これ、モテ期?

Tama

美人なお姉さん

勢いよく席を飛び出した俺は例の人物のところへ行った。
「あの、昨日カフェにいましたよね?店員さんとして」
「あら、うちの高校だったなんてね、運命かしら?」
やだ、この人かわいいっ。
「先輩とっても美人なのでつい声をかけてしまいました」
この人太ももやばかったんだよなぁ〜。
「お名前聞いてもいいですか?」
「そうね、美人なお姉さん、とでも言っておこうかしら、うふふ」
焦らしてくるなこの先輩。
まぁかわいいから許す。
「ごめんなさい、少し用事があるの、行かせてもらうわね」
「はい、いきなり声かけちゃってすみませんでした!迷惑でなければまたお話ししてください」
「分かったわ♪またお話ししましょうね♪」
こうして、俺は再び教室へ戻るのだがこの時の俺はまだ知らない。
そこが戦場と化していることに。

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