友達 へ

ノベルバユーザー235059

beautiful day

お前が死んでから 暇になると
思い出す光景があるんだ
あの頃俺は足が無くて
仕事帰りいつもお前に送ってもらってた
お前が車でかけるプレイリストの中に
U2の「Beautiful day」があって
なぜかいつも話すことが無くなると
その曲が流れたんだよな
何も話さずお互い窓の外を眺めながら
Beautiful dayを聞いた
今よくあの光景を思い出すよ
あの時は全然特別じゃなかった
むしろ無駄なように感じていた光景が
今とても貴重なもののように
感じちゃってさ
U2をダウンロードして
車で聞いてみたりしたんだけど
虚しさしかないんだ
お前にとってもあの日々が
Beautiful dayだったらいいな

「友達 へ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「詩」の人気作品

コメント

コメントを書く