金属魔法の使い方

バリウム

え!男!!

色々気になることがあるな。まずは四天の騎士のことからお姉ちゃんに聞こうかな。

「お姉ちゃん四天の騎士て何?。」

するとお姉ちゃんが説明してくれた。

「四天の騎士って言うのは、王直属の騎士のことでとっても強いんだ!、自分で言うのもなんだけど。」

お姉ちゃん、充分強いけどね。

するとお姉ちゃんが話を続けた。

「一人は私、剣の使い手、二人目は盾の騎士で自分と同じくらいの盾の大きさで戦うんだ!、三人目は鎧の騎士で魔法で鎧を生成するんだ!だから魔力が続く限り絶対に負けないんだよ!四人目は、ライフルの使い手で射撃系に特化した騎士でね遠距離の攻撃が得意なんだ!」

お姉ちゃんは自慢げに話していた。

途中で俺が話を切って次の疑問を話した。

「それでね、もう一つ気になったことがあるんだけど、学園に入学するための試験て何?」

するとお姉ちゃんな質問に答えてくれた。

「一応守秘義務があるからあんまり言えないけど、基本的には対人の対戦が殆どだと思うよ。ごめんねこれ以上は言えないんだ。」

ショボーンみたいなリアクションで話すお姉ちゃん。

それを俺が励ます。

「いいんだよ、実技ってだけ聞けただけでも幸運だ。ん、?これからお姉ちゃんはどうするの?」

すると、お姉ちゃんは答えた。

「これからは本業に戻るからしばらくここにいるかな〜、あ、これから服を買いに行こう。」

唐突だな、

「俺の服はまだ大丈夫だと思うけど、」

お姉ちゃんがプリプリしてきた。

「ダメだよこっちのファッションになれないと!。」

ということで服屋に行くことにした。

店に入ってみると、そこには綺麗な女の人がいた。俺とお姉ちゃんを見た途端すごい速さで近づいてきた。

「あらあら〜ベルちゃん〜久しぶりね〜元気にしてた?」

すると服屋のお姉さんの問いにベルは答えた。

「うん、久しぶりイリムちゃん相変わらず女装とは感じない女装っぷりね。」

え?!女装?!男の人なの?!

思わず俺は声が出てしまいそうになり口を手で押さえる。

するとイリムさんはこっちに視線を向けて尋ねてきた。

「あら?ベルちゃん、この男の子は誰〜まさか!彼氏!!」

イリムさんがガーン!!となっているところに俺が言った。

「俺、お姉ちゃんの弟です。」

そう言うとイリムさんはホッと胸をなでおろして話した。

「ホッとしたわ、それより今日はどうしたの?」

イリムさんの問いにベルは答えた。

「今日ね〜ユウトの服を買いに来たの。イリムちゃんにコーデしてもらおうと思って。」

するとイリムさんが二の腕を叩いて

「まっかせなさーい!こんなイケメンのコーデを任してもらうなんて、服屋の腕がなるわ!」

イリムさんはウフフと言う声を出しながら俺を見ていた。

すごく怖いが身をまかせることにした。




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