俺は異世界に行ったらチート能力で最強に…?

白夜書房

10話

「愛斗ー。後どれくらい?」

「このペースだと…あと2日かな?」

「あと2日かー。意外と遠いわね」

「いつも馬車だったからそう感じるだけじゃないか?」

「そうなのかな」

俺たちはそう言って歩いてると魔物を見つけた。

「よし。今日のご飯狩るぞー」

「おー」

こうやってなんやかんや2日が過ぎレイン王国に着いた。俺たちはまず休憩をするため宿で一日を過ごした。

「今日はレインに会いに行かないとな」

「そうですね。城に向かいましょう」

俺らは街の真ん中にある城に向かった。

「ここか」

「なんだ貴様ら」

「えっとレインに会いに来たのだけど」

「貴様!レイン王女を呼び捨てなど聞き捨てならん。貴様、我と決闘しろ」

「えー…。どうするアリス」

「いいんじゃない?私は見とくから」

「はぁ〜分かった」

俺は城の中にある訓練場で決闘の準備する。準備と言っても服の中にダガーを入れただけなんだがな。

「準備はいいか」

「ああ」

「じゃあ。頼む」

「これより冒険者柊 愛斗対騎士団長 アイドラ・パー二ーによる決闘を始める。…では、始め!!」

俺は仕掛けやずに相手の動きを見る。相手は俺が動かないことに怒り仕掛けてきた。俺はまず相手が剣を振り下ろしてきたのを流しそのまま腹パンを決め、回し蹴りを食らわす。相手は吹っ飛んだ。吹っ飛んでいる状態で俺は後ろに回り下にエルボを決めるそして懐からダガーを取り騎士団長に向けた

「おいおい。マジかよ」

「騎士団長が負けた」

「何事ですの」

「レイン様こやつが」

「よっレイン」

「こんちにはレイン」

俺とアリスは騎士団長をスルーしてレインに挨拶をする

「あら、愛斗さんにアリスではないですか。あのこれは…」

俺は今まで起こったことを話した。

「アイドラさん。後で来てください」

レインは真顔で騎士団長に言った。

「こわ」

「で、どうなさったんですか愛斗さん」

「いや、今アリスと一緒に旅をしてるんだが最初に行くことになったのがここだったんだ。だからレインに挨拶しに来たわけさ」

「あのアリス、ひとつ聞かしてくださいね。愛斗さんとはどんなご関係を?」

「婚約者ですよ」

「婚約者ですって!。(取られた)」

「(大丈夫よ。私は独り占めしないから。それと、後でお話しましょうレイン)」

「わ、分かりました」

(あれ?俺って空気じゃね?)

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