世界の破壊を阻止せよ[運命を握るのは幼女?!]

千桜

エーデル騎士団1【ムート・エーデル】

「訓練始め!」
 団長の威勢の良い合図とともに一斉に厳戒態勢に入る。

 今日は騎馬隊の合同訓練の日だ。ムート率いる1軍と親友のカール・ブラウンの2軍が持ち場に散った。

 敵のあらゆる侵入経路を想定し、城内に近づけさせない事が最優先だ。
 正門の重厚な鉄扉は門番と王族・各隊の隊長しか開けることが許されない。

 ムートは背筋を伸ばし、木々の隙間に注意深く目を凝らした。

 荘厳な緑に囲まれているシュトルツ城では奇襲を仕掛けられる可能性が非常に高い。張り巡らされた枝らは敵にとって 、絶好のアイテムだ。
 僅か、右斜め後方の枝が軋んだ。風に揺れた音とは明らかに違う。
 腰に差した短剣に手を添え、殺気を気取られないように目線を後方へ向けた。
が‥人の気配はすぐに消えた。

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