全スキル保持者の自由気ままな生活
135話 スライムvsスライム
「これからどうしようか……」
  
 俺はスライムを召喚したものの、これからのことについて悩みに悩んでいた。
 スライム弱いからどこら辺がレベリングに向いてるいのか分からないし、どうすっかなぁ……こういう時にパーティメンバーに経験値等分とかすることが出来るんだったら楽なのになぁ……。
 「……ん?待てよ?確かあんなスキルがあったような……」
 俺は昔の記憶を頼りに俺はツール先輩に尋ねることにした。
 〈スキル検索開始……合致スキル一件。表示します〉
 そう言って先輩が表示したのは〈付与〉というスキルだった。
 あ!そういうことか!
 付与で俺のレベルを与えろって事?……いや、レベルだけ与えてもあんまり意味ないな。ここはスキルを与えるとしよう!
 「〈付与〉経験値取得1000倍、レベルアップ必要経験値1000分の1、超再生」
 俺はこの3つのスキルを渡すことにした。
 上二つは当たり前だけど、超再生はもしものことがあったらダメだからな。瞬殺されない限りすぐに復活出来るからな。
 「プルルル?」
 プルルはこちらを見て不思議そうな表情をしていた。
 どうやらプルルは付与された実感がそこまで湧いていないようだ。
 
 「よし!レベリングに行こう!」
 そして俺はこの国の外へ出かけた。
 そして俺はメルトリリスから出てすぐそこの森に向かった。
 「あ、同類がいる」
 俺の視線の先には数匹のスライムがいた。
 「よしプルル。頑張ってくるんだ!」
 俺はプルルに向けてエールを送り、戦闘へと送り出した。
 いざとなれば俺が助けるから安心して行ってこいよ。
 そしてプルルは己が強くなるために同族へ襲いかかった。
 それからしばらくして、未だにプルルは戦闘を続けていた。
 「お、あんな所にスライムがいるぞ」
 「ラッキー!しかも仲間割れしてるし」
 帰りであろう冒険者パーティがプルルたちを見つけて狩ろうとしているようだ。
 ……コイツらは俺に喧嘩売ってるんっすかね?プルルに喧嘩を売る=俺に喧嘩を売っているのと同義なんですわ。
 「おい、ちょっと待て」
 「なんだよあんちゃん!そこどけよ!」
 「俺達は今からそこのスライムを狩りにいくんだよ!さっさとどけ!」
 「あ?」
 俺はプルル達がいない方向、つまり王都とは逆の方向に結構な扇形に威圧を飛ばした。
 「おい。このスライムに喧嘩を売っているのか?」
 俺はそう冒険者に確認を取ろうとしたが、既に意識なく、地面に突っ伏していた。
「……ったく。この程度の威圧で倒れてんじゃねぇよ……」
 呆れながらも俺は死なれたらさすがに悪いと思ったので縄で括り後で運びやすいようにした。
 その作業が終わるとプルルがこちらにやってきた。
「おお!倒したのか!よしよし。プルルはいい子だなぁ~」
 俺は親バカになった気分に陥った。でも悪くない!
 「じゃあ帰るか」
 「プルッ!」
 プルルは元気な返事で俺の肩に乗った。
 「〈転移〉」
 
 そして俺は縄で括った冒険者を片手に持ち転移で一度冒険者ギルドに向かうのであった。
  
 俺はスライムを召喚したものの、これからのことについて悩みに悩んでいた。
 スライム弱いからどこら辺がレベリングに向いてるいのか分からないし、どうすっかなぁ……こういう時にパーティメンバーに経験値等分とかすることが出来るんだったら楽なのになぁ……。
 「……ん?待てよ?確かあんなスキルがあったような……」
 俺は昔の記憶を頼りに俺はツール先輩に尋ねることにした。
 〈スキル検索開始……合致スキル一件。表示します〉
 そう言って先輩が表示したのは〈付与〉というスキルだった。
 あ!そういうことか!
 付与で俺のレベルを与えろって事?……いや、レベルだけ与えてもあんまり意味ないな。ここはスキルを与えるとしよう!
 「〈付与〉経験値取得1000倍、レベルアップ必要経験値1000分の1、超再生」
 俺はこの3つのスキルを渡すことにした。
 上二つは当たり前だけど、超再生はもしものことがあったらダメだからな。瞬殺されない限りすぐに復活出来るからな。
 「プルルル?」
 プルルはこちらを見て不思議そうな表情をしていた。
 どうやらプルルは付与された実感がそこまで湧いていないようだ。
 
 「よし!レベリングに行こう!」
 そして俺はこの国の外へ出かけた。
 そして俺はメルトリリスから出てすぐそこの森に向かった。
 「あ、同類がいる」
 俺の視線の先には数匹のスライムがいた。
 「よしプルル。頑張ってくるんだ!」
 俺はプルルに向けてエールを送り、戦闘へと送り出した。
 いざとなれば俺が助けるから安心して行ってこいよ。
 そしてプルルは己が強くなるために同族へ襲いかかった。
 それからしばらくして、未だにプルルは戦闘を続けていた。
 「お、あんな所にスライムがいるぞ」
 「ラッキー!しかも仲間割れしてるし」
 帰りであろう冒険者パーティがプルルたちを見つけて狩ろうとしているようだ。
 ……コイツらは俺に喧嘩売ってるんっすかね?プルルに喧嘩を売る=俺に喧嘩を売っているのと同義なんですわ。
 「おい、ちょっと待て」
 「なんだよあんちゃん!そこどけよ!」
 「俺達は今からそこのスライムを狩りにいくんだよ!さっさとどけ!」
 「あ?」
 俺はプルル達がいない方向、つまり王都とは逆の方向に結構な扇形に威圧を飛ばした。
 「おい。このスライムに喧嘩を売っているのか?」
 俺はそう冒険者に確認を取ろうとしたが、既に意識なく、地面に突っ伏していた。
「……ったく。この程度の威圧で倒れてんじゃねぇよ……」
 呆れながらも俺は死なれたらさすがに悪いと思ったので縄で括り後で運びやすいようにした。
 その作業が終わるとプルルがこちらにやってきた。
「おお!倒したのか!よしよし。プルルはいい子だなぁ~」
 俺は親バカになった気分に陥った。でも悪くない!
 「じゃあ帰るか」
 「プルッ!」
 プルルは元気な返事で俺の肩に乗った。
 「〈転移〉」
 
 そして俺は縄で括った冒険者を片手に持ち転移で一度冒険者ギルドに向かうのであった。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
1978
-
-
1
-
-
755
-
-
32
-
-
310
-
-
2
-
-
1359
-
-
70810
-
-
841
コメント