隻眼の賢者

河野原ぺこ@垢停止中

十三話 武術の才能

 2キロメートルなんて身体強化魔法を使えば一瞬だった。それに鑑定眼を使ったらすぐに薬草は見つかった。

「確か、依頼内容は薬草を30束だったから帰ろうか」

 索敵魔法に何かの反応があった。しかも沢山••••••。

「何かを追ってるな〜。どうしよう?そうだ!ステルス迷彩の魔法を使って見に行こう!『ステルス』」


 うん。物凄い数のゴブリンが一つのパーティを襲ってる••••••。100体位かな?助けた方が良いかな?まぁ、バレないから良いかな。

「『サクション』」

 太陽光の熱を持つ光を集めてゴブリン達に撃ってみる。ほとんどのゴブリンは身体の何処かに穴を空けて絶命した。逃げていたパーティは唖然としていた。このまま置いて行って良いかな?まぁ、大丈夫でしょ。

 俺は身体強化魔法を使ってギルドヘ向かった。

「薬草取ってきました」

 受付嬢に薬草を30束渡す。

「早くないっ?!まだ1時間しか経ってないよ!」

「身体強化魔法を使いましたから」

「それにしても早いよ!」

「まぁ、気にしないで下さい」

「はぁ。とりあえず報酬の銀貨3枚です」

「それでは」

 俺は冒険者ギルドを出ようとした。その時、

「大変だ!ゴブリンの上位種が生まれたかもしれない!」

 さっき、助けたパーティが走り込んで来た。

 面倒事か〜。ヤダな〜。

「どうしてですか!?」

「ゴブリンが100体位の群れを作っていた!」

「よく、生きて帰って来られましたね?」

「何か知らないけど、空から光線が飛んできて死んじゃった。ここにゴブリンの討伐証拠の右耳があるから見て!」

 パーティの女性が語る。殺ったの俺です。

「これは賢者様を頼らないといけなくなりそうですね••••••」

 受付嬢がそんな事を言っている。多分、師匠に依頼が来たらレベル上げの為に俺がやるんだろうなぁ。ヤダな〜。とりあえず、帰ろう。


 次の日、もちろん師匠の所に依頼が来た。その内容は明日、冒険者総出でゴブリンを倒す。その協力をして欲しいとの事だった。

「よし、この依頼は成輝君にやってもらおう!」

 やっぱりかぁ〜。

「師匠は付いて来るんですか?」

「もちろん、僕に来た依頼だからね」

「今日何します?」

「そうだね••••••。そういえば、まだ武器の適性見てなかったね!武器の適性があるとその武器のスキルや技を使えるようになるんだよ。僕の場合、剣だけどね。今から、色んな武器を出すから触ってみて。多分、全部の適性があると思うけど••••••」

 師匠は空間収納魔法で剣、大剣、短剣、細剣、盾、斧、槍、弓、銃を出した。それぞれ触ってみる。

「『ステータス』」


•名前 左馬 成輝
•種族 魔人 6歳
•職業 魔術師Lv5
•称号 転生者 賢者の弟子

•生命力 1510/1510
•魔力 300000000/300000000
•攻撃力 400
•防御力 1370

•スキル 算術Lv7 物理概念Lv7 生物学Lv3 家事Lv3 魔力操作LvMAX 魔力感知LvMAX 火魔法LvMAX 氷魔法LvMAX 水魔法LvMAX 風魔法LvMAX 土魔法LvMAX 光魔法LvMAX 闇魔法LvMAX 影魔法Lv1 雷魔法LvMAX 回復魔法Lv1 時空魔法Lv1 呪縛魔法Lv1 詠唱省略Lv2 剣術Lv1 大剣術Lv1 短剣術Lv1 細剣術Lv1 盾術Lv1 斧術Lv1 槍術Lv1 弓術Lv1 銃術Lv1
•エクストラスキル言語理解LvMAX 鑑定眼LvMAX 魔力眼LvMAX 暗黒神の加護LvMAX 高速成長LvMAX 魔法創造Lv2 多重魔法Lv1


 マジで全部じゃん!暗黒神マジで何やってるの!

「やっぱりかぁ〜。僕は剣術しか持ってないからそれしか教えられないよ」

 そうなのか。冒険者ギルドにでも教えてもらおう。

「それじゃあ、剣術の稽古でもやる?」

「師匠が教えてくれるんですか?」

「もちろん!近くのダンジョンにスケルトンソルジャーが出るからそこで鍛えよう!」


 次の日になる頃にはステータスが凄い事になっていた。こんなふうに••••••。


•名前 左馬 成輝
•種族 魔人 6歳
•職業 魔術師Lv12
•称号 転生者 賢者の弟子

•生命力 3500/3500
•魔力 6500000000/6500000000
•攻撃力 910
•防御力 4310

•スキル 算術Lv7 物理概念Lv7 生物学Lv3 家事Lv3 魔力操作LvMAX 魔力感知LvMAX 火魔法LvMAX 氷魔法LvMAX 水魔法LvMAX 風魔法LvMAX 土魔法LvMAX 光魔法LvMAX 闇魔法LvMAX 影魔法Lv1 雷魔法LvMAX 回復魔法Lv1 時空魔法Lv1 呪縛魔法Lv1 詠唱省略Lv2 多重魔法Lv1 剣術Lv4 大剣術Lv1 短剣術Lv1 細剣術Lv1 盾術Lv1 斧術Lv1 槍術Lv1 弓術Lv1 銃術Lv1
•エクストラスキル 言語理解LvMAX 鑑定眼LvMAX 魔力眼LvMAX 暗黒神の加護LvMAX 高速成長LvMAX 魔法創造Lv2


 なんでこんなにレベルに対してステータスがこんなに上がるんだろう••••••。

 このステータスでゴブリン退治に行く事になった。


「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く