プロダクションドリーム!

ノベルバユーザー347644

2話街のテロを防げ①

この街で爆発テロが起きるという予知夢を見た離夢は家を飛び出した。
「家を飛び出したのはいいけど一体どうすればいいんだ!」
なんの宛もなく路頭に迷った離夢はあることを思いついた。
「そうだ!もう一度寝て予知夢を見ればいいんだ。やっぱり僕って天才かな?」
涼しい風が吹いている。ジョギングついでに小走りで家に戻った。
さっそくベットにもぐり眠りにつく。
5分後。
「ダメだ。さっき起きたばかりばかりだから全く眠たくない。」
今度こそどうすれば良いのか本当に分からなくなってしまった。
「せめていつテロが起きるか知ることができれば…」
とりあえずじっとしていたってしょうがないので手掛かりを探しに家を出た。
相変わらずうるさい隣の家の犬のケンが吠えている。
これでも小さいころは一緒に遊んだりしていた。
今では、忙しくなり、交流がなくなってしまったが…

「そうだ。ケンを連れて行って。犬は、鼻もきくし、何かと役立ちそうだし。」
ということで、飼い主の隣の人にケンを散歩と言って連れて行っていいか聞いてみよう。確か中年の男の人だったはず。
「ピンポーン」
「は〜い」
そこに出てきたのは若い顔の整った女の人だった。
「え?」
あっけにとられている離夢に対し、気にせずに女の人は話しかけた。
「最近引っ越してきた豊田です。よろしくね。」
「あっそうなんですね。」
でもなんでケンがいるのだろう。
そう、不思議に思っていると、
「前の家主さん犬を連れていけないみたいで引き取ったの。」
そういうことか、と離夢な納得した。
「ところで、」
離夢がそう言いかけると、
「ケンを散歩に連れていきたいんでしょう。いいわよ。」
豊田さんは、離夢にケンの紐を渡してくれた。
「あ、ありがとうございます。」
「全然大丈夫よ。」
そう言ってニコッと笑って家の中に戻っていった。
一体あの人は、何者なんだ?
まるで心をよまれているみたいだ。
「行くぞ、ケン」
「ガブッ」
「痛ってぇぇぇ〜」
離夢は、不思議に思いながらもその場を後にした。


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