神々を従えし者

ロート

学園で.........

「よしっ!あっぶねー!ギリギリ間に合った........。」

俺は、家から全力で走ってきたため、校門前でバテていた。はぁ......この学校ってこの国で1番大きな建物だから迷っちゃうんだよねぇ。なんて言うんだろう....この建物だけでも、普通の学院が数十個入るくらいよ広さなのだ。そして今日から、俺が通う学校の名前は、王都魔道修剣学園。魔法と剣の両方が学べるこの国で唯一の学校なのだ。等と1人で考えていると........

「やめてくださいっ!」

そんな声が聞こえた。
当たりを見渡してみると、建物の影になっている所に1人の女の子が上級生らしき3人組に囲まれてた。

「いいじゃねぇか。少しくらいサボってもバレねぇって、俺らと楽しいことをしようぜ?どうせお前も満更でもねぇんだろ?」

確かに先輩方はイケメンな方だが.......その誘い方はないよ.......。

「おい、あんたら、その子困ってんじゃねぇか。離してやれよ。」

すると、この先輩方、殺気を半端なくだして睨んできた。

「アァ?誰だテメェ?俺らの話に首を突っ込まないで貰えるかなぁ?」

ほらっ!こっわ!目がやばいんですけど!
いい所に水を刺されたからってそんなに殺気を出さなくてもいいじゃん!
というか、

「あんたは、どうなんだ?」

「......えっ?......はい....助けてください!」

と、涙ながらに言われた。よくよく見ると、その子は目を見張るくらいに美少女だった。先ず、最初に目を引くのは黄金を溶かした様な、綺麗な金髪の髪。その下には、純粋さを具現化したような穢れを知らない澄んでいる碧眼。小ぶりだが、しっかりと存在感のある唇。顔立ちも、ここまで来れば恐ろしいくらいに綺麗だった。しかし、いつまでも見蕩れている訳にも行かない。

「だそうです。離してやってくれ。」

って、言っても....

「はんっ!じゃあ、てめぇが力づくで奪ってみろよ!」

そうなるんだよなぁ....

と、言うや否や3人で殴りかかって来た。

うぉっ!あっぶっねぇ!今、前髪掠ったぞ!

「オラオラァ!どうしたぁ!びびったか?」

「ひゃっひゃっひゃっ!そのままくたばれぇぇぇぇぇぇ!」

「.......死ね......」

いや、最後のやつどうした!めちゃくちゃくせが強いわ!
俺は、最初の先輩を右手でいなし、次に左手で2番目の先輩の鳩尾に拳を叩き込んだ。そして、最後の先輩の首筋に手刀で一発っと...。何か、見た目に反してあんまし強くなかったな。

(おっと。あんまし、長居してこの子に迷惑がかかると悪いし、本当は安全なとこまで送ってあげたいけど行くか。)

「気をつけろよ。じゃあな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は、少し長くなってしまいました!
次は、今回に登場した、女の子側のエピソードです!
この辺りは、今後に繋がる大切なエピソードにしようと考えています!
今回も読んでいただき、ほんとにありがとうございます!

追記
何か、やって欲しい行事?みたいなものがあったらコメントして貰えるとありがたいです!できるだけ反映したいと思います!

コメント

  • ロート

    自分で確認してみたんですけど、そこまで長くなかったですねw
    いやーお恥ずかしい///

    0
コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品