公爵令嬢は氷姫
昼下がりの書庫
昼下がりの書庫での読書はアイリスのとても好きな時間だ。
暖かな日差しに、自分以外誰もいない静かな空間、そして本を開くと古いインクの匂いに包まれながら本たちに囲まれながら流れるひととき。
とある日は色んな国の歴史的書物を、またとある日は古くからある秘蔵書そして今アイリスが1番夢中になっている書物、それは、、ーーー
「〜〜っ最高、、です!!」
そう、今街で若いご令嬢から大人気のロマンス小説。
「この作品もとても素晴らしかったです、、けどどうしてこうも物語の男女は惹かれ合うのでしょう、、」
アイリスは昔からこんな性格をしている故に人との関わりを自ら遮断してしまうことが多かった。
特に殿方との関わりはないに等しい。
素を出して語り合える友もほんの数人。
けれどだからこそアイリスは自分には乏しいこの感情も描く物語に途轍もなく惹かれたのだ。
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