熱血教師は私を溺愛しているようで
1話〜普通の生活〜
「いやぁ…最近の同級生はキラキラしてるね…」
「何よ。その近所のおばあさんが若い人見るような目は、紫さんよ」
宮木 紫、高校1年生。高校入学から2ヶ月、周りのみんなは彼氏彼女作ってキャッキャウフフしてるか部活してジュージツした毎日を送るとかがアオハルと思っているようだけど、私にとってはボーッとするのがアオハルのようです
「いや、杏奈、あのね、私はボーッとしていたいの。でも周りはものすごくキラキラしてるのよ、好きでこんなセリフ言ってるんじゃないのよ?」
私の友達、山崎 杏奈は部活もダンス部に入って彼氏もいて何を隠そうまさにリアルに充実してらっしゃるリア充さんだ。
「もー!紫は可愛いし運動神経もいいんだからダンス部に入ればいいのに!!」
「杏奈は私の親しくないリア充とのコミュニケーション能力が極めて乏しいことをご存知ないの?」
「仲良くなれば問題なーーし!!」
だからそれに至るまでが長いの〜!って言っていると校内放送がかかった
ピンポンパンポーン
えー、1年3組の宮木紫さん、至急国語科準備室へ来てください
ピンポンパンポーン
「え、紫呼ばれてるじゃん。なんかやらかしたの?」
「うーん…国語の成績が下がったことしか思い当たらない…」
「絶対それじゃん!!お昼休み潰れちゃうから次の授業の教科書とか持って行くよ」
「杏奈ありがとう」
私は杏奈に教科書類を預け国語科準備室へ重たい足を向かわせた
行きたくないよ…
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コメント
にせまんじゅう
この後が楽しみです!投稿頑張って下さい!