天災殺しの異世界無双
第37話 マカルル山の魔物3
*「お兄さんって魔法も使えたんだね」
マガンが【岩石弾】で撃ち落としたリアバードを解体しながらカリンはマガンにそう言った。
「うん。この世界に来てから初めて使ったけどうまくいって良かったよ」
「お兄さんの前の世界には魔法とかなかったの?」
「無かったな。魔法とか本当に空想上の話だったし」
「でも、お兄さんすごく魔法使い慣れてるように見えたよ」
「そうか?」
「うん。だって普通あんなに的確にリアバードの頭だけを撃ち抜くなんて出来ないもん」
「じゃあ、さっきの魔法を他のやつがしたらどうなるんだ?」
「う〜ん、私はあんまり見たことないけど、さっきの【岩石弾】って魔法だったら多分、今落ちてきたリアバード達よりもっと食べる箇所が減ってたかもね」
「へぇ〜。なるほどなぁ。だからカリンが最初に弓矢のこと聞いたのか」
「うん。弓矢だったらあんまり傷つけないからね」
そんなことを話している間にリアバードの解体が終わったので、解体したものを魔法収納に入れようとしていたところ、向こうの方で何かが爆発するような大きな音がした。
「…なんだろ今の?」
「爆発音…?なぁ、カリン。この辺に爆発するようなやつがいるのか?」
「いないと思うよ?」
「う〜ん…そうか…。まぁ、行けばわかるし行ってみるか」
「そうだね。それに、お兄さんがいれば大丈夫だからね」
「おう、任せろ!だいたいの魔物は倒してやる!」
「うん!頑張ってね。お兄さん」
そんな会話をしながら二人は森の奥へと進んで行った。
*しばらく進むとさっきの爆発音がかなり近くからするようになった。
二人は身をかがめながら注意深く辺りを見回す。すると、カリンが地面に何かを見つけた。
「お兄さん。これ見て」
カリンにそう言われてマガンはカリンが指を指しているところを見ると地面に蹄のような足跡がいくつもあった。
「なぁ、これ何の足跡だ?」
「う〜ん…これはオークの足跡かな。でもこの数…」
「ああ、多いな」
マガンとカリンの目の前の地面には無数のオークと思われる生物の足跡があった。
「これだけ足跡があるんだ。きっと頼まれた数以上に集まるな」
マガンがそう言ったと同時に爆発音が聞こえた。二人は爆発音がした場所に足を進めるのだった。
マガンが【岩石弾】で撃ち落としたリアバードを解体しながらカリンはマガンにそう言った。
「うん。この世界に来てから初めて使ったけどうまくいって良かったよ」
「お兄さんの前の世界には魔法とかなかったの?」
「無かったな。魔法とか本当に空想上の話だったし」
「でも、お兄さんすごく魔法使い慣れてるように見えたよ」
「そうか?」
「うん。だって普通あんなに的確にリアバードの頭だけを撃ち抜くなんて出来ないもん」
「じゃあ、さっきの魔法を他のやつがしたらどうなるんだ?」
「う〜ん、私はあんまり見たことないけど、さっきの【岩石弾】って魔法だったら多分、今落ちてきたリアバード達よりもっと食べる箇所が減ってたかもね」
「へぇ〜。なるほどなぁ。だからカリンが最初に弓矢のこと聞いたのか」
「うん。弓矢だったらあんまり傷つけないからね」
そんなことを話している間にリアバードの解体が終わったので、解体したものを魔法収納に入れようとしていたところ、向こうの方で何かが爆発するような大きな音がした。
「…なんだろ今の?」
「爆発音…?なぁ、カリン。この辺に爆発するようなやつがいるのか?」
「いないと思うよ?」
「う〜ん…そうか…。まぁ、行けばわかるし行ってみるか」
「そうだね。それに、お兄さんがいれば大丈夫だからね」
「おう、任せろ!だいたいの魔物は倒してやる!」
「うん!頑張ってね。お兄さん」
そんな会話をしながら二人は森の奥へと進んで行った。
*しばらく進むとさっきの爆発音がかなり近くからするようになった。
二人は身をかがめながら注意深く辺りを見回す。すると、カリンが地面に何かを見つけた。
「お兄さん。これ見て」
カリンにそう言われてマガンはカリンが指を指しているところを見ると地面に蹄のような足跡がいくつもあった。
「なぁ、これ何の足跡だ?」
「う〜ん…これはオークの足跡かな。でもこの数…」
「ああ、多いな」
マガンとカリンの目の前の地面には無数のオークと思われる生物の足跡があった。
「これだけ足跡があるんだ。きっと頼まれた数以上に集まるな」
マガンがそう言ったと同時に爆発音が聞こえた。二人は爆発音がした場所に足を進めるのだった。
コメント