異世界で色々反転して行こう

エルナ・アストル

32話 学園長に会う

学園長のもとにやってきた

学園長「今日から来るセナはどう思う?」

校長「今日からなのか確かEXランクの冒険者だったよな?」

学園長「あぁ、そうだ。だが国王様の紹介だ、断ることは出来んだろ、それに一緒に勇者様も着いてくるし勇者の育成をした学園としても知名度もさらに上がるからいいだろう」

校長「確かに上がるな、ところでそのセナはどうなんだ?」

セナ(しれっと参加しよ)
「どうなんだとは?」

校長「しっかり教育はできるのかと」

学園長「城で勇者の教育係をしていたみたいだから問題ない」

セナ「そんな説明受けてるんだね」

そして2人はこっちを向いてかたまり数秒後

{学園長>校長とあるがこの学園は校長と学園長がまとめている、教師は校長がまとめ校長が学園長に報告する。だが学園長の上には国王がいるためというか国王の命令などは基本断れない}

学園長×校長「誰だお前!」

セナ「私?私はセナだよ、今話してたでしょ?」

学園長「どこから入った」

セナ「転移して直接入ったよ?」

校長「ここには結界が張っているため入れないはずだが」

この部屋は学園長室で魔法が使えない城にかかっているような結界が張られている

セナ「アルタ国王から聞いたでしょ?私が規格外ってこと」

学園長「確かに言っていたがにわかには信じられないんでな」

セナ「じゃあ最初に言っとくね、私はなんでも出来るし何でもするからそのつもりでね」

学園長(訳分からんが)
「わかった、ところで勉強を教えることは出来るのか?」

セナ「なんでも出来るって言ったでしょ?なんならテスト受けてもいいよ?そこにあるでしょ?」

机の引き出しを指し言った

学園長「なぜわかった」

セナ「なんでも出来るって言ってるんだから考えちゃダメよ」

学園長「まぁわかった、書くものはあるか?」

そう言いながら問題の書かれた紙を取り出した

セナ「これでいい?」

ガラスペンと言われるものを出した
{ただこれはセナに改造された特別性で付けなくてはならないインクをつけなくてよく魔力でインクを生成し書くことが可能、だがこの世界にはガラスペンを作る技術などまだない。
見た目は透明な色にピンク色の桜の模様がいい感じに装飾されている、そしてこの桜の模様は魔力を流すと上から下へとヒラヒラと無限ループするように改造されていたりもする、ただペンの1番上を魔力を流しながらトントンと2回やると常時ヒラヒラするようになる}

学園長「それは?」

セナ「これはガラスペンって言われるものでつけペンはわかるでしょ?」

学園長「これだよな?」

机に置いてあったものを指さした

セナ「そうそれ、簡単に説明するとそれの見た目を変えたようなもの」

学園長「そんなものが、じゃあそこにある机でやってくれ、校長頼む」

校長「わかりました、ではこちらにおすわりください」

机がありそこに校長が紙《次から分かりやすくプリント》を置き座るように言った、椅子はソファーでセナは内心そこでやるのねと思っていたりする

学園長「ではプリントの横にそのペンを置いてください」

セナ「はい」

学園長「私が開始と言ったら始めてください」

セナ「わかりました」

学園長「校長は不正がないか一応確認してください」

校長「わかりました」

学園長「では、始めてください」

そしてセナはペンに手にしてそのまま手を離した

校長「どうしました?」

セナ「終わりましたよ?」

学園長「冗談だよな?」

セナ「ほんとですよ?確認してください?」

そしてセナは校長に手渡し少しして

校長「ほんとに終わってます………そして全問正解です」

学園長「校長がそういうからにはホントなんでしょう」

ちなみにこのプリントはセナ用に作られたものだ、理由は国王からなんでも出来ると聞いていたため元の世界で言う国語や数学 社会にプラスして魔法や生産系のあらゆる問題を最高難易度で問題を出していた
{国語は読み書きなど 数学は計算など 社会は歴史や国の名前など 
魔法は詠唱や魔法陣が書けるか 生産はどういう風に○○を作れるかなどだ}

学園長「それではセナ先生にはSクラスの担当になるので校長に変わりお願いします、もう聞いていると思いますが勇者達は皆Sクラスなので今のSクラスの人数は7人いるので27人になりますがお願いしますね」

セナ「はーい、この後は?」

学園長「始業式の後に入学式があるので今のSクラスの人が行くと思うのでクラスで待っていても構いませんよ、その際は校長が入学式が終わるまでなにかしているようなので」

セナ「なるほどね、紹介とかいるだろうから校長もクラスに行きましょ」

校長「そうだな、まず俺はミリマスだよろしく」

学園長「あ、わしも。わしはスクラムだよろしく」

セナ「スクラムさっき私って言ってなかった?」

スクラム「普段はこれだ、国王の紹介で来た人にはさすがにワシじゃダメだろ」

セナ「じゃあ今もダメじゃない?」

スクラム「もううちの教師になったんだ、問題ない」

セナ「そう。私はセナよろしく」
『分身』

そしてもう1人のセナが隣に現れた

セナ「あなたはミリマスに着いてSクラスに行って?私は入学式の方行くからさ」

分身「わかったわ、服装は変えとくからそっちもしっかりやってよ?」

セナ「わかってるよ、そっちはまぁ適当に繋いどいてくれたらいいからね」

分身「わかってることをいちいち言わなくていいのにさ?まぁミリマス行こっか」

学園長「ちょっとは突っ込ませろ」

セナ「どうしたの?」

学園長「それは?」

セナ「私の分身よ?実質私が2人いるようなものね」
(能力とか変わらないし?)

学園長「そんなことはわかってる、なぜ今出した?」

セナ「どっちか片方に行くくらいなら分身出して両方行くため?」

学園長「セナなら有り得るな、まぁ頑張ってくれ」

セナ「じゃあ私は入学式に参加してくるね」
『転移 勇者達の元へ』

そして勇者達の元へ転移した

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