神龍に育てられた世間知らずは王都で暮らすそうです

霧雨 紫

まだ足りない?

《前書き》
土日休んでしまったのだこれから頑張って更新していくのでぜひ見てください!





 鋭い爪が俺に向かって振り下ろされる、だがそれを半身で避け魔法を行使する。

 そしてそれが地をえぐり7メートルほどの赤みがかかった黒の龍を吹き飛ばす。

「ぐへえ、兄ちゃん参ったよ...」

 この龍の名はレイス、俺の弟でありニルヴァーナとグレイシーの子だ。

 そう、俺がが拾われてからあれから10年もの月日が流れた、そして俺は約12歳になり、ニルヴァーナたちは俺を育てていくうちに自然と夫婦になっていた。

 まあグレイシーは前からその気だったらしいけどな。

 それで俺は12年間毎日過酷な訓練をし続けた、赤ん坊のときは魔力回路が静まってからイメージの練習をずっとしていた、はじめは自分の魔力を意識することも難しかったのだが少しずつ魔力の感覚を掴め、体外に故意的に放出できるようになった。

 それからは純粋な魔力だけを手に集めたり色々なことをしてみた、そしてある時、火のイメージを強く持ちながら魔力を出すと少量の火が目の前に浮かんだ、だがそれはすぐに消えると急激に眠気というか意識を襲う何かによって意識を失った。

 その後、それは魔力枯渇だと言うことがわかった、そして魔力は時間が経てば勝手に溜まっていくことも発見した、それからというものの魔力を空にして溜めて空にして溜めてを何度も繰り返し練習したものだ。

 そして3歳になるとグレイシーは魔法を教えてくれた。

 魔法には大まかに火、水、風、土、治癒、光、闇、無の8種類があり、魔力操作についても詳しく聞いたりも。

 まあ、大まかでも魔力操作は赤ん坊の時からできていたから効率や威力のみ上がった感じだ。

 そして俺が5歳のときにレイスが生まれた、そして同時期にニルヴァーナから肉弾戦も教えてもらうことになった。

「まあ体を鍛えて損はないからな、ガハハ!」

 と、まあ脳筋的だったが俺もその意見については賛成だったからこそ、心配してくれたグレイシーの反対を押し切り、俺はひたすら修行をした。

 龍と言うものは不思議な存在だ、俺が10才、今現在レイスは年下のくせに俺を見下ろしている...。

「お、おにいちゃん?怖い顔してるよ」

「はぁ、俺も身長が伸びればなあ...」

「いや!お兄ちゃん今でも僕よりステータス高いじゃん!」

 そう、俺は12年間全力を尽くした、そして里の中の龍とも戦い断然トップだった、だが、未だにニルヴァーナのステータスを見ることすらできずにいた。

「ステータスオープン...」

 LV,1091



 名前 ウル



 種族 人類種(?)



 HP65000 攻撃38000 防御85000 魔力55000 素早さ42000



 称号 神龍の子 神域



 スキル 鑑定 多重魔法発動



 魔法 火魔法 火炎魔法 炎獄魔法 爆炎魔法 水魔法 水操魔法 氷塊魔法 氷結魔法 風魔法 

 暴風魔法 ヒール パーフェクトヒール 光操魔法 滅光魔法 闇魔法 暗黒魔法 滅黒魔法 

 生活魔法



 加護 武神の加護 叡智神の加護 輪廻神の加護



 エクストラスキル 成長速度上昇 クロック 自然治癒



 グレイシーを超えることはできたのだがやはりニルヴァーナには及ばなかった...。

 しかも最近はなかなかレベルの上がり方が遅かった、まあ月に一回位の頻度かな、魔法も並行して別の魔法も使えたりもしたし、もちろんできるところまでは魔法も均等に鍛え続けた。

 そして俺は明日、この里を出るのだ、もちろん家出でも追い出されるわけでもない、人の国に行くのだ。

 まあ一人で行くのは寂しいがたまには帰れるしな、それにグレイシーから言われたんじゃ断れないしなあ。

「あなたは少し人間を学んできなさい...ほんとにニルヴァーナ様はなんて育て方をしたらこうなるんですかね」

 俺が未熟らしくまだまだ弱く無知、だからこそ人間界で鍛えろってことだろう、仕方ない、俺の未熟さが生んだことだからな。

「兄ちゃんならもう十分強いと思うけどなあ」

「いいやまだ足りないんだ、おれはもっと強くならなきゃな」

「そういうことじゃないと思うんだけどなあ...」

 そんな別の心配をしている弟の気持ちを知らずにウルはやる気をどんどんと高まらせていった。






《後書き》
さてどうなるのでしょうか、私も書くのが楽しみです!

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