天災殺しの異世界無双

マシュまろ

第47話 戦利品回収

*「お兄さ〜ん!」

ディザスターフロッグとマガンの戦闘の結果を見届けたカリンは戦闘が終わったマガンに涙目になりながら抱きついた。

「怖かったよ〜!」
「ごめんなカリン。危険な目に合わせちゃって」
「大丈夫。気にしなくてもいいよ。私無事だし。それにしても凄いよお兄さん!あのディザスターフロッグを一人で倒しちゃうなんて!」
「そんなに凄いことなのか?」

カリンの言葉にそう答えるマガン。その反応にカリンはうんうんと頷く。

「お兄さんにはそうじゃなくても、私達から見たらそうなの!」
「へー」

マガンは中の下ぐらいの強さと思っているディザスターフロッグだが、実はこの世界では国のトップクラスの実力者の騎士が束になって勝てるかどうかというくらい強い魔物だったりする。そのことを知らないマガンは間抜けっぽく相槌を打つのだった。

*「それじゃあこれどうしよっか?」

マガンと話していたカリンはふとディザスターフロッグの死体に目を向ける。

「どうやって解体するの?」
「物騒だな…多分解体しなくてもいいと思うよ」
「?」

マガンの返答に首をかしげるカリンをよそにマガンはディザスターフロッグの死体に近づいて右手を置く。すると死体があっという間に黒いチリになって消え、死体があった場所には、大きな紫色の皮とバスケットボールくらいのサイズの黄色い宝石が2つ置いてあった。

「うわー!お兄さん何したの?」
天災ディザスター級の魔物は倒したらドロップアイテムを残して消えるんだ」
「へー」

マガンはドロップしたアイテムの詳細を見る。

【天災蛙の剛皮】

ディザスターフロッグの皮。あらゆる外部からのダメージに耐える強力な耐久性を持つ。

【天災蛙の眼珠石がんぎょくせき

ディザスターフロッグの目。光がいくつも屈折して出来る輝きを放つ宝石の目はまさに至高の一品。

詳細を確認したマガンは、それらのアイテムを魔法収納に入れる。

「お兄さん。その素材どうするの?」
「そうだなぁ…まぁ、あとあと考えるよ。」

そう言いながら、2人は森の中を歩いて行った。








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