最弱無敵のエンドフォース -絶望からの成り上がり-

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第10話 一年ぶりの再会

飛躍的に向上した基礎能力は優の動きにあらわれている。
本来なら馬など乗り物を使わないと短時間での移動は不可能。
ただ、優とシュバルツの融合した体ならその不可能を可能とする。


地面を走らず、獲物に見つかってもその前に駆け抜ける。
大木と大木の隙間をすり抜け、まるで猿のようにつたっていく。


元々、小柄で身長の低い優。勢いに乗ると止まらないぐらいに加速していく。


距離があり目標地点である【マルセール】までもこのままいくと夕方までに着きそうだ。


早朝から出発し、比較的時間に余裕を持たせたのは無駄だったか。
優は欠伸をしながらシュバルツにこんな駄々をこねる。


「なぁ、こんなに速くなくてよかったんじゃないか? 俺は……ふわぁ」


『時間は無限ではない、それにどんな物事でも何か起きた時に備えておけば対応出来る』


「はいはい、シュバルツは本当に心配性だな」


『だが、長時間での移動は暇なものだ、少し休憩しよう』


シュバルツの提案に優は動きを止める。
そろそろ小腹が空いてくる頃。それを察したのか相棒であるシュバルツは休憩するよう命じる。
ただ、確定事項ではない。ここから先は優が決めることだ。


しかし、迷わず優は地面に降りてだらしなく胡坐(あぐら)をかく。


「よし、休憩しようぜ、腹が減っては戦は出来ぬ」


『ふむ、それがいい! 集中力が途切れては満足な戦いも出来ないからな』


用意した携帯食料をポーチから取り出す。
木の実を乾燥させてそれを固形物にしたものだ。
他にはキメラ肉の干し肉。シュバルツの魔術で冷やさせて貰っており、冷蔵庫のような役割だと感じる。


空間魔術と氷魔術の組み合わせに優は感心していた。
保管もこの空間魔術に頼っている。


有難く手を合わせてそれらを頂く。味は不味くはないが上手くはない。
腹を満たすだけなら十分過ぎる程のものだった。


ただ、シュバルツの教えでは戦場では食事中も油断はしてならない。


隙をつかれるケースは幾らでもある。


食事、睡眠もまともに出来ないのが戦争であり、戦闘である。


少し優は余計なことは考えず、干し肉に貪りついている時だった。


「そう言えば聞きたかったんだけど、シュバルツって生きている時はどんな人だったの?」


『なんだ、遂に俺のことが気になり始めたのか? お前……まさか』


「そうじゃないよ……ただ、相棒がどんな人だったのか知っておく必要があるだろ?」


一年間の間は、余裕がなくあまり個人的な話をすることがなかった。
シュバルツは優のことをよく知っているが、逆に優は知らないことが多かった。


冗談を交えつつ、シュバルツはそんな優の問いかけに素直に応じる。


『まあ、結論から言うと俺はラグナロの貴族だったんだ』


「え? シュバルツが貴族? 全然そんな風に見えないな」


『お前、俺のことなんだと思ってんだ!』


「冗談が好きで心配性なおっさん」


優は軽く笑いつつ、シュバルツを小馬鹿にする。
ただ、合点はいく。強力な魔術の数々に豊富な魔力。
そして、有り余るエンド量とその知識と経験。


それに、ラグナロと言うとこのワールドエンドの世界の中でも一二を争う程大きな街。
いや、正確には国に近い。前にシュバルツの指導で知識としてはある。
優は何となく聞いていたが、その中での貴族ということき相当に階級が上ということだろう。


あしらいながらも優はそんなシュバルツに感心する。


だが、シュバルツは珍しく後ろ向きな言い方をする。


『だが、貴族というものは大変で俺にとって苦しいことばかりだった』


「……? なんで? うまいもん食べられて、生活に不自由もないんだろ? それで苦しいって貴族じゃない奴に失礼なんじゃないか?」


『いや、確かに優の言うことにも一理ある、だが、俺の豪華な生活はたくさんの人の犠牲と血によって賄われている……そう考えるとやってられなくなってな』


申し訳なさそうに優の相棒は弱音を吐く。
疑問から反論した弟子である優の叱咤にもすぐに対応する。
だが、優は口元を緩ませながら、はっきりと物を言う。


「そんなのしょうがないじゃん、シュバルツだってそこまでの地位にいくのに色々と苦労したんだろ? だったら、好きなようにやればよかったんじゃない」


『お前、何気に怖い考えだな』


「昔の俺だったら多分シュバルツと同じ考え方だったと思う……だけど、一度地獄をみて思ったんだ」


段々とこの辺りの風が強くなっていく。
気が付けば快晴だった空も雲が目立つようになる。嵐の前の静けさか。
優は立ち上がり、既に昼飯は完食しており、手で口元の汚れを擦りながら落とす。


顔を険しくしながら、とても低いまるで聞いた者を全て震え上がらせるように。


「弱い奴は淘汰されて当然、悔しかったら自分が強くなればいい、この弱肉強食の世界ではそれしかないよ」


『生意気なことを言うようになったな、最初の方は森の暗さに怯えて泣いていたのに』


「……それを言うな」


左腕を軽くはたきながら優は立ち上がる。
この話はまた今度聞くことにして先を急ぐことにした。


と、その時だ。


いち早く、優は気配に気が付き近くの草むらに身を隠す。
爆音が優の耳に届き、近隣で戦闘が起こった証拠。
ひっそりと気配を消して、優は上体を少しだけ起こす。
味方ということはほぼ皆無に等しい。残念ながらまだ知り合いはあのクラスメイト以外にいないからだ。


ガリウスか。それだったらいつも通りに処理するだけだった。


ただ、そう簡単にいかないのがこの世界。


「ふぅ、案外再会というのは、はやいな」


『ふむ、あれがお前が言っていた復讐対象の一部か』


「まあね、でも人数が少ないな、流石に拡散させているか、それとも増援が来るかどっちかだな」


必死に湧き上がってくる憎悪を抑えながら冷静に分析する。
ちょうどガリウドを討伐した後なのか。
どちらにせよ、隙を見せているのは確かだった。


小声でシュバルツに伝えるように優は分かっている情報を共有する。


「敵は三人、男が二人に女が一人……今は食事中? 相手はこちらに気付いていない、不意打ちを仕掛ける絶好のチャンスだな」


男の二人組が大森武(おおもりたけし)と冴島翔(さえじまかける)。
二人共バスケ部で活躍しており、一年前の優のことをボコボコにした面子にも入っていた。
恐らくだがそれもあって基礎能力はかなり高い。高い身体能力と連携で対応してくると優は予想する。


そして、今回の目玉となる人物。優は、歯を噛みしめながら、少し雰囲気の変わった女性のことを見る。


『男二人組は剣を得意とする戦闘スタイルだと予想したが、あの女性は……』


「防御壁、攻撃力はないけど並大抵の攻撃は通らない、それがみかちゃん……いや、あの女のエンド能力だ」


『なるほど、つまりはあの女が攻撃を防いで残りの二人が攻撃を通すのが基本な戦法だな』


「ああ、だけど防御壁のエンドは一度見て記憶はしている、状況に応じて有効的に使いたい」


『それなら後はあの二人組がどんなエンド能力かという問題か、それさえ分かれば勝ったも同然なのだがな』


だが、こちらが握っている情報は多い。
不意打ちの仕掛けも準備は出来ている。
後は、その場に応じて戦い方を変えていけばいいだけの話だ。


優は一番いいタイミングで飛び出せるように剣を握り締めていた。


「この辺にはあんまりガリウスいねーじゃん、よかったなぁ」


「……気は抜くな、戦いは最後まで分からない」


「大丈夫、私がみんなを包んであげるから!」


「うっわ、その言い方、元教師の発言?」


大森は調子に乗って担任である八代を指差して笑う。
よく考えれば八代も際どい発言だったと猛省する。
だが、冴島は他の二人とは違い、余計なことは話さない。


こんな時でも冴島は辺りを見渡し敵がいないか確認する。


それを見て優は冴島に気付かれる前に。


遂に身を潜めていた体を完全に起こし敵に向かって剣を突きつける。



他の二人がそれに気付いたのは一歩遅かった。すぐに各自が武器を取り出し、それに対応する。
大森は長い槍の武器。八代は大きな盾。
だが、優の存在に気が付いた後。そのためか攻撃に転じることは不可能だった。


(これなら二人同時に殺せる)


完全に大森と八代は無防備。反撃の心配もない。
優は目を見開きながら首を狙って剣を振った。


――しかし、命中したのは首ではなく金属。


甲高い金属がぶつかりあう音がこの森の中に響き渡る。


防いだのは冴島の大剣だった。リーチが長く、攻撃力が高い代物。
それどころか状況によっては防御も可能である。


すぐに優は後ろに下がり、三人に姿を完全に露出した。


(防がれた? 流石に俺の細い剣じゃあの剣は力ずくでは突破出来ないよね)


考えられる最悪の結末。最低でも一人は仕留めたかったが、冴島に完全に読まれ、防がれてしまう。


絶望しても仕方がないため、優はすぐに切り替えて次の作戦を練る。


そうこうしている間に相手も優のことに気が付く。


「は? あれって……まさか?」


「す、笹森君なんで?」


「……なるほど、晴木が言っていたもしもの可能性が現実となった訳か」


髪色や雰囲気は変わっていてもやはりかつての仲間。
一年如きでは忘れられないようだ。
三人が仰天している中で、優は精一杯の笑みを浮かべる。


「みんな! 久しぶり、出席番号16番! 笹森優です! よろしく……はぁ」


馬鹿にするように優は改めて三人に自分のことを紹介する。
だが、大森は容赦なく槍を優に向かって突き出す。
直前でそれを受け止め、顔の前で槍は動きを止める。
細い剣にエンドを流し込み、強化するエンド【シファイ】。


事前に発動させておいてよかったと実感する優。


機動力と手数の多さで勝負する優にとってこのエンド能力は本当に役に立つ。


受け止められた大森は一歩引いて槍を地面に突き刺す。


「あちゃ! 受け止められたか、やるねぇ」


「あれは、葉月のエンド能力どういうことだ?」


「かつての仲間でも迷いもなく殺しに来るんだね……まあいいや、これで心置きなく殺せるからね」


大森は強い奴と戦えることが嬉しいのかあまり深くは考えていない様子。
冴島は表情を一切変えず、ただ大剣を優に向けているだけ。
担任である八代は状況が未だに掴めず後ろで慄(おのの)いていた。


そして、首謀者である優は今の攻撃で確信した。


もう情なんて一切ないことに。恐らく、三人にとって生贄に選ばれた可哀想な人。


さらに、冴島は優に精神的に追い込ませるようにこう言い放った。


「……残念だが、俺らもお前のことなんてどうでもいい」


「だろうね、そうじゃないと俺のことを生贄になんかしなかった」


「そうだな、ただ、お前には伝えておきたいことがあってな」


冴島は優と真っ直ぐに向き合って静かに真実を伝える。


「夏目楓と風間晴木はもう付き合い、それ以上のことをしている」


「だろうな」


普通なら動揺する場面も優は突き放した言い方で冴島の言動を流す。
意外そうな顔つきで冴島は少しだけ驚きを見せる。
隣にいた大森は知らなかったのか。本気で驚いていた。


『ふむ、なるほどな、精神的に追い込ませてお前を動揺させる作戦だったが……逆効果だったな』


「うん、それで? 言いたいことはそれだけ?」


「おいおい、全然違うじゃねえか! お前ほんとにあの笹森か?」


「……どうやら一年前と比べて変化したのは俺らだけじゃないみたいだ、これは厄介だ」


全く隙を見せない優に大森と冴島はジリジリと後ろに退いて行く。
動揺させるつもりが、逆にこちら側が優の威圧感に押されていた。
戦況は混沌としてきた。数では優側が不利。ただ、優には勝てるという絶対的な自信があった。


『いいか? 勝てない相手と判断したらすぐに逃げる、それは絶対に守れよ』


「了解、だけどこの場にいるということは俺は勝てると思ってるけどさ」


「ちぇ、俺達も舐められたな! ぶっ殺してやるよ」


「……俺達も負ける訳にはいかない、ここで無様に死ぬのはお前だ、笹森」


その瞬間。冴島は動き出し、大剣を優に振り下ろす。
一撃は確かに重いが、交わすのはとても容易。
俊敏に冷静に背後に回り込み、強化した短剣で再び首を容赦なく狙う。


「瞬間加速(アクセル)」


「……!? いいなそれ」


大地を蹴り、重い大剣を持っての身のこなしとは思えない。
背後に回ったつもりが、今度は優が後ろを取られてしまう。
完全に無防備で、そこを大森が機敏な動きで槍で優にとどめを刺そうとする。


しかし、優はその攻撃も読んで新たなエンドを発動させる。


「防御壁(シールド)」


青い光が優を包み込む。これもまた優のエンド能力で八代のエンドをコピーしたもの。


自由自在に防御壁を調節させることが出来て、状況に応じて自分の前だけに発生させたりと応用力が出来る。


さらに、優はエンドを多量に防御壁に流し込んで強度をさらに増す。


狙いは相手の武器を破壊すること。その優の狙いに大森は完全にはまってしまう。


「な、なに……? 嘘だろ、俺の槍が……」


細く長い槍は粉々となり、使い物にならなくなってしまう。
防御壁を無理やり貫こうとしたその代償。
この光景に冴島は眉間に皺(しわ)を寄せながら困惑する。


そして、このエンド能力を持っている張本人は。


「どうして? わ、私のエンド能力を、笹森君が?」


「やっべ! ちょっと休憩しようぜ! ここは穏便に……」


両手を上げて白旗を掲げている大森にも優は迷うことなく首を斬り落とす。
血飛沫が剣に降りかかり、優にも大量のそれが付着する。
強化された剣は人間の首なんてまるで豆腐のように。簡単に削ぎ落される。


返り血を浴びながら、優は残った冴島と矢代に向き合う。


「さてと、まずは一匹……次はどうして欲しい?」


「きゃ……きゃあああああああああああああああ! な、なんてことしてくれたの! 笹森君! あなた自分が何をしたか思ってるの?」


八代は自分の生徒が目の前で殺されたことに激怒しながら、涙を流しながら優に訴える。
叫び声はこだまのように何度か反響する。
冴島もヒステリックになる八代に少し引き気味だった。
だが、優は返り血を拭きながら冷たくあしらう。


「だって、襲ってきたから、しょうがないでしょ」


「しょ、しょうがないで済まされる問題じゃないでしょ! 殺したのよ! あなたは……人を」


「じゃあ、なんで攻撃の寸前にご自慢の防御壁を出さなかったんだ? 充分タイミング的に間に合っただろ?」


何気ない優の指摘に八代は黙り込む。
これは優にも疑問だった。生徒想いで優しい担任。そんな先生が大森が攻撃される直前で防御壁を出さない訳がない。
何故、ここで言葉を失う理由が優には理解出来なかった。
顔を強張らせながら、八代は両手で自分の顔を隠す。


「ここでこんなこと言うのは場違いだと思うけど、先生には何度か色々なことで相談に乗ってもらいました……だからこそ、俺は先生の本音を知りたいんです」


「……っ! う、うう」


「八代先生? もちろんですけど、間に合わなかっただけですよね?」


「本音を言えば先生は見逃してあげてもいいですよ? さてと、どうします?」


冴島と優。両者からの問いかけに八代は過呼吸を起こしながら完全に平静さを失っている。
仏頂面だが冴島は八代のことを信じている。だからこそ、声を珍しく張り上げて冴島は八代に質問する。
だが、対照的に優は獲物を追い込んだ蛇のように。
相手の気持ちを麻痺させ、それは麻薬のように気持ちを錯乱させる。


八代の瞳から涙が止まることなく、情けない声で優にこう言った。


「す、ずみません……う、防御壁はエンドの消費が激しくて、自分が危険になった時に防御壁を使えなくなると考えてそれで」


「うんうん、それで?」


「助けられたけど、自分の保身のために生徒を見殺しにしました! 私は……最低な担任です」


八代はもうここまで言ってしまったら全部を打ち明けた。


生徒想いで優しい先生なんて全くの嘘。
この世界に来る前も色々と卑劣なことをやっていたらしい。


気になった男子生徒には贔屓してたらしく。成績を上げたり、自分の家に呼んでいたらしい。
25歳、独身の女性だったのが嫌になったのだろうか。
そして、驚くべきことに贔屓していた男子生徒というのが優がよく知っている人物だった。


「その男子生徒は……風間君、ううん! 晴木よ! 彼は決して可愛くない私も愛してくれたのよ! だから、だから……」


「……マジで言ってんですか? 八代先生」


「愛してくれた? ということは、ああ! 面白い話ですね、それって」


もう引き返せない。関係を持ってしまった八代はもう迷わなかった。
彼の両親、そして彼のことが好きな生徒には申し訳ないと思っていた。
ただ、それでも本気で八代は晴木のことを愛していた。
これは紛れもない事実だった。


だが、優も冴島も軽蔑した感じで八代のことを見ていた。


「だから、私の晴木が夏目さん……いや、あの泥棒猫に奪われた時は本気で殺してやろうと……あ! い、今のは」


「はい、もういいです! これ以上はもう無駄なようですね、ねぇ? みかちゃん」


「……八代先生、そんな風に思っていたんですか? 正直、見損ないました」


優は一歩ずつ八代先生に歩み寄って行く。
尻餅を着きながら八代は悲痛な叫びを上げる。


「ちょ、ちょっと! 本音を言えば、見逃してくれるって」


「ええ、だから逃げればいいんじゃないですか? だけど、【殺さない】とは言ってないので速く俺に倒される前に逃げた方がいいですよ」


醜く、顔を握り潰した紙のようにグシャグシャにしながら八代は後退する。
元々優れていない容姿がさらに酷くなっている。
これではその年で独身なのも納得だ。優は、そんなどうでもいいことを想像しながら近づいて行く。


「さ、冴島君! お願い助けて! 何でもするから! そうだ、このまま無事にいいことしてあげるから! こんなとこで死にたくないの」


「……っ! 先生! もうやめて下さいよ! 自分で何を言っているか分かっているんですか?」


「お前はどうする? 先生を助けて俺を倒すか、それとも先生を見捨てて俺を倒すか、せっかくだから考えさせてやるよ」


「こ、こいつ!?」


冴島は今すぐにでも優に自分の拳でその余裕のある表情を殴りたかった。


ただ、相手が時間をやると言ってくれている。


そして、冴島にとって八代美嘉という存在はある意味で命の恩人でもあった。


(先生、俺はどうすればいいんですか?)

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