました」
 礼儀正しく言うゼロはすぐさま仕事をするために移動しました。
「まだ移動してない、それでは皆様の安全を祈っています」
 そう言いながらやっと移動したゼロであった。
 こうして真っ白な世界にテーブルと椅子2つだけが残って静かになったのであった。

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