天災殺しの異世界無双

マシュまろ

第31話 ギルドマスター

*【示しの姿見】が割れたことでギルド内は大騒ぎになった。職員達はは何やら書類を書きだし始め、見ていた冒険者達はマガンの噂を口々にし始める。

(うわー!やらかしたー!)

周りを見るマガンは一人そんなことを思いながら頭を抱える。そんなマガンに先程の受付嬢が声をかける。

「あのー…マガン様。ギルマスがお呼びです」
「…はい」

おずおずと声をかけてきた受付嬢にマガンは渋々とついて行った。

*受付嬢にギルドの奥にある「客室」と書かれた部屋に案内されたマガンは出されたお茶を飲みながら一人頭を抱えていた。

(さっさと登録して帰ろうかと思ってたのに…というか、鏡に測りきれない俺の力って何!?)

そんなことをマガンが考えていると、部屋の扉を開けて先程案内してくれた受付嬢とカリンと同じくらいの身長の茶髪の頭にウサギ耳をつけた肌がよく見える服を着た少女が入って来た。

(ウサ耳だ!顔も可愛い!)

そう思いながらマガンは少女の詳細を確認する。

【名前】シエル・ウォーム
【種族】バニーヒューム

レベル250
攻撃力5000
防御力2100
俊敏性40000
魔力 7000
運  100


【エクストラスキル】
干渉感知 魔眼 気配消失


【スキル】
盗賊術LVMAX 短剣術LV5 治癒魔法LV5 補助魔法LV6


「いきなり人のステータスを見るとは、疑い深いねぇ」
「!?」

シエルのステータスを見ていると、シエル本人から突然そんなことを言われ、驚くマガンだったがすぐにバレた理由を思いつく。

「…【干渉感知】か」
「そういうこと。君が私を何のスキルで見たかも一発でわかるスキルさ。でもねぇ…」

そう言いながらシエルはマガンに顔を近づける。

「君のステータスは私の【魔眼】では見れないみたいだね。名前とレベル以外全部詳細不明で見えないよ」
「へぇ、【神眼】じゃないと全部見えないのか」
「みたいだね。残念だなぁ。せっかく姿見を破るほどの実力者のステータスを見てみたかったのに」

そう言いながらさらに顔をずいっと近づけてマガンを見るシエル。

(うわぁ!顔が近い!)

シエルはマガンに興味があるのかさらにマガンの顔を触ってみたり、着ている【呪印の鎧】を触っていく。そんなシエルを受付嬢が無理矢理席に座らせる。

「ギルマス。少しは自重してください。」
「あはは。悪いね、ソフィア」

頭をかきながら席に座るシエルをマガンは ドキドキしながら見るのだった。






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