異世界で色々反転して行こう

エルナ・アストル

11話 EXランク!

王城内

セナ「アルタァ!居ますかー!」

叫んでいるが誰も来ない

ルキア《能力で探したら良いじゃないですか》

セナ《あ、そうだった》
『羅針眼 対象アルタ』

羅針眼を使うと視界に矢印が出て道案内をしてくれた

セナ「アルタァ!居ますかー!」

アルタ「そんな叫ばんでも目の前いるだろ」

アルタは迷惑そうな顔をしていた

セナ「EXの許可をお願いしまーす!」

アルタ「目の前いるんだから普通に話せよ」

セナの目の前の机で資料の確認をしているアルタに向かって、セナは大声で話しかけている
ちなみに迷惑にならないように内側の音が外に漏れなくなるように反転させてある

セナ「とりあえずEXの許可を下さい」

アルタ「あぁ、これを持ってけ」

机の上から1枚の”証明書”と書かれた封筒を渡された

アルタ「それをギルマスに渡せばEXにしてくれる」

セナ「わかりました、でもなぜもうあるんですか?」

アルタ「お前が行くとこを見てたからすぐ来ると思って作っておいた」

セナ「そうですか、ではまた来ます」

そしてゲートを潜り戻った

セナ「戻りましたー!」

セルク「うるさい」

セナ「すいません、これです」

セルク「証明書か分かった、少し待っててくれ」

セナ「わかりました」

そして封筒から証明書をだし読み出して数分後

セルク「よし、大丈夫だな」

セナ「そうですか?」

セルク「あぁ、ギルドカード貸してくれ」

セナ「わかりました」

そして手渡した

セルク「少し時間がかかるかもしれん」

セナ「わかりました」

そして謎の機械をガチャガチャして戻ってきた

セルク「出来たぞ」

明るい虹色でEXと書かれていた

セナ「ありがとうございます」

セルク「まさか俺がこの手でEXのカードを渡す時が来るとは、なんか嬉しいな」

セナ「そうですか?」

セルク「そりゃあそうだろ、なんせ1番上だぞ?」

セナ「そう言えばEXの特権みたいなものってありますか?」

セルク「そうだなぁ、依頼を受けなくてもペナルティがない、そして公爵程の権力がある」

{ペナルティとはもしSの場合2年半以内に1回受けないとAに落ちる、SSの場合3年半でSにSSSの場合5年だ詳しくは必要になった場合説明になります、今のとこ要らないので}

セナ「権力は特にいらないかな」

セルク「まぁそうだろうな、国王と仲がいいだけで誰も歯向かわないな」

セナ「そうですか?」

セルク「上級貴族とかは特に手を出してくる事はほぼ無いと言えるな、ただ下級貴族だと手を出してくる事がたまにあるかもしれん」

セナ「情報収集力によると?」

セルク「そうだな、平民などはそういう事はほぼ分からないと思うからチンピラなんかにはすぐ絡まれるだろうな」

セナ「確かにね、初めて依頼受けた時に1回その後に5回はナンパされたかな」

セルク「そうらしいな、報告が来てるよ。人が空に飛んで行ったってな」

セナ「確かに全部空に飛ばしたよ、全員耐えられなくて気絶したけど」

そう、セナはナンパしてきたやつを全員重力を反転し吹き飛ばしていた

セルク「今は白髪で紫と緑の目したやつにちょっかい出すと死ぬぞって噂になってるぞ」

セナ「何その噂、私まだ誰も殺してないけど」

セルク「半殺しにしてるがな」

セナ「あれぇ?何で知ってるの?」

セルク「ギルドの情報収集能力を舐めて貰っては困るな」

セナ「そりゃずっと着いてきてるからね、あんたの部下」

セルク「なんの事かな?」

セナ「あら、とぼけるつもり?まぁいいけど、見られたくない時は何とかなるし」

セルク「なるのか」

セナ「あら、認めたわね?じゃあ失礼して」

セルク「な、何をする気だ?」

セナはギルマスに黒い笑みを浮かべながら近ずいて行った

セナ「なに、ただのお仕置だよ」

そして認識阻害をかけ、死なないでい程度にボコボコにして認識阻害を解除した

セナ「ふぅ」

セルク「……」

セナ「女の子の秘密を勝手に覗くのはマナー違反だぞ!」

セルク「……」

セナ「あ、気絶してた」
『全回復』
『意識覚醒』

セルク「……はっ!」

セナ「生き返った」

セルク「勝手に殺すな、それに何すんだよ」

セナ「じゃあもう1回女の子の秘密を勝手に覗くのはマナー違反だぞ!」

セルク「勝手にでは無いだろ、バレてんだから。いつから気付いてたんだ?」

セナ「最初に依頼受けて次の日から1人、そしてSになったあたりでは3人いたね」

セルク「全部バレとる」

セナ「私に隠し事出来るとでも?」

セルク「頑張れば出来るかもな」

セナ「答えは出来ないですよ、私にはこの眼や数々のスキルなどもありますからね」

セルク「やっぱその目魔眼なのか、しかも心眼」

セナ「ちなみにこの眼光りますよ」

ピカーン
紫の方を光らせた

セルク「なんだよそれ、意味あるか?」

セナ「使ったことないけど一応あるみたいですよ?光らせてると暗視効果があったりします」

ちなみにこの眼が光る理由は神眼だから
そして明るさは最高の明るさから下は自由自在に変えられる
下級神から上に行く事に光は強くなっていく
なのでセナは最高神なので超明るい
たぶんMAXの明るさにすると太陽の光の数倍は明るいと思う

セルク「それは使えるかもな、でも目立つ」

セナ「だから使わないのよ」

セルク「なるほどな」

セナ「じゃあこれ置いときます」

出したのは鞄

セルク「分かった」

ちなみにこの鞄には無限収納が付与されていて中には純正龍が入れてある、もちろん中の時間は止まっている。以前純正竜を売る際ギルドに預けると鮮度が下がり値段が多少落ちるため作った

セナ「お金もこれに入れといてください、終わり次第取りにきます」

セルク「分かった、と言っても勇者が来るから中々来れないだろ忙しくなって」

セナ「きっとそうでしょうね」

勇者召喚のことは一般公開はされていない、知っているのは1部の貴族とギルマスだけ

セナ「じゃあまた来ます」

セルク「あぁまたな」

セナ「あ、忘れてました。着いてきてる人達を一週間以内に舐めさせといて下さいね?始末しに行きますよ」黒い笑み

セルク「わ、分かった」

そしてギルドを後にした

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