天災殺しの異世界無双
第44話 vsディザスターフロッグ2
*先程のやり取りからマガンとディザスターフロッグはお互い動けないでいた。離れた距離はおよそ6メートル程。お互いの身体能力なら一瞬で距離を詰められる距離だが、次の相手の出方を考えながら動くとなると動くに動けなかった。戦う者同士にしか入れない研ぎ澄まされた緊張状態。こんな状態のなか、マガンの頭は意外にも冷静であった。死の恐怖がないと言えば嘘になるがその恐怖をかき消すほどに今から戦う相手のことを分析していた。
(やっぱり、ゲームとは違うな…)
相手を見ながら先程のやり取りを思い出すマガン。人体を容易にえぐる程の一撃。向けられる殺気。攻撃を弾いた大剣から伝わる衝撃。どれも元いた世界では体験することはまず無いものばかり。ゲームではない本当の命の奪い合い。恐怖すら覚えるこの場面でマガンはある種の気分の高まりを感じていた。
(ああ…俺ってもしかして戦闘狂なのかな?)
そんな事を考えながら相手を見ていると、遂に動かなかったディザスターフロッグが動き出した。ゆっくりと口を少し開け、先程と同じ様に舌を高速で出し、マガンを攻撃する。マガンも迎え撃つようにデアビル・ホープを振るい、飛んで来た槍の如し舌を弾き飛ばす。
ブォン!
ガキン!
本来、鉄と肉の塊がぶつかって出ないような音が辺りに響く。弾かれた舌がマガンのいない方向に向かって行く。だが、ディザスターフロッグの攻撃はこれでは終わらない。弾かれた舌を今度は鞭のようにしならせてそのままマガンに叩き付ける。それをマガンは再びデアビル・ホープを盾のように構えて防ぐ。
「〜〜〜ッ!!」
防いだデアビル・ホープに伝わる衝撃と風圧に声にならない悲鳴をあげるマガン。だが、彼の口はニヤリと笑みをこぼしていた。
(やっぱり、ゲームとは違うな…)
相手を見ながら先程のやり取りを思い出すマガン。人体を容易にえぐる程の一撃。向けられる殺気。攻撃を弾いた大剣から伝わる衝撃。どれも元いた世界では体験することはまず無いものばかり。ゲームではない本当の命の奪い合い。恐怖すら覚えるこの場面でマガンはある種の気分の高まりを感じていた。
(ああ…俺ってもしかして戦闘狂なのかな?)
そんな事を考えながら相手を見ていると、遂に動かなかったディザスターフロッグが動き出した。ゆっくりと口を少し開け、先程と同じ様に舌を高速で出し、マガンを攻撃する。マガンも迎え撃つようにデアビル・ホープを振るい、飛んで来た槍の如し舌を弾き飛ばす。
ブォン!
ガキン!
本来、鉄と肉の塊がぶつかって出ないような音が辺りに響く。弾かれた舌がマガンのいない方向に向かって行く。だが、ディザスターフロッグの攻撃はこれでは終わらない。弾かれた舌を今度は鞭のようにしならせてそのままマガンに叩き付ける。それをマガンは再びデアビル・ホープを盾のように構えて防ぐ。
「〜〜〜ッ!!」
防いだデアビル・ホープに伝わる衝撃と風圧に声にならない悲鳴をあげるマガン。だが、彼の口はニヤリと笑みをこぼしていた。
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