俺の彼女は学園のアイドル!?

大根おろし

#18 体育祭の実行員を決めよう!

ミーンミーンとセミの鳴き声が聞こえる。気温は30度らしい
『あちぃー』
と朝から愚痴をこぼしていた。それを聞いた母が
『そう言ってるから暑く感じるのよ』
と言うと仕事の準備を始めた。
『今日は8時ぐらいに帰るわね』
『おっけー』
と返事した。すると母は家を出た。
『さて、俺も準備しますか』
と独り言を言い玄関を出た。
『おはよう蓮君!』
と元気な声が後ろから聞こえた。
『おはよう理香』
『今日は暑いねー』
『そうだなー暑すぎて溶けそう』
『あは、なにそれー』
『で、話変わるけどそろそろ体育祭だねぇー』
『そっすねー』
元々運動は好きだがわざわざ暑い日にやらなくていいんじゃないかと思う。そして学校に着き、1校時が始まった。すると委員長である、峰川みねかわ幸子さちこ
『このクラスから、クラスの実行員を二人決めまーす。やりたい人は挙手をお願いします!』
えー実行員かよ。やりたくねぇと思ってい たら、1人スっと手を挙げた。
『私やりたいです!』
なんと手を挙げたのは理香だった。すると男子達が一斉に手を挙げた。
『俺がやります!』
『いや俺だって』
『いや俺こそ高梨さんにふさわしい』
その中に涼也や克己もいた。
『え、えっとー』
と理香は困っている様子だった。
すると幸子さんが
『で、では理香さんに決めてもらいましょう!』
と言ったら、男子達が納得した。それと同時に俺は、嫌な予感がしていた。横では愛美が俺を見てニヤニヤしていた。その間に決まったようだ。
『私と一緒にしてもらう人は』
ゴクッと唾を飲む
『れ、杉本君。お願いします!』
ほらやっぱりそして理香今蓮君と言おうとしただろ
するとクラス全体が俺を見た。俺は腹を括った。
『俺で良ければよろしくお願いします』
と言ったら幸子さんが
『実行員が決まりました。杉本さんと高梨で決まりました!一言ずつお願いします』
『頑張りますのでよろしくお願いします』
『よろしくお願いします』
という感じで決まった。その後はいつもどうり寝ました。昼休みになり改めて理香に聞くと
『だって蓮君と学校でも、もっと居たいんだもん』
とぷくっと頬を膨らましていた。俺は、諦めて克己達と弁当を食べた。午後もいつもどうり寝ました。そして下校時間になり帰っている道中
『明日からお願いね杉本君♪』
とイタズラっぽい笑顔を見せた。
『こちらこそよろしく高梨さん』
と返した。明日から忙しくなりそうだ。



どーもーみんなのアイドルおろしちゃんだよ♪九州地方の方や本州の方は大丈夫ですか?
私の所はどしゃ降りでございます
皆さん気をつけてください。
そしてこれから体育祭編です(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
では、いつも感想お待ちしておりますm(_ _)m

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